2008年 11月 の投稿一覧

98 どうしてアトピーになるの?

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飛鳥です。
寒くなってきましたね。
皆さん、如何お過ごしですか?

私の冬のアトピーは最悪でした。毎年、この時期になると皮膚はいつもバリバリ。顔なんて一面、接着剤を塗られたようにツッパってましたから…。

それにしても諦めなくて良かった。
「アトピーは治す病気じゃなく、コントロールする病気なんですよ。」なんて言葉を真に受けてたら、今でもまだアトピーしているかも?

ところで、話はガラッと変わって前回、「編集後記」で紹介したテーマ。今回は当メルマガを参考にアトピーを治された方のお話。実際、治された方はどんな風にアトピーと取り組んだのか?それを、私なりにまとめてみました。きっと為になりますよ。

さて、今回もはじまり、はじまり。
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【今回のテーマ】
・右往左往
・勝って兜の緒を締める
・編集後記
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◆ 右往左往 ◆
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「どうしてアトピーになるのか?」この疑問に関して、世間ではいろんな人がいろんな説を唱えている。ちなみに、これは私がアトピーだった頃から何も変わっていない。

ストレスが悪い!活性酸素が悪い!
食べ物が悪い! 電磁波が悪い!
黄色ブドウ球菌が悪い!
環境汚染が悪い!カンジダが悪い!

そう言えば、虫歯の治療で入れた歯の金属が悪い!なんてのもあった。要するに、アトピーに関する限り、雑誌や本によって、書いてあることはバラバラ。医者によって、言っていることはバラバラ。コレが、アトピー患者に突きつけられた現実だ。

厳格な除去食を薦める医者もいれば、「アトピーに食べ物は関係ない。」と断言する医者もいる。またプロトピックを薦める医者がいる一方、ステロイド一辺倒の医者もいる。これでは患者が右往左往するのは当然かもしれない。

ところが、実はこの状況は20年前から大して変わっていない。多分、これから先もこの状況は変わらないだろう。不毛なバトルは続だろう。

これは、実際にアトピーを治してみるとよく分かる。そもそも「どうしてアトピーになるのか?」なんて問題は、実際にアトピーを治すこととは全く関係ないからだ。

例えば「ストレス」。仮に、「ストレス」が諸悪の根源だったとしよう。これが分かった所で、ストレスを完全に取り除くことなんてできるのだろうか?

電磁波は?
黄色ブドウ球菌は?
環境汚染は?

人間には自分で出来ることと、自分の力だけではどうにもならないことがある。自分の力で出来ないことをアレコレ詮索して、首を突っ込むのは時間のムダになる。

それより大切なのは自力でできること。

今、多くのアトピー患者がこのことを忘れている。いや、このことから目を離しアトピーと正面から向き合っていない。

これは、私自身がそうだった。何だかんだ言っても、アトピーと真剣に向き合っていなかったのだ。何とか、楽してアトピーを治したいと思っていたのだ…。

食生活を徹底的に見直す。
毎朝、立派なウンコを出す。
夜12時までに就寝、翌朝7時までに起床。

たったこれだけのことで、人の身体は確実に変わる。食生活を中心に生活習慣を変えると、人間の体は本当に変わるのだ。

それはもう、昔からの格言として現在まで語り継がれている。それが、「快食」「快便」「快眠」である。ここには、カンジダや、活性酸素など難しい話は登場しない。

細部に拘り過ぎると八方ふさがりになる。アトピーを治すには右往左往せず王道を歩む。これが恐らく一番の近道だろう。
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◆ 勝って兜の緒を締める ◆
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アトピーを治す為に頑張っている人は多い。私は、多くのアトピー患者が「快食」「快便」「快眠」を目指しているのを知っている。そしてみんな、それぞれ自分なりに頑張っていることも知っている。

でも、アトピーを治せない人には決定的な共通点がある。それは、「ちょっと調子が良くなると気が緩む」ということだ。言い換えると、「詰めが甘い」ということになる。

ご存知のようにアトピーと言う病気は、ある程度症状が良くなる所までは行く。これは、今まで私が何度もこのメルマガで紹介した通り。いわゆる、「改善レベル」だ。
「おお!ひょっとしてこれは…」
「もしかすると今回は…」

ここまでは多くの人が体験した通り。ここまではかなりの高確率で誰もが到達できる。ところがこの地点まで来た時、実は患者自身の本当の力量が問われていることに多くのアトピー患者は気付いていない。

実はこの時、アトピーは患者をじっくり観察しているのだ。調子の良い時ほど、アトピーはあなたを観察している。「へへへ…そろそろ気が緩んできたな…ぼちぼち泣きをみさせてやるか」と言うわけで、数週間後、再び悪化したアトピーに絶句することになる。

