2006年 7月 の投稿一覧

60 ステロイドの呪縛

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■ 第60話 2006/07/19
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   アトピー性皮膚炎克服レポート
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【このメルマガの趣旨】
アトピーを克服したい!そんなあなたをサポートするのがこのメルマガの使命です。
私<飛鳥 旬>自らの体験を通じて、自力でアトピーを克服する方法を一挙大公開!
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飛鳥です。
毎日ジメジメとした日が続きますが、いかがお過ごしですか?
 
早いもので、このメールマガジンもそろそろ3周年を迎えようとしています。ここまでやって来られたのも、ひとえに読者の方の励ましがあってこそ。改めてお礼申し上げます。
 
ところでこのメルマガ。実は、私にとっては2作目なのですよ。最初に私がメールマガジンを配信したのは2003年の1月。それは「アトピーを段階的に改善させるワンポイント講座」というタイトルのメルマガで、当時の読者数は確か230人程度だったと記憶しています。
 
その頃、読者の方からよくこんなご質問を頂きました。
 
「胃腸の健全化? 何それ?」
「アトピーと胃腸、いったい何の関係があるの?」
 
今となっては懐かしい話ですが、消化器官の正常化がアトピー克服の第一歩だった私の体験を紹介するには、随分時間が掛かったように思います。
 
でも、今では多くの方から共感頂けるようになり、本当に嬉しく思います。「石の上にも三年」って諺の通り、やっぱり続けるって大切なことですね。
 
そして、この間、苦しんで、試行錯誤して、努力して、少し良くなって、でも悪くなって、落ち込んで、立ち上がって、思い直して、また頑張って、だいぶ良くなって、また悪くなって、落ち込んで、それでも起き上がって、もがいて、頑張って、遂にアトピーを治した。
 
そんな人たちと、たくさん出会うことが出来ました。「○○を買ったらアトピー治りました!」って人はあまり知らないけれど、苦しんで、努力して、自力でどん底からアトピーを克服した人なら大勢知っています。
 
「やっぱりアトピーって治るよな!」って素直に感動します。
 
それでも、アトピーとの闘いはいつも長期戦。だから、アトピーと闘っている人の心はいつもゆれ動いています。どんなに強い人でも、ついつい不安になってしまうから…
 
「大丈夫かな…」
「コレでいいのかな…」
 
実は、私自身もそうでした。とにかく、心の拠り所が欲しかった。だから、このメルマガはまだまだ続きます。恋愛、進学、就職…。アトピーによる悲劇はもうたくさん。
 
アトピーは治してナンボ。
さて、今回もはじまり、はじまり。
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【今回のテーマ】
・ステロイドの呪縛
・結果がすべて
・編集後記       
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◆ ステロイドの呪縛 ◆
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アトピーといえばステロイドと言われるほど、この両者は切っても切れない。それは喘息やリューマチ、膠原病のようにアトピー同様、ステロイドが治療の柱になっている病気と比べても根が深い。
 
1992年2月。
私は、お先真っ暗としか言いようのないほどの激しいリバウンドを体験した。
 
その理由は明らか。
ステロイドを一気に切ったから。15年以上使用していたステロイドを、一気に止めたのだ。
 
「ステロイドを使っていたら、アトピーは絶対に治らない。」
 
「アトピーがひどくなったのも、ステロイドの悪い毒が蓄積されたから。」
 
また当時、マスコミによるステロイドバッシングが背景にあったことも事実。とにかくステロイドを切らない限り、何もはじまらない。
 
そんな想いだった。
「ステロイドを切れば、自然にアトピーが治るかも…」
 
そんな期待があったことも事実だ。とにかく、ステロイドを切れば何とかなると思っていたのだ。
 
ところがリバウンド後に収拾がつかなくなり、緊急入院してビックリ!そこは、リバウンドに苦しむアトピー患者の集まりだったのだ…
 
この瞬間、私は悟った。
「アトピーより、リバウンドによる被害の方が大きい…」
 
「ステロイドを止めるだけではアトピーを治せない…」
 
今まで、何かとてつもなく大きな勘違いをしていたと感じた。自分のアトピーのことばかり考えて、自分だけの狭い世界に入って…だから自分と同じような境遇の人達を見たときにハッ!と気付いた。
 
「ステロイドは枝葉の問題に過ぎない…」
 
「大切なのはステロイドを抜くことじゃなく、アレルギーを沈静化させることだ…」
 
この時以来、私はステロイドの呪縛から解き放たれた。そして、アトピーを治すためのターゲットを一本に絞った。
 
体内でアレルギー反応を起こさない為の努力に目標を切り替えたのだ。アトピーを治すにはアレルギー反応が起きないようにするしかないと…
 
そして、好酸球やIgEの値を下げるための努力を続けた。すると、徐々にこれらの数値が下がり始めた。と、同時にアトピーは沈静化した。そして好酸球の値が5を切り、IgEの値が80を切った時、奇跡が起きた。
 
