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■ 第90話 2008/05/18
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私<飛鳥 旬>自らの体験を通じて、自力でアトピーを克服する方法を一挙大公開!
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飛鳥です。
皆さん、いかがお過ごしですか?
 
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さてさて実はここ数日、病院通いをしていました。と言っても、私自身じゃなく、伯母の付き添いなんですけどね。その伯母が昨年の秋、乳ガンと診断されたんです。甥の私が手術に付き添うことになった。
 
伯母は84歳。生涯独身を貫いた人でした。なので子供がいない。最初、伯母は手術にはあまり乗り気じゃなかったんです。
 
「もう年だし、できれば何もしたくない…」と。でも、乳ガンって放っておくと大変なんですね。皮膚の表面が腐って、激しい悪臭を放つようになる。「周りに迷惑かけられへんしね…」
 
と言うわけで、結局、伯母は手術を受け入れました。手術そのものは1時間程度だったのですが、その後が大変。
 
私がアトピーで入院した時とはまったく状況が違うんですね。手術当日の夜、私にとっては本当に「長い夜」でした。あの時、もしあの看護婦さんがいなければ…
 
そう思うと、ゾッとします。
さて、今回もはじまり、はじまり。
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【今回のテーマ】
・長い夜
・時の流れ
・編集後記       
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◆ 長い夜 ◆
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伯母は軽度のアルツハイマーを持っている。その影響があったのかもしれない。手術をした日の深夜、突然、「ここは何処や!私は家に帰る!」と叫びはじめた。
 
手術の当日は常備薬の服用が禁じられている。当然、アルツハイマーの薬も睡眠薬も飲めない状況だった。
 
ある程度は覚悟していた。なのでその夜は伯母に付き添い、翌朝病院から通勤する予定だった。だが、その夜の出来事は私の想像をはるかに超えていた…。
 
あの夜、伯母はもう完全にパニック状態だった。あの瞬間、伯母にはきっと悪魔が憑依していたに違いない。それはもう身内の私が見ても普通じゃない。何かに取り憑かれたとしか思えない。
 
傷口のサポーターを剥がし、点滴パックの吊り下げてあるポールをなぎ倒す。その瞬間、手首の針が抜けて鮮血が飛び、尿がこぼれて床はびしょびしょ。
 
私がどれだけ諭しても、伯母はまったく聞き入れない。静寂な病室が修羅場と化した。どうしてよいのかわからず、助けを求めてナースコールを押した。
 
看護婦さんの顔を見た瞬間、正直、私はもうこの場から逃げ出したくなった。「大丈夫ですよ。高齢の方ほど手術後はこんな風になることが多いんです。」
 
地獄に仏とはまさにこのことだ。
看護婦さんは必死で伯母を落ち着かせようとしている。次の瞬間、正気に戻った伯母の全身からゆっくりと力が抜けてゆく。
 
その後、伯母は子供のような顔で浅い眠りについた。その間、看護婦さんは剥ぎ取られた点滴のチューブを丁寧に交換してくれた。静寂が戻った。が、この静寂は続かなかった。
 
目を覚ました伯母が再び暴れ始めたからだ。
「ここは何処や!私は帰る!」再び病室が修羅場となる。剥ぎ取られる傷口のサポーター。抜き取られる点滴。飛び散る鮮血…。
 
すべてが元の木阿弥となった。そして夜が明けるまで、この惨事は何度も繰り返された。最後は、もう点滴を取り付けることさえ諦めた。外は大粒の雨が降っている。本当に長い夜だった…。
 
この間、看護婦さんは嫌な顔ひとつ見せず私達の面倒を見てくれた。
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◆ 時の流れ ◆
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長い夜と言えば…。アトピーだった頃、痒くて眠れなかった。モーレツな痒みに耐えながら、いつも不安と戦っていた。
 
「明日は大事な打合せなのに…」
「眠っておかなければダメなのに…」
 
時計の針が2時を回るといつも焦り始めた。
そして、焦れば焦るほど眠れなかった。
長い夜だった…。
 
あの頃、私は医療機関に対してやり場のない怒りを感じていた。こんな感情を抱くようになったのは何時からだろう?
 
アトピーと診断されたのは15歳の時だった。実はそれ以前まで、私には「お医者さん信仰」に近い感覚があった。それはどんな病気でも、お医者さんに診て貰えば治ると言う確信だった。
 
事実、どんな病気や怪我でも、お医者さんは治してくれた。お医者さんに治せない病気や怪我などない。そんなものはテレビの中だけの世界だったのだ。
 
ところが、この信仰心は皮膚科に通院してからガタガタと音を立てて崩れ始めた。「どうしてこんな痒みくらい治せないのだろう…」何の説明もなく、ただひたすら塗り薬を出すだけの治療に疑問を持ち始めた。
 
そしてこの疑問は次第に不信感へと変化した。さらに、この不信感は皮膚科から医療機関全体へと変化していた。そしてこの不信感はアトピーを完治させた後も直ぐには消えなかった。
 
「いろいろあったな。それも今となってはいい思い出…」とはならなかったわけだ。それでも、やはり人の感情なんて時の流れで変わるのだろう。
 
長女が感染症に罹った時、長男が頭を切って3針縫った時、水疱瘡になった時。その時々において、私の医療機関に対する気持ちに変化が生じた。
 
そして今回、伯母の乳ガン手術…。こんな出来事を繰り返しながら、医療機関に対する私の認識は少しずつ変わった。少なくともアトピーだった時と比べて、医療機関の立場も客観視できるようになった。
 
それが良いことかどうかは私にも判らない。でも伯母の件を含め、今ではすべてが上手く行っている。このことに対して素直に感謝したい。
 
人の命を救えるのは人しかいない。このことを身をもって教えてくれた看護師の高田さん。ありがとう。
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◆◇ <編集後記> ◇◆
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当メルマガをご覧頂きありがとうございます。
春先はアトピーが悪化する人が多いですね。アトピーだけじゃなく鼻炎や喘息も同じような傾向です。何故か?医学的な裏付けはないけど、私自身の経験からすると、すべての生命体が活動期に入るから。で、すべての生命体の根源とは何者なのか?それはタンパク質。アレルギー体質の人はこの時期の変化に着いてゆけないんですね。
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<発行人>  飛鳥 旬
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