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□■ 告白!体験者が明かす「アトピー克服の鉄則!」
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□■ 第5話 2003/11/20 読者数 6788人
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アトピー完治への道
アトピー性皮膚炎克服レポート
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【目次】
・ バックナンバー販売のお知らせ
・ 飛鳥、30歳の決心
・ 崖っぷちだったあの頃
・ 克服の為のテーマ その1
・ 編集後記
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2週間のご無沙汰です。
皆さん、いかがお過ごしですか?
それでは、今回も早速アトピー克服の鉄則をご紹介します。
■ お知らせ
私のメルマガ第一弾「アトピーを段階的に改善させるワンポイント講座」の
バックナンバーが、やっと販売できるようになりました。
克服までの道のりを、少しでも判りやすく伝えたいと思い再編集しました。
その結果、原本からは随分と進化?したモノが完成しました。
■ 飛鳥 30歳の決心
現在私は41歳ですが、自力でアトピーの克服を決心したのは30歳の時でした。
これまでの病院通いを止め、あらゆる民間療法にもすべて終止符を打ったのです。
ちなみに、アトピーを克服出来たのは33歳の頃です。
当時、私のアトピー治療にかかる費用は、年間でざっと100万。
民間療法や健康食品、漢方薬や無農薬野菜などなど・・・
とにかくアトピーが治る可能性のあるモノには、すべて手を付けたといえます。
こんな状態が4年、5年は続きました。
今から思えば、随分高い授業料を支払ったことになります。
こんなにお金のかかることを、何故続けられたのか?
飛鳥家がお金持ちだったから?
いえ、いえ、違います。
当時、アトピーで自己破産しそうになりました。
アトピーの治るのが先か?
それとも、自己破産するのが先か?
ちなみに私は、酒やタバコ、ギャンブルとは無縁です。
それでも家計はいつも火の車です。
実は、こんな家計を妻が助けてくれたのです。
妻は私と結婚して以来、ずっと仕事を続ける事で家計を助けてくれました。
当然、子供どころの話しではありません。
文字通り、当時は私も妻も毎日がアトピーとの闘いだったのです。
こんな毎日に、私はピリオドを打つことにしたのです。
そしてある日、妻にポツリと言いました。
「俺、もうアトピーは自分で治す。」
「これ以上医者やクスリを頼るのは止める。」と・・・
妻は黙って聴いていました。
この日を境に、私のアトピーは大きく改善するキッカケをつかみました。
何故、私が自分でアトピーを治そうと決心したのか?
この答えは非常にシンプルです。
“結局、アトピーは人に治して貰うものじゃない。”
“アトピーを治すのにお金をかける必要は無い。”
これが判ったからです。
しかし、ここにも問題はありました。
アトピーを実際に完治させるには、理論だけでは不十分です。
克服の為には、毎日の生活が非常に大きなウエイトを占めるからです。
実際にはアトピー患者の大半が、実践段階で挫折してしまいます。
理屈では治ることが判っていても、継続的に実践することが困難だからです。
私も例外ではありません。
挫折しています。しかも1回ではありません。
何回も何回も挫折しています。
理屈では治ると判っていても、実践しなければ完治はしません。
それでは、
日常でどんな事に気をつければ良いのか?
また、毎日の食事はどうすれば良いのか?
あるいは改善のチェックポイントは何なのか?
これを知って継続するには、やはり“コツ”があるのです。
自分なりのペースをつかむ要領とも言えるでしょう。
さて、その“コツ”とは一体何でしょう?