アトピーは完治していたのだ。
 
これ以後今日に至るまで、私はアトピーと無縁の生活を送っている。だが振り返れば、これは奇跡でもなんでもないような気がする。
 
そう。当たり前のことなのだ。
 
アトピーはアレルギー疾患。
だったら、アレルギーが治ればアトピーは出ない。
 
たったこれだけのことだったのだ。
 
ステロイドはアトピーの本質とは何ら関係がない。だったらあまりステロイドのことで思い煩うことはない。
 
迷わず、アトピーだけを直視すればいい。
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◆ 結果がすべて ◆
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ちょっと誤解を招く表現かもしれないけれど、本音を少し。やっぱり、アトピーは完全に治してしまわなくてはいけない。
 
「症状をコントロールすればいい…」なんて云う人もいる。確かに、それもひとつの選択肢かもしれない。
 
でも、自分でやってみれば分かると思うけれど、症状をコントロールすることは決して楽ではない。旅行やデートの何日も前からステロイドで調節しても上手く行かない時だってある。
 
そう考えると、自分が症状をコントロールしているつもりでも、もっと大局的に見れば、逆に自分がアトピーにコントロールされていることに気付く。
 
アトピーが完治すれば、こんな煩わしい思いは一切しなくて済む。やっぱり、アトピーとアトピーでないことの間には歴然とした違いがあるのだ。
 
私が「完治」にこだわる理由もここにある。そりゃ、アトピーが治ったら治ったで、それ以外の悩みは出るだろう。でも、そんなのは当然のことだ。
 
だって、人生を歩んでいるのだから…
 
でも同じ悩みや壁にぶつかるなら、アトピー以外の方がいいと私は思う。出来るならアトピーは、さっさとおさらばして、恋や仕事で大いに悩み苦しむ方が良いと私は思う。
 
誤解を招くかも知れなけれど、これが私の本音だ。
 
何故って?
悩んだり、苦しんだりしたことって、やっぱり人生の糧になって欲しいから。私の場合、アトピーの時なんて全然良いことなかったから…
 
やっぱり、同じ努力をするなら、結果の出る努力をしたいです。
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「アトピーの苦しみは誰しも同じ。大丈夫だ」
これを伝えたくて話せなかった過去も記しました
→飛鳥旬の「アトピ完治への道」

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<発行人> 飛鳥 旬
・関連サイト アトピー完治への道
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・次回発行予定 07月30日(水)
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59 自分の身体に訊く

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■ 第59話 2006/07/03
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飛鳥です。
みなさん、いかがお過ごしですか?
 
日曜日の奈良県地方。午前中は雨だったのですが、昼からは気持ちよく晴れました。私、こんな日はチャンスと思ってやることがあります。「よし、やるか!」って少し気合を入れて庭に出る。
 
そう、草取りです。
こんな日は、自宅の庭に生えている雑草が面白いように抜ける。雨で地盤が緩くなり、普段ならプチプチと切れる草も簡単に抜ける訳ですね。つまり、同じ雑草を取るにも半分の労力で片付いてしまう。
 
「それがどうしたの?」
「私の家はマンションだから…」
 
って言われると少し困るけれど、要するに、自然に逆らわず生きる知恵って、実は思っている以上に大切だってことです。特にアトピーの様な慢性疾患の場合、知らない間に自然の摂理から離れている。
 
「おいおい、オレが悪のか?」
「何言ってんだ、オレは被害者なんだぞ!」
 
って勘違いしていたのは、過去の私。そんな考え方をしているから、いつまで経ってもアトピーを治せない。だって、自分の生活習慣に何の疑問も持っていなかったのですから…
 
皆さんは、私の様な考え方をしては損です。
ダメ!とは言えませんが、やっぱり損です。
 
そこで、今回は「普通が一番」というお話。
さて、はじまり、はじまり。
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【今回のテーマ】
・普通が一番
・自分の身体に訊く
・編集後記       
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◆ 普通が一番 ◆
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「健全な身体に健全な魂が宿る」という言葉がある。この言葉、本当の所はどうなのか? 正直、私にはよく分からない。
 
身体が健康ならそれに越したこと無いと思う反面、じゃ、健康でない人の精神は健全じゃないのかと考えると、そんなことはないような気もする。
 
偉人にはむしろ身体にハンディを背負った人が多い。ご存知のように、ベートーベンは三重苦だった。
 
だから大きな視野に立てば、アトピーでもそれを正面から受け入れ、力強く生きれば良いだけの話なのかもしれない。
 
私の場合、アトピーの時の本音を言えば「偉人のように、どんな試練も乗り越えなければ…」と前向きな時もあれば、「試練なんて無ければ無いに越したことはない…」と思うときもあった。
 
