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■ 告白!体験者が明かす「アトピー克服の鉄則!」 第10話
□■ 2004年 2月8日発行
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【このメルマガの趣旨】
アトピーを克服したい!
そんなあなたをサポートするのが、このメルマガの使命です。
このメルマガは、「どうすればアトピーが治るのか?」と言う疑問に対して、
私自身の実体験をベースに、克服の秘訣を解りやすく紹介しています。
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【目次】
・ 病院でのストレス
・ 忘れてしまった大切なこと
・ 東洋医学の知恵
・ 編集後記
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寒い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしですか?
最近、皆さんからの問合せや御質問が急増しています。
出来るだけ早い返答を心掛けていますが、時には1週間から10日程度時間
の掛かる場合も出てきました。
返信に関しては、プライベートの時間を利用している為、御理解下さい。
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■ 病院でのストレス
現代西洋医学は、素晴らしく緻密な知識と技術を持っています。
また、遺伝子レベルの診断や、最先端のハイテク医療を研究している医学者
もたくさんいます。
しかし私は自分がアトピーになって、疑問に思ったことがあります。
これは私だけでなく、多くの方が病院で体験済みだと思いますが・・・・・
それは、極端に患者と医師のコミュニケーションが不足していることです。
私の場合、カルテに文字を埋めるだけの医師もいました。
視線すら合わさない医師も、一人や二人ではありません。
「はい。これ塗って。」
「ダメだったの?」「それじゃ これ塗って」
「これでしばらく様子をみましょう。」
この「様子をみましょう」と言うのも曲者です。
お決まりの3分診療パターンです。
この情況は、大きな病院になるほど顕著になりますね。
殆んど、流れ作業の感じさえします。
しかし、これは一方的に病院だけを責める訳にはゆかない事情もあります。
私は総合病院や個人病院の、経営上の損益分岐点がどの程度かは知りません。
しかし人件費などの固定費や、設備投資だけを見ても大体の想像は付きます。
仮にアトピー患者一人に対して、点数にならないアドバイスを1時間かけて
行った場合、一人の医師が診断できる患者の数は、一日に多くてもせいぜい
7、8人程度。
診察時間を30分としても、15人程度で1日の診療が終わります。
これだと、仮に患者のアトピーが治っても、結果的に病院は倒産しますね。
とにかく経営の為には、患者の数をこなさなくてはいけない。
患者からの保険点数を上げなければ、病院の経営が成り立たない。
従って、「○○検査に××検査、念のため△△検査もしておきましょう。」
これが、現実ではないでしょうか?
一方、患者にとって病院に行く目的は、自分のアトピーを完治させることで、
病院の経営上の問題には直接何の関心もありません。
単に「はい。これ塗って」
とステロイドを処方されても、患者の本音は違う。
「何故、こんなことになったのか?」
「どうすれば、健康な身体を取り戻せるのか?」
知りたいのはこの一点です。
この問題が解決されれば、○○検査や××検査に支払った医療費だけでなく、
目に見えない診察待ちのストレスにも納得がゆくのです。
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■ 忘れてしまった大切なこと
今回は、私の失敗体験を披露します。
私はこの体験から、アトピーを克服するための大切なコトを学んだのです。
今となっては、大きな投資だったかもしれません。
私には、アトピーがひどくて辛かった頃、健康食品やサプリメントを買い
漁った経験があります。
「アトピーに効く!」と思ったモノは、手当たり次第購入したと言えます。
家計が傾き始め、家内が悲鳴を上げたのもこの頃です。
しかし、結果的には健康食品やサプリメントが、私のアトピーを改善させる
キッカケにはなりませんでした。
どんなに高額な商品を購入しても、私のアトピーは改善しなかったのです。
これは一体、どうしてでしょう?
購入した健康食品やサプリメントは、まったく意味がなかったのでしょうか?
又、栄養学のビタミンやミネラルは、アトピーには役立たないのでしょうか?