それは “段階的に改善”させることです。
決して無理をしてはいけない。
一つ一つの小さな成功体験を積み重ねる。
これが結局、完治への近道になります。
メルマガ第一弾、「アトピーを段階的に改善させるワンポイント講座」では、
完治への近道を判りやすく紹介しています。
あなたも“コツ”をつかんでください。
詳細はこちらから→「アトピーを段階的に改善させるワンポイント講座」
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■ 崖っぷちだったあの頃
アトピーになって、最大のピンチを迎えた頃のエピソードです。
話しは「自分でアトピーを治そう!」と決心するおよそ1年前のことです。
29歳の頃だったと思います。
気がつけば、みるみる眉毛が薄くなってゆく。
その理由はただひとつ。
掻くから・・・だって痒くて仕方ないから・・・
しかし、これだけはどうしようもない。
「顔だけは掻いちゃダメだ。」
「今日は絶対に眉毛は掻かないぞ!」
と決心しても、手が勝手に伸びている
当時、営業職の私にはこれが一番辛い。
代理店の人に会うたびに恐怖の質問が待っている。
「あれーっ!」
「どーしたの ココ?」
ココとは、もちろん眉毛のことです。
本当に短期間の間に、私の人相が変わりました。
このとき初めて、眉毛の役割の大きさに気が付きました。
剃り込みやパンチパーマなんて敵じゃない。
もう誰が見ても、ひと目で判る立派な札付きのアトピーです。
しかしこれは、猛烈なストレスとなってアトピーを悪化させてしまいます。
とにかく誰とも会いたくない。話したくないのです。
いくら前向きになろうとしても、気が付けば消極的な自分がいる。
これは営業職にとっては、崖っぷちの状態です。
それでも当時、私には希望がありました。
眉毛が無くなっても頑張れる心の支えです。
無邪気に信じるモノがあったのです。
それは、「好転反応」です。
実はこの時、私はある民間療法のカウンセリングを受けていました。
カウンセリングと言えば聞こえは良いですが、簡単に言えば漢方薬局の
オヤジのアドバイスです。
そのアドバイスとは、“脱ステロイドの薦め”です。
ステロイドを止め、その間に漢方薬で免疫力を高めてアトピーを治す。
一見、もっともらしい理にかなったアドバイスです。
「うん。これで良いんだよ。」
「いーねぇ、いい感じだ。」
薄くなった私の眉毛を見て、オヤジはさもこれが当然の成り行きかのように頷く。
そして私と自分自身に言い聞かせるように・・・
「これはステロイドの悪い毒が出ている証拠だよ。」
「ステロイドの毒が出尽くした時、アトピーは治る!」と・・・
一通りオヤジの説明を聞いた後、保険の効かない高額な漢方薬を持ち、自分に対して
言い聞かせるのでした。
「好転反応だ」
「そうだ。これは好転反応なんだ!」
「もう少し辛抱すれば、アトピーとさよなら出来るんだ!」と・・・
そして1ヶ月が過ぎ、2ヶ月が過ぎました。
もう私の眉毛は両方とも見事に無くなってしまいました。
そして2ヶ月が経過した頃から、私の身体に異変が起こりました。
全身からリンパ液が流れ出し、顔がパンパンに腫れたのです。
いわゆるムーンフェースです。
ある朝目覚めると、目が見えない。
視界がまったく無いのです。
私の声にびっくりした妻が駆けつけました。
これは目が見えないのではなく、リンパ液でまぶたが開かないのでした。
もう、限界だったのです・・・
いや、限界を超えていたでしょう。
そしてとうとう、会社に出社すら出来なくなってしまいました。
全身が黄汁まみれになり、起き上がる事すらできないのです。
仕事どころの話ではありません。
パニック状態に陥り、その後は緊急入院です。
発狂寸前だったかもしれません。
診断の結果、ヘルペスを併発しアトピー性白内障の一歩手前でした。
入院に際しても、3人の相部屋ではなく個室が条件という厳しい状況でした。
何故こんな目にあったのか?
アトピーを完治させた今、私にはこの理由がハッキリと判ります。
あれほど頑張ったのに、一向にアトピーが改善しなかった理由です。
私が経験したこの様な努力は、残念ながら直接完治には結びつきません。
この手の努力は、いくら頑張っても努力の甲斐が無かったのです。
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■ 脱ステロイドだけではアトピーは治らない
アトピーを克服する過程で、ステロイドの離脱を目指すこと自体は決して
間違った方向ではありません。
いや、むしろアトピー完治への道では、ステロイド離脱は避けて通れません。
しかし、これには注意が必要です。
以前の私同様、アトピー患者の多くはステロイドを使用することに対しては、
多かれ少なかれ心のどこかに罪悪感や恐怖心を持っています。
そして、次第にこのクスリに対する依存度が高くなった時、ふと我に帰ります。
「やばい!」と・・・
これはある意味、本能的なことかもしれません。
この場合も厄介なことに、大抵は恐怖心や焦りを伴っています。
「いつまでもこんなクスリを使ってちゃダメだ!」
「アトピーが治らないのは、いつまでもステロイドを使用しているからだ!」と・・・
こんな心理状態の時に、“ステロイドを切らせて成り立つ商売”が繁盛します。
それは さておき、私は自分自身のこの体験から大切なことを学びました。
それは、単なる“脱ステロイドだけではアトピーは治らない”ということです。
そう。いくら頑張って脱ステだけを懸命に取組んでも、アトピーは完治しない。
「どーしてそんなエラそうなことが言えるんだ?」
「何か証拠や根拠でもあるのか?」
と思われるかも知れません。
ここで皆さんに質問です。
アトピーとはまったく無縁の人、例えば藤原紀香や星野監督にお願いして、一年間
継続的に“強い”クラスのステロイドを塗り続けて頂くとします。
そして、もうそろそろ副作用が出始める頃かな?という時、或いは既に少しだけ
ステロイド皮膚症が出た頃を見計らって、スパッとステロイドの使用を止める。
すると、この2人はどうなると思います?