古今東西。過去の歴史を振り返っても、戦に負ける時とはこんなものだ。振り返ってみると、ちょっとしたこと。ほんの些細なことが勝負を決している。だから少し調子が良くなったからといって、ルンルンしている場合ではない。

この際、はっきり言っておこう。アトピーは「調子の良い時」こそ、実は勝負の時なのだ。この時をどんな風に過ごすか、これが「改善レベル」と「完治」の分かれ目。

「勝って兜の緒を締める」のか、それとも「ここらでちょっと一休み」か?それは患者自身の選択である。と同時に、これはまさに自分との闘いだ。ここでは医者や黄色ブドウ球菌や電磁波が入り込む余地などない。

つまり、ウサギになるのも亀になるのも患者次第なのだ。アトピーを「完治」させた人はここで手を抜かなかった。今までと同じ努力を淡々と継続させた。アトピーは自分で治す病気だから。
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◆◇ <編集後記> ◇◆
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当メルマガをご覧頂きありがとうございます。
今年も残すところあとひと月。先日、岩崎宏美さんのコンサートに行って来ました。「ロマンス」「思秋期」、そして最後に「マドンナ達のララバイ」を絶唱。ピアノ、ギター、ベースだけのシンプルな演奏に彼女の声が乗ってもう最高でした。私は「岩崎宏美」妻は「郷ひろみ」そして長女は「平成ジャンプ」コンサート大好きな我家。そこで長男がポツリとひとこと。「オレのお小遣い上げて。」それは関係ない!
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97 味覚失調症は怖い

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■ 第97話 2008/11/09
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飛鳥です。
皆さん、如何お過ごしですか?
今日の奈良県は雨模様。ちょっと肌寒いです。これから朝、布団から出るのが辛くなりますね。
 
ところで皆さん、昼食はいつもどんな風に取っていますか?私は仕事柄、ほぼ100%外食なんですけど、注文した品が来るまでさりげなく周りを観察していると結構面白いですよ。
 
例えば香辛料を大量に振り掛ける人。周りにいるでしょ?私の見る限り、この手の人は必ず一定の割合で社会に存在しますね。
 
もちろん、私の会社にもいますよ。もうキョーレツな人が…。その光景を見た誰もが固まってしまうんです。
 
ウドンやソバに大量の七味は当たり前。ダシが真っ赤に染まっていますから。こんなのはまだまだ序の口。極めつけは、やっぱりファミレスのハンバーグでしょうね。コレはもう壮絶です。
 
まずは手首のスナップを効かせながらハンバーグに大量のコショーをぶっ掛ける。この時点で私はもうアウト!クシャミが出ないよう距離を保つだけで精一杯。で、次に大量の一味を延々と掛け続ける。もうこの時点で店員さんと周りのお客は目が点になっている。
 
ところが、話はこれだけでは終らない。続いてハンバーグの横の野菜とジャガイモには大量のタバスコをガバガバ。気が付けば、ハンバーグ定食は鮮やかなエスニック料理に変身!
 
とにかく全体が真っ赤に変色している。これを見た隣の席の外人が、「オーマイガーッ!」お母さんは子供に「マネしちゃだめよ!」なんて。
 
でも、ちょっと不思議なんですよ。だってこの人。辛いモノなら何でも大好きかと言えばそうじゃない。塩や味噌、醤油を使った辛いモノはダメなんですよね。「何それ?」って思いますよね。
 
でもそれは、全然不思議じゃないんです。それは、し・げ・き を求めているだけだから。ここでのポイントは「刺激」が求めているかいないか?ココなんですね。
 
実は私、アトピーの時、刺激のある食べ物が大好きだったんですよ。なので全然、人にはエラそうなこと言えないんですけどね。でもアトピーの人は気をつけた方がいいですよ。こういう食べ方は…。
何故って?それは味覚の問題なんですね。
 
さて、今回もはじまり、はじまり。
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【今回のテーマ】
・味覚失調症は怖い
・入院中の出来事
・編集後記       
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◆ 味覚失調症は怖い ◆
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あれは昭和61年。私のアトピーが劇的に悪化する少し前だった。ボディコンファッションが大流行。ディスコ・マハラジャが連日大盛況。そんなバブル景気真っ盛りの頃の話だ。
 
前年の夏に起こったエスニック料理ブームを発端に、激辛ブームが到来した。辛い食べ物は発汗作用を促し、新陳代謝を良くする。
 
その結果、血行が良くなり健康にも良い。テレビでは医者も医学的な観点からそんな説明をしていた。その結果、巷には「激辛」を謳ったスナック菓子やインスタント食品が溢れた。
 
