■ 告白!体験者が明かす「アトピー克服の鉄則!」
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■ 第97話 2008/11/09
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アトピー性皮膚炎克服レポート
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【このメルマガの趣旨】
アトピーを克服したい!そんなあなたをサポートするのがこのメルマガの使命です。
私<飛鳥 旬>自らの体験を通じて、自力でアトピーを克服する方法を一挙大公開!
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飛鳥です。
皆さん、如何お過ごしですか?
今日の奈良県は雨模様。ちょっと肌寒いです。これから朝、布団から出るのが辛くなりますね。
ところで皆さん、昼食はいつもどんな風に取っていますか?私は仕事柄、ほぼ100%外食なんですけど、注文した品が来るまでさりげなく周りを観察していると結構面白いですよ。
例えば香辛料を大量に振り掛ける人。周りにいるでしょ?私の見る限り、この手の人は必ず一定の割合で社会に存在しますね。
もちろん、私の会社にもいますよ。もうキョーレツな人が…。その光景を見た誰もが固まってしまうんです。
ウドンやソバに大量の七味は当たり前。ダシが真っ赤に染まっていますから。こんなのはまだまだ序の口。極めつけは、やっぱりファミレスのハンバーグでしょうね。コレはもう壮絶です。
まずは手首のスナップを効かせながらハンバーグに大量のコショーをぶっ掛ける。この時点で私はもうアウト!クシャミが出ないよう距離を保つだけで精一杯。で、次に大量の一味を延々と掛け続ける。もうこの時点で店員さんと周りのお客は目が点になっている。
ところが、話はこれだけでは終らない。続いてハンバーグの横の野菜とジャガイモには大量のタバスコをガバガバ。気が付けば、ハンバーグ定食は鮮やかなエスニック料理に変身!
とにかく全体が真っ赤に変色している。これを見た隣の席の外人が、「オーマイガーッ!」お母さんは子供に「マネしちゃだめよ!」なんて。
でも、ちょっと不思議なんですよ。だってこの人。辛いモノなら何でも大好きかと言えばそうじゃない。塩や味噌、醤油を使った辛いモノはダメなんですよね。「何それ?」って思いますよね。
でもそれは、全然不思議じゃないんです。それは、し・げ・き を求めているだけだから。ここでのポイントは「刺激」が求めているかいないか?ココなんですね。
実は私、アトピーの時、刺激のある食べ物が大好きだったんですよ。なので全然、人にはエラそうなこと言えないんですけどね。でもアトピーの人は気をつけた方がいいですよ。こういう食べ方は…。
何故って?それは味覚の問題なんですね。
さて、今回もはじまり、はじまり。
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【今回のテーマ】
・味覚失調症は怖い
・入院中の出来事
・編集後記
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◆ 味覚失調症は怖い ◆
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あれは昭和61年。私のアトピーが劇的に悪化する少し前だった。ボディコンファッションが大流行。ディスコ・マハラジャが連日大盛況。そんなバブル景気真っ盛りの頃の話だ。
前年の夏に起こったエスニック料理ブームを発端に、激辛ブームが到来した。辛い食べ物は発汗作用を促し、新陳代謝を良くする。
その結果、血行が良くなり健康にも良い。テレビでは医者も医学的な観点からそんな説明をしていた。その結果、巷には「激辛」を謳ったスナック菓子やインスタント食品が溢れた。
激辛スナック菓子「カラムーチョ」
レトルトカレー「LEE」の「辛さ×10倍」
あの頃、この二つは特に私のお気に入りだった。ところで確かに、刺激的な辛さは食欲を増進する。コレは本当の話だ。
ご飯(お米)だけを大量に食べ続けることはできない。ところが辛いモノとドリンクのセットなら、いくらでもお腹に入るのだ。
ちなみに暑い国ではスパイスのよく効いた辛い料理が好まれる。実際、食欲が減退した時、辛い料理を食べるのはとても理にかなっているだろう。インドのカリーやタイのトムヤムクン。これらはその代表例だろう。
ところが、これらの国々と日本では気候も風土も違う。当時の私はそんな事情などまったくお構いなし。焼き肉にはコチジャン&キムチ。これを冷たいビールと一緒に胃腸に流し込んでいた。
アトピーの方は…。当然、ガンガン悪化していった。何でこんなことになったか?
