「腹八分目」は、胃腸に負担がかからない量です。食べ物の質も大事だが、量はもっと大切だ

14. 胃腸の健全化 秘訣1 少食にする

どんなに体に良いものでも食べ過ぎては意味がない。過食は弊害。アトピーを悪化させてしまう。

■胃腸に負担を掛けない

「○○はアトピーに良いけど○○はダメ!」アトピーの方は、食事の内容に気を配っている方が多いです。
でも、それ以前にもっと大切なことがあります。

それは、食事の量です。食品の内容より量。
食品添加物を避けることは大事。 でも体に良くても、食べ過ぎてはダメです。

何故なら、過食は胃腸に負担を強いるからです。
そして慢性的な過食により腸壁が荒れると、胃腸は自己防衛のために働きを弱めます。

胃腸が働きを弱める・・・
これは非常に都合が悪い。と言うか、胃腸の働きが悪いからアトピーな訳です。

従って、本気でアトピーを治したいなら、食事の量を控え、胃腸の働きを正常化する必要がある。これが『少食』『腹八分目』の意味。 つまり腸壁に休息を与え、養生させるための対策です。

■少食のコツ

ところが、少食は口で言うほど簡単ではありません。
何故なら、今まで染み付いた生活習慣を変えるのは、想像以上に大変です。

私の経験からすると、そもそも食欲が湧くのは、お腹が減った時だけではない。 お腹が減っていなくても、目の前にケーキがあれば、「もうお腹いっぱ~い!」と言いながら食べる訳ですね。

この傾向はストレスがたまっている時、イライラした時により顕著になります。

そう。食欲とは厄介なものなのです。
そもそもアトピー自体がストレス根源みたいなものでしょ。 そこへ「少食!」「少食!」と頑張り過ぎると、必ずどこかで反動が生じてしまう。

その結果は、ストレス爆発でドカ食い直行。

■究極の少食実践法はコレ

これを回避するための方法を紹介しましょう。

ひとつ目は、一口当たり最低50回以上噛むこと。

できれば100回から200回以上噛めれば理想的。
噛むという行為は我々が想像している以上に大切で、わざわざお金を出して胃腸薬を買わなくても、 唾液の中の消化酵素を利用すれば大抵は事足ります。

こんな食べ方をしていると、普通は食事がほどんど前に進みません。凄く時間が掛かるから。

ところが、50回以上噛む狙いはここにあります。

噛んでいる間に、満腹中枢が刺激されるまでの時間を稼ぐのです。またこうすることで、満腹の一歩手前で箸を置きやすくなります。

さらに噛めば噛むほど食べ物が細かくなり、消化器官への負担を減らすことが出来ます。 単純ですが、こうすることで便通もかなり良くなります。

その次は、食欲と真正面から向き合わないこと。

例えば、目の前にケーキがあるとします。
こんな場合「食べたい!」「でも食べちゃいけない!」ってなりますよね? でもこんな状況なら、もう食べてしまうのが正解でしょう。

「そんな!」「そこを我慢しなくては?」って思われるかもしれませんが、こうなった時点では既に負け。 我慢すればストレスがたまるだけですから。

だから食欲と真正面から争うような状況を作らない。とにかくひたすら避ける。逃げる。 これが正解ですね。

食欲に対しては真正面から戦わない。
何故なら、それは最初から負けるのが分かっている戦さだから。 でも戦わないことで、結果的にアトピーに勝てる。

アトピーとの戦いとはそういうものですよ。
それから、アトピーと言う敵と戦う場合には注意すべきことがあります。 それは、愚直であること。

■アトピーを治せるのは愚直な人?

50回以上噛んて食べるなんて難しいことじゃない。誰にもできますよね。 ここには難しい理論もテクニックも無いし、お金も掛からない。要は実行するだけですが、実は大抵の人はやらないんですよ。 いや、正確にはやり抜けない。

1ヶ月程度実行してみて効果がないと、不安になって止める訳ですね。

でも、アトピーなんてものはこんな単純なことをやり抜くか、それとも途中で馬鹿 馬鹿しく感じて止めてしまうか。結局はこんな所で決まる気がします。

何故ならアトピーの根治療法とは100m走のような短期決戦型ではなく、マラソンや登山のような長期戦だからです。なので戦い方も自ずと決まってしまうのです。

■ひとくちアドバイス

アトピーを治すために腸壁を修復する。そのために少食を実行する。 そのために良く噛む。そのためには歯が丈夫でなくちゃいけない。

でもね・・・

アトピーの人ってホントに虫歯が多いんですよね。(甘いモノが大好きだから・・・)
アトピーと虫歯。何の関係も無いと思っていたなら、今からでもしっかり治療した方が良いですよ。

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