胃腸の健全化 健康の基本
私の経験則では皮膚のバリアーを強化する努力よりも、消化管のバリアーを正常に
戻すための努力の方が報われる。
■ 最優先項目
アトピーを治すため「胃腸の健全化」に取り組みましょう!
こんな風に言われてもアトピー患者の大半はまずピンと来ません。
実感が沸かないのです。
これって、ある意味仕方が無いですね。
だって痒いのは皮膚だけ。胃腸なんて痛くも痒くも無い。
それに皮膚は眼に見えても、胃腸なんて眼に見えないですから。
まして皮膚科では胃腸の話なんてしないし、「アトピー性皮膚炎治療ガイドライン」にも
胃腸なんて言葉は登場しませんから。
なので、いきなり「胃腸の健全化」なんて言われても「?????」となる訳ですね。
じゃ、どうしてアトピーを完治させるのに「胃腸の健全化」が最優先項目なのでしょう?
理由は簡単。
それは消化管が人体最大の「免疫臓器」だからです。
そう。免疫臓器なんですよ消化管は。しかも人体で最大の・・・・。
(コレ、ちなみに免疫学の世界では常識です。)
アトピーを治す際、この当たり前の事実が軽視されすぎていませんか?
消化吸収機能は自律神経機能とともに生体のもっとも基本的な要素で、生命活動
の土台として、体内のすべての器官や組織に影響を及ぼしている。
これは皮膚のバリアーがどうのこうの言う以前の問題で、そもそも消化管の働きが悪け
れば強い免疫系は育まれないって話です。
■ 根治療法の基本は「快便」
ところが大抵の場合、 ここで間違いを犯してしまうんです。
「アレルゲンの除去だ!」「皮膚のバリアーの強化だ!」って・・・・。
で、優先順位を無視したまま、部屋の掃除やスキンケアーに精を出す。
ところがそんな努力をしても消化管の働きが悪いままだと、敵と見方の区別さえ付かない
ボンクラな免疫細胞を配置させたままなので、アトピーは一向に良くならない訳ですね。
私の場合、皮膚に焦点を当てた治療を10年以上も続けましたがダメでした。
自分では相当頑張ったつもりですが、結局、症状をコントロールする域を出ないんですね。
それにこの方向の治療はお金だってバカになりません。
で、毎朝、立派なウンコを出すことだけに専念した。
余計なことを考えず、毎朝、立派なウンコを出すことに注力した。
すると、あれほど頑固だった皮膚の痒みが弱まったのです。
一気に消えた訳ではないけれど、次第に炎症が無くなり痒みが楽になったのです。
この時の驚きを、どんな風に表現すればいいでしょう。
まさに、私の人生に奇跡が起きた瞬間かもしれません。
死ぬほど苦しめられたあの痒みが、ゆっくりゆっくりと消えてゆく・・・。
「アトピーが消えた!」なんて劇的な感じではなくて、ゆっくりと確実に消えてゆく。
正直、初めて手応えを感じました。
■ 目指せ!「胃腸の健全化」
この経験から慢性化した頑固なアトピーを治す場合、いきなりワンステップで綺麗な肌を
目指す方法ってあまり得策ではないと思いました。
順番としては、キレイな肌より先にキレイな腸壁を目指すことがポイントですね。
胃腸の働きが活性化されれば身体も活性化されて元気が出る。
そうなれば必然的にアトピーの治癒率も高くなる。これが「自然の摂理」って思います。
ところで、「胃腸の健全化」って何をすればいいのでしょう?
その前に注意事項。
「胃腸の健全化」を目指すのに無理な我慢は禁物です。
「根性」や「忍耐」をベースにしたポキッ!と折れてしまうような努力は必要ありません。
実際には、「1週間か10日であなたのアトピーがみるみる良くなる!」なんてことは絶対
にあり得ませんから。(この手のキャッチコピーはもう卒業しましょうね。)
状況に応じて、どんな環境にも対処できる自分(体)を目指すのが根治療法。
当然時間は掛かります。でも「改善」ではなく「完治」を目指すなら、根治療法は避けて通れ
無いと思います。
アレルゲンにビクビクするより、どんなアレルゲンが侵入しても大丈夫な自分(体)を目指す
方がヤリガイはありますよ。それに根治療法は自己管理が中心でお金も掛かりませんしね。
<お願い>
「どの位の時間胃腸の健全化に取り組めばアトピーは良くなるの?」って疑問に思われる
かもしれませんが、それは私にも分かりませんのであしからず。
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