それは多分、激辛食品による味覚障害だ。味覚失調症と言い換えてもいい。恐らく、アトピーになる人の多くはこれではないだろうか。
入院期間中の「断食体験」を踏まえ、私自身の話をしよう。
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◆ 入院中の出来事 ◆
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平成4年2月14日
バレンタインデーの朝、私は京都のT病院に入院した。
アトピーの悪化により掻き壊した皮膚から黄色ブドウ球菌が浸入、敗血症を起こして高熱が続いた後、抗生物質でようやく小康状態を取り戻した直後の入院だった。
この入院期間中、私は「すまし汁断食」を経験した。ワンクールは1週間。朝食は抜き。最初と最後の4日間を除く3日間は「すまし汁」だけの断食である。これを3回繰り返した。すると不思議なことが起こった。
誤解されると困るので断っておくが、よく体験談なんかで紹介されているような「断食をして宿便が出たらアトピーが綺麗に消えました!」なんて美談は、私の場合には起こらなかった。
ただ、皮膚の炎症は明らかに軽くなった。アトピーが綺麗に治った訳ではない。が、1日の内、痒みを感じる時間はゆっくりと確実に減っていった。実際に体験してみるとよくわかるが、コレだけでも大変な驚きである。
「すまし汁」だけの断食が終るとゆっくり回復食に戻る訳だが、この瞬間、自分が今まで味覚失調症であったことを嫌と言うほど痛感させられた。何故なら、それまでの私はお粥に味なんて無いと思っていたからだ。だが、これは大きな間違いだった。
「ホームレス中学生」ではないが、お米にはちゃんとお米の味がある。これは断食のような飢餓的な状況を体験すれば良く分かるだろう。なので「味の向こう側」は嘘ではない。実際に存在する味なのだ。
でも普段、B級グルメに毒された舌先だけの味覚になれてしまった私には、お粥の味など理解できなかった。だから重湯なんて、一生自分には縁のないものだと思っていた。
退院してから、さらにビックリしたことがあった。それは鰹節から取った本物のダシと、食品添加物から作ったダシの違いが判るようになったこと。それからポテトチップスを食べたら舌がピリピリしたこと。
終戦後何日も空腹を体験した人なら、多分ポテトチップスはいきなり食べられない。「今までこんなに濃い味のものを食べていたのか…」そんな風に思った。
前回のメルマガでは少しだけ納豆の話をした。今回は少し付け加えたい。私は毎日殆ど納豆を食べているが、納豆に付属してあるダシは使わずに捨てる。
理由?それは単純だ。味が変だから。納豆を買ったら付いてくるあの「○○タレ」は私の舌には不自然だ。
醤油を使っている。納豆には醤油が合う。ブドウ糖果糖液糖なんて名のダシはいらない。
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◆◇ <編集後記> ◇◆
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当メルマガをご覧頂きありがとうございます。
早いものでメルマガを配信してから、もう5年が過ぎようとしています。最近アトピーを克服した方からメールを頂く機会が増えました。
「飛鳥さん!まだメルマガ配信されていたんですね。」とか
「その節はお世話になりました。」とか。ついつい話が長くなるのですが、彼らの話をまとめてみると、やっぱりアトピーと言う病気は改善レベルと完治の間には大きな壁があるような気がしましたね。結局、アトピーを完治させた人と言うのはこの壁をしっかり越えている。なので、次回はこの壁に付いて紹介します。
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「コレを使えばアトピーが治る!」
という物はこの世には存在しません。
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アトピー完治のヒントになれば嬉しいです。よろしければご一読ください。
→アトピー完治への道 図書シリーズ
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<発行人> 飛鳥 旬
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アトピー性克服レポート
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