ステロイド・離脱・リバウンド

115 でもオレ、アトピーやし…

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■ 第115話 2010/08/18
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飛鳥です。
皆さん、如何お過ごしですか?
 
この時期、お盆を故郷で過ごした人も多いのでは?ニュースによると、今日が帰省のピークとか…。故郷が遠くの人は大変やなあ…。
 
私の故郷?東大阪市です。(バリバリ大阪やん…)なので、あまりと言うか、全然故郷と言う感じはないです。だって、自宅のある奈良からだと15分ほどの距離ですもん。
 
ちなみに東大阪市と言えば、花園ラグビー場が有名ですね。最近では、東大阪宇宙開発協同組合が人工衛星『まいど一号』を打ち上げました。でも、意外と知られていないことが…。
 
実は、東大阪は回転寿司発祥の地なのです。昭和34年。回転寿司の老舗、元禄寿司がこの地で営業を開始しています。回転寿司発祥の地は東大阪なんですよ!(ちょっと自慢ぽい)
 
ところで、今年の夏は猛暑のせいか、アトピーを悪化させている人が多いようです。実は、私も経験あるんですよね~。そう。暑~い夏。
 
とにかくアトピーが悪化して、にっちもさっちもゆかない。もう立っているより座りたくて、座っているより寝転んでいたい。
 
実際、お盆休みはひたすら家の中でゴロゴロしていました。とにかくアトピーだけじゃなく、体全体が倦怠感!どーゆうわけか、やたら喉が渇く。その割には出ないんですよね~。オシッコが…。
 
夜は夜で、眠れない…。そして眠れないまま、朝を迎えた時の、言いようのない虚脱感。『これから1日が始まるの…』
 
今回のメルマガは、この夏、そんな私と同じような経験をしている方へ贈ります。
それでは、はじまり。はじまり。
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【今回のテーマ】
・でもオレ、アトピーやし…
・淡々と。淡々と。
・編集後記       
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◆ でもオレ、アトピーやし ◆
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『こんなもん、そのうち治るやろ…。』15歳でアトピーと診断された時、私はそんな風に思っていた。アトピーを甘くみていたとか、ナメていたということではない。
 
強いて言うなら、知らなかった。アトピーと言う病気のことを…。事実、私の周りに喘息の友達はいたが、アトピーの知り合いは誰もいなかった。だから、『アトピー性皮膚炎です。』と診断されても、その言葉すら知らなかった。
 
当時の私は、アトピーを湿疹の別名程度にしか思っていなかったのだ。そして、『こんもんはそのうち消えてなくなる筈だ。』と思っていた。実際、『治った。』と思える時もあった。だがご承知の通り、私のアトピーは良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、確実に悪化の道をたどる。
 
私の知る限り、初診で『アトピーです。』と診断されても、真剣に悩んでいる人は意外と少ない。少し痒い程度では、人間真剣には悩まないものなのだ。私の場合もそうだった。
 
『アトピー?何じゃそれ?』『うっとしいなあ…』とは感じながらも、アトピーそのものに押し潰されるほど悩んではいなかったのだ『そのうち治るやろ…』 そう。『そのうち』である。痒みが軽ければ、大抵はそんなものなのだ。
 
『そのうち…』『そのうち…』『そのうち…』これが、『いつになったら…』に変わったのは、大学を卒業した頃だろうか。この頃、既に痒みは全身に広がっていた。
 
そして、就職して3年が過ぎた頃、
『いつになったら…』は当然のように、
『ひょっとして…。治れへんかも…。』に変わってきた。私のアトピーが顔に出始めた頃だ。
 
こうなると、頭の中は四六時中アトピーのことで一杯になる。そして他人が、アトピーである自分をどうみているのか?そのことが、気になって気になって仕方なかった。大体、こーゆう精神状態の時は、ロクなことを考えないものだ。
 
『オレなんか、どーせアトピーやし…』
 
この頃、私にとって『アトピーである』と言う事実は、どんなことにもまして重要なことであり、解決すべき課題の最優先事項になっていた。『アトピーであること』の圧倒的な劣等感と屈辱感。
 
たまに飲んで親しい友人にグチると、彼らはこんな風に言ってくれた。『そんなに気にするなよ…』『別にお前はお前なんやから、大したことじゃないよ…』でも、そういう風にサラリといってのける彼らはアトピーでない。
 
今振り返ると、自分の了見の狭さが恥ずかしいのだが、その一方では『仕方なかったなぁ…』とも思う。
 
それは読者からのメールでも良く分かる。『アトピーである』と言う事実は、そのことだけに囚われてしまうものなのだ。
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◆ 淡々と。淡々と。 ◆
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アトピーの状態が最悪だった頃。
私は、自分が周りよりも劣った人間であるかのような感覚に陥ってしまった。ただ『アトピーであるという事実』だけで、アトピーでない、普通の人がエラく見えた。
 
自分のことが真剣に嫌になるというのは、こういうことだと思った。でも、いくら嫌になっても、自分は自分だし、性格なんて簡単には変えられない。結局、今の自分でやってゆくなら、自分なりに少しでも気分よく、前に進むしかない。
 
嫌な自分に押し潰されないこと。
 
アトピーの自分を卑下するでもなく、開き直るでもなく、やるべきことだけを淡々とやりながら、少しづつ前に進む。あっちでぶつかり、こっちでつまずき。それでも、少しずつ前に進む。
 
今、あなたのダメージは?
いや、アトピーの症状のことじゃない。『アトピーであること』に対する心の話。
 
だって、どんなに症状が悲惨でも、心が折れてなければ立ち上がれるから。まだまだダメな自分に嫌気がさして、溜息ばかり出ても、明日また新しい一日がはじまれば、皮膚の細胞だって生まれ変わる。
 