これには、ハッキリとした理由がありました。
当時の私が、どれほど高価なモノを摂り入れても、結果の出なかった理由です。
アトピーのため アトピーのため アトピーのため
すべては、アトピーのため・・・
健康食品やサプリメントだけではありません。
アトピー本を読み漁り、運動や体操をして、温泉でリラックスしたのも、すべて
はアトピーの為です。
しかし・・・
残念ながら、アトピーは一つの症状に過ぎません。
アトピーだけを治そうとしても、アトピー完治の糸口すら見つからない。
本当は・・・
身体がボロボロだった。
いや、正確には、体内の臓器が悲鳴をあげていた・・・
アトピーは、単に警告を発していたに過ぎない。
「体内の臓器をバランス良く働かせてくれ!」
「ビタミンやミネラルばかり入れられても、処理する力が無い!」と・・・
私はここで初めて、身体全体に目を向けることに気が付いたのです。
健康食品やサプリメントを利用するにも、最低限の条件はあったのです。
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■ 西洋医学のクスリは体を冷やす
ステロイドや抗アレルギー剤をはじめ、私は長期間西洋医学のクスリのお世話に
なってきました。
これらのクスリについての副作用は、一般的に良く知られています。
しかし私は、ステロイドやその他、西洋医学のクスリのもっとも厄介な問題点は、
血流障害による、“冷え”だと感じています。
“冷え”とは?
これは、女性特有の“冷え性”とは少し違います。
体全体の循環が悪くなって、バランスの崩れた状態と解釈するのが判りやすく、
アトピーの方なら男性も例外ではありません。
私の場合、まずこの体の冷えを改善することが、結果的にはアトピーを改善さ
せる上で大きな力となりました。
この“冷え”を意識することで、日々の生活習慣や食生活など、アトピーを克服
する上での知恵が相当身に付いたといえます。
具体的には、体を徹底的に温める工夫をすることで、次第に体調が良くなるのを
実感できたのです。
体を温める食材、冷やす食材。
最初は、何と言っても食事の内容からスタートです。
とにかく、徹底的に体内を暖めることを実行しました。
その結果、意外な発見もありました。
漢方薬です。
現在、私は自分の身体にあったピッタリの漢方薬を把握しています。
毎日、飲んでいる訳ではありませんが、出張などが重なり、少しヤバイと感じた
時には、この漢方薬を飲むことで体調を戻すことができます。
しかしアトピーの時はまったく訳も判らずに、処方された漢方薬を無条件に飲用
していました。(これで良くなると信じながら・・・)
一例を挙げましょう。
私がアトピーの時、処方された漢方薬の代表的なモノとして、“黄連解毒湯”と
“消風散”というのがあります。
私のアトピーは、結果的にこの2つの漢方薬では、何の改善もありませんでした。
アトピー改善の代表とされている漢方薬にも拘わらずです。
理由は明白です。
つまり“黄連解毒湯”や“消風散”などは、どちらかと言えば体を冷やす漢方で、
体の火照りや、イライラを鎮める効果のある生薬が配合されています。
アトピーの漢方治療では、赤く炎症をおこしている肌の状態を診て、皮膚の火照
りを冷やす為の処方をする場合が少なくありません。
しかし私の様に、長期間ステロイドなどのクスリを使用した結果、体の冷えた人
がこれらの漢方薬を飲めば、体の歪みが益々ひどくなって精神機能も低下する
可能性もあります。
私の場合には、逆に体を温める効果のある漢方薬を飲むことで、体の歪みも矯正
され、精神機能も自然と回復してゆきました。
甘いものがアトピーに良くないのは、単に砂糖がビタミンやミネラルを奪うと言
う理由だけでなく、陰性食品として体を冷やしてしまうからです。
それでは、次回は体を温める具体的な方法を御紹介します。
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【編集後記】
最後までお読み頂きありがとうございます。
毎回、メルマガ読者の方から、多くのご依頼や質問を頂いています。
その中でも、最近ではアトピー完治までの過程を、一冊の本にして欲しいという
依頼が多くなりました。
時間的な問題もあり、今まで結論を出せずにいましたが、今回はこの本だけでなく、
アトピー克服の実践マニュアル作りにチャレンジすることにしました。
今まで当メルマガは隔週の配信をしていましたが、今後は月に一度程度の配信を
予定しています。
このメルマガでは、お金をかけず、時間をかけず、自力でアトピー克服を
目指す方法を判りやすくお伝えします。
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発行人 飛 鳥
関連HP アトピー完治への道 www.atopy-1.info
アトピ性皮膚炎克服レポート www.1atopy.com
問合せ asukairo@atopy-1.info
次回発行予定 3月日7日 日曜日
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