酵素を効果的に摂取し、胃腸の健全化に追い風を吹かせる

16. 胃腸の健全化 秘訣3 酵素を活用する

伝統的な日本食はアトピーに最適。「胃腸の健全化」にはカタカナよりひらがなの食事が合う。

■酵素の重要性について

「胃腸の健全化」を目指すための最後の方法。それは酵素を活用することです。

「酵素」と言えば巷には「消化酵素」入りの薬や健康食品、サプリメントが販売されて います。が、この手の商品にお金を掛ける前に是非とも試して欲しいことがあります。

それは、昔ながらの発酵食品を見直すこと。

昔ながらの発酵食品とは味噌、醤油、お酢、納豆、漬物と言った日本の伝統食です。

ひと昔前、地方では肉や魚も味噌漬けにして売られていましたが、これは腐りやすい食材を保存するための知恵でした。

どうして味噌漬けにすると腐りにくいのでしょう?

その秘密は、味噌に含まれている微生物にあります。
味噌は蒸した五穀の上に微生物を繁殖させて作られているため、微生物どうしが集団となり、腐敗菌を寄せ付けないようにしているのです。

私の住む奈良県では「柿の葉すし」が有名です。
これは貴重なタンパク源の魚を海から山間部へ輸送するため、 柿の葉で包んで保存性を高めた先人の知恵がそのまま現在に残る食べ物です。

このように私達は西洋医学が入る前から微生物を食品に活用してきましたが、これは日本の風土から見て理にかなった方法だったのですね。

■健康食品やサプリメントに付いて

私は今でも健康食品やサプリメントの類は肯定派ではありません。

価格的な問題はさておき、市販されている製品のほとんどが何にどう良いのか分からないからです。

また実際、アトピーの時に国内や海外を問わず「アトピーに効く!」と言われるモノを手当たり次第試した結果、 納得できるものはほとんどありませんでした。

栄養なんてものは、本来毎日の食事から摂取するのが一番でしょう。逆に、毎日の食事には無関心なのに、 それを健康食品やサプリメントで補おうとしても、それは本末転倒ですね。

■食生活が変われば人生も変わる

ここで酵素の活用を挙げたのには理由があります。

それは、私達の食生活の変化です。
高度経済成長を境に、私達の食生活は激変しました。
これほど短期間に食生活が激変した国は人類史上でも類を見ませんが、多くの日本人は この事実に敏感ではありません。

少なくとも昭和30年代までの日本人は米や麦などが主食でした。そして副食は魚や野菜、それに海草など。
この時代、アトピーをはじめとするアレルギー疾患の数は今とはまったく比較にならないほど少なかったのです。

戦後、私達はお米を食べなくなりました。
現在、お米の消費量は戦前の半分です。その反面肉類は10倍、卵は7倍、油脂は13倍。 牛乳や乳製品では20倍以上も消費が増えています。(20倍!)

アレルギー疾患が増加した背景には、歴然とした食生活の変化があります。

そんな背景の中、私は味噌、醤油、納豆、漬け物、梅干等、伝統的な日本食がアトピーには効くと感じているのです。

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