激辛スナック菓子「カラムーチョ」
レトルトカレー「LEE」の「辛さ×10倍」
 
あの頃、この二つは特に私のお気に入りだった。ところで確かに、刺激的な辛さは食欲を増進する。コレは本当の話だ。
 
ご飯(お米)だけを大量に食べ続けることはできない。ところが辛いモノとドリンクのセットなら、いくらでもお腹に入るのだ。
 
ちなみに暑い国ではスパイスのよく効いた辛い料理が好まれる。実際、食欲が減退した時、辛い料理を食べるのはとても理にかなっているだろう。インドのカリーやタイのトムヤムクン。これらはその代表例だろう。
 
ところが、これらの国々と日本では気候も風土も違う。当時の私はそんな事情などまったくお構いなし。焼き肉にはコチジャン&キムチ。これを冷たいビールと一緒に胃腸に流し込んでいた。
 
アトピーの方は…。当然、ガンガン悪化していった。何でこんなことになったか?
 
それは多分、激辛食品による味覚障害だ。味覚失調症と言い換えてもいい。恐らく、アトピーになる人の多くはこれではないだろうか。
 
入院期間中の「断食体験」を踏まえ、私自身の話をしよう。
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◆ 入院中の出来事 ◆
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平成4年2月14日
バレンタインデーの朝、私は京都のT病院に入院した。
 
アトピーの悪化により掻き壊した皮膚から黄色ブドウ球菌が浸入、敗血症を起こして高熱が続いた後、抗生物質でようやく小康状態を取り戻した直後の入院だった。
 
この入院期間中、私は「すまし汁断食」を経験した。ワンクールは1週間。朝食は抜き。最初と最後の4日間を除く3日間は「すまし汁」だけの断食である。これを3回繰り返した。すると不思議なことが起こった。
 
誤解されると困るので断っておくが、よく体験談なんかで紹介されているような「断食をして宿便が出たらアトピーが綺麗に消えました!」なんて美談は、私の場合には起こらなかった。
 
ただ、皮膚の炎症は明らかに軽くなった。アトピーが綺麗に治った訳ではない。が、1日の内、痒みを感じる時間はゆっくりと確実に減っていった。実際に体験してみるとよくわかるが、コレだけでも大変な驚きである。
 
「すまし汁」だけの断食が終るとゆっくり回復食に戻る訳だが、この瞬間、自分が今まで味覚失調症であったことを嫌と言うほど痛感させられた。何故なら、それまでの私はお粥に味なんて無いと思っていたからだ。だが、これは大きな間違いだった。
 
「ホームレス中学生」ではないが、お米にはちゃんとお米の味がある。これは断食のような飢餓的な状況を体験すれば良く分かるだろう。なので「味の向こう側」は嘘ではない。実際に存在する味なのだ。
 
でも普段、B級グルメに毒された舌先だけの味覚になれてしまった私には、お粥の味など理解できなかった。だから重湯なんて、一生自分には縁のないものだと思っていた。
 
退院してから、さらにビックリしたことがあった。それは鰹節から取った本物のダシと、食品添加物から作ったダシの違いが判るようになったこと。それからポテトチップスを食べたら舌がピリピリしたこと。
 
終戦後何日も空腹を体験した人なら、多分ポテトチップスはいきなり食べられない。「今までこんなに濃い味のものを食べていたのか…」そんな風に思った。
 
前回のメルマガでは少しだけ納豆の話をした。今回は少し付け加えたい。私は毎日殆ど納豆を食べているが、納豆に付属してあるダシは使わずに捨てる。
 
理由?それは単純だ。味が変だから。納豆を買ったら付いてくるあの「○○タレ」は私の舌には不自然だ。
 
醤油を使っている。納豆には醤油が合う。ブドウ糖果糖液糖なんて名のダシはいらない。
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◆◇ <編集後記> ◇◆
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当メルマガをご覧頂きありがとうございます。
早いものでメルマガを配信してから、もう5年が過ぎようとしています。最近アトピーを克服した方からメールを頂く機会が増えました。
「飛鳥さん!まだメルマガ配信されていたんですね。」とか
「その節はお世話になりました。」とか。ついつい話が長くなるのですが、彼らの話をまとめてみると、やっぱりアトピーと言う病気は改善レベルと完治の間には大きな壁があるような気がしましたね。結局、アトピーを完治させた人と言うのはこの壁をしっかり越えている。なので、次回はこの壁に付いて紹介します。
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ご自身のスキンケアにお役立てください。
 →「飛鳥旬の保湿クリーム」

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「コレを使えばアトピーが治る!」
 という物はこの世には存在しません。
アトピー克服のサポート役としてご利用下さい。
→「おばあちゃん直伝化粧水しっとりタイプ」
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アトピー完治のヒントになれば嬉しいです。よろしければご一読ください。
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<発行人> 飛鳥 旬
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