この2人には、どんな試練が待ち受けているのでしょう?
現実問題として星野監督も藤原紀香も、決して、決して、こんなお願いは聞いてくれ
ません。普通の人でも「嫌や!アホ!」(関西弁)で終わります。
しかし、世のかなには“アホな人”もいるのです。
ある意味“変人”と言えるかもしれません。
アトピーでもないのに、来る日も来る日もステロイドを塗り続ける。
2週間に一度病院へ行き、診察は受けずにステロイドだけを貰う。
こんなことを1年以上も続ける人が・・・
「ちょっと待て!」
「この話しは、おかしいぞ!」
「大体そんなこと出来るのか?」
「診察無しでステロイドだけを貰うことなんて?」
はい。
全然問題ありません。
診察なんて受けなくても、ステロイドだけ簡単に入手できます。
私の経験では、肌の状態を診る医者の方が少数派です。(初診時は別ですが・・・)
アトピー患者とは視線すら合わさない医者だって珍しくはありません。
「クスリだけお願いします。」と受付で言えば、
「ちょっと待って下さい。」と言われた後、処方箋はホイホイ出ます。
とにかくこんな現実離れした事を、飽きもせず1年以上続けた人がいるのです。
その人とは、私、飛鳥です。
ハッキリ言って、大バカ野郎です。
単にアトピーを克服しただけでは満足できず、会社を辞めて農家に弟子入りする
傍ら、アトピーの原因と解決策を自分なりにトコトン突き止めてみたかったのです。
しかし、私はこの人体実験を通じて、ステロイドの本質とリバウンドの仕組みについて、
ハッキリと認識することが出来ました。
この辺を明確に説明できる人は少数派です。
本屋さんに売っているアトピー本では、まず取り上げられていません。
その証拠に、現在でも“リバウンドによる悲劇”が後を絶ちません。
多くのアトピー患者が、今も貴重な青春期を台無しにしているのです。
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■ 克服の為のテーマ その1
「リバウンドの悲劇”は避けられるのか?」
「大きなリスク無しで、アトピーは完治できるのか?」
これが私にとっての最大のテーマでした。
結論から言えば、私は自分の経験上、“出来る”と思っています。
ステロイド無しで完治させる方法です。
どうすればそんなことが出来るのか?
ステロイドのリスクを背負わず、また、ステロイドを使用せずアトピーを克服
させるにはどうすれば良いのか?
その為には、まずハッキリと理解すべきテーマがあります。
そのテーマとは、“離脱皮膚炎”です。
この“離脱皮膚炎”を知っているのといないのとでは大違いです
アトピーを克服する上で、天と地ほどの違いがあります。
病院で教えてくれたかどうかは関係ありません。
あなたが知っているかいないかだけの問題です。
「離脱皮膚炎?」
「なんだそれ?」
このヒントが、先ほどの質問です。
ステロイド皮膚症が出始めた頃に、一気にステロイドを止めたらどうなるのか?
ここでは、アトピー患者とアトピーでない人の症状に大きな違いが出ます。
次回はこの“離脱皮膚炎”を中心に完治までの過程を、私の実体験をもとに
ご紹介します。
お楽しみに
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【編集後記】
最後までお読み頂きありがとうございます。
今回はアトピー劇場「太郎の挑戦」と、もしもしこちら飛鳥ですのコーナーは、
一回お休みです。次回は太郎さんも元気に登場してくれる予定です。
メルマガバックナンバー
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このメルマガでは、お金をかけず、時間をかけず、自力でアトピー克服を
目指す方法を判りやすくお伝えします。
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発行人 飛 鳥
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次回発行予定 12月11日 木曜日
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