そんな私の結論は、結局「普通がいい」ということ。そんなキッカケとなった出来事を紹介。
 
アトピーの時、私は玄米菜食主義というものに魅力を感じたことがある。いわゆるマクロバイオティック。実は、これにはもの凄くのめり込んだ時期があった。
 
「これしかない!」といった感じで、提唱者である桜沢如一さんの本を読みまくった。と言うか、本を読むだけでなく実践もした。
 
そしていつかはアトピーも治り、「宇宙の秩序」に出会えるような気になった。玄米菜食主義なら「世界の食料問題」でさえ、一気に解決できると思った。
 
だが、このマクロバイオティック。私には少し荷が重すぎたようだ。玄米と野菜だけの食生活は、私には到底無理だったのだ。
 
玄米や野菜中心の食生活は大切。でも、私はお好み焼きが大好きだし、時には家族で焼肉屋にも行きたかった。
 
つまり私の場合、「宇宙の秩序」や「世界の食糧問題」よりも、家族との団欒や友人、同僚とのコミュニケーションの場として食事の方が大切だったのだ。
 
普通、普通、普通。
とにかく、アトピーでない普通でいたかった…どこにでもいる20代の男として、普通に振舞いたかったのだ。夏になれば半袖を着る、そんな普通の生活が欲しかった。
 
今でも、玄米菜食主義を否定するつもりはない。でも、私は根本的に普通が好きなのだ。
 
食養生を唱える人は、○○主義とか○○療法という名前が好きなようだ。○○主義って言うのは、ちょっと普通じゃない感じがする。
 
その前に「自分に出来るかな?」って身構えてしまう。でも「当たり前のこと」だったらできる。
 
朝起きて、顔を洗って歯を磨く、そして風呂に入ってひげを剃る。この程度なら、間違いなく私にもできる。それは、当たり前の習慣だから。
 
だから、食生活も身近に実行できるレベルにまで落とし込むのが一番。焼肉やアイスクリームを食べたら一貫の終わりなんてことはない。
 
むしろガリガリに痩せるまで玄米と野菜だけを食べ続けることと、ただの偏食は何が違うのだろう…
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◆ 自分の身体に訊く ◆
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朝日新聞の夕刊に載っている連載。
-ブラックジャックたち-
 
聖路加国際病院の理事長、日野原重明さんによると、「心臓の病気は問診だけで6割、聴診器による診察も加えれば7割わかる」というのが持論らしい。
 
「今の医者は聴診器を使えず検査データに頼り過ぎ。データがないと病気の見当もつかないから、無駄な検査ばかりが増える」と嘆いておられる。
 
また、日本の医師は根本的な病気の診断をせず、症状ごとに対症療法的に薬を出すことが多く、長年の症状がずっと使用していた薬のせいというケースもある。
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確かにその通りだと思う。私のステロイド皮膚症はこれ以外の何ものでもない。でも、今後の日本の医学の世界。私は、日野原さんのような医者はどんどん減ってゆくような気がする。
 
そして、聴診器は使えないけど、美容整形をするためのメスを巧みに使える医者の数は増えるような気がする…
 
「どうして?」って訊かれるとよく判らないけど、とにかくそんな気がする。
 
アトピーのような慢性病になった患者はどうすればいいのか?
 
そんな心配はいらない。聴診器なんてなくても、自分の身体が直接教えてくれるのだから。身体はキチンと便りをくれている。
 
そう。毎日の便通。
ウンコを見ればいいのだ。
 
大体、食べたものがしっかり排泄されるようになれば、老廃物は肌から出ない。アトピーに関する限り、ブラックジャックを探すより、自分の健康は自分で維持するという自覚を持った方が得策である。
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  ◆◇ <編集後記> ◇◆
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当メルマガをご覧頂きありがとうございます。
会社から帰宅してパソコンを開くと、メールの多さに愕然とする今日この頃です。その大半がメルマガやホームページをご覧になられた方から。その数、半端ではありまん。出来る限り返信するのですが、6月末時点でのご質問メールが1300件。何か対策を考えます。メールの返信をお待たせしてごめんなさい。
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【実体アトピー克服レポート】
アトピー性皮膚炎を克服するための第一歩。
何故アトピー克服には「胃腸の健全化」が
大切なのか?簡単な説明で徹底解説。
→「飛鳥旬の実体験克服レポート」

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<発行人>  飛鳥 旬
・関連サイト アトピー完治への道
       アトピー性克服レポート
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・次回発行予定 07月18日(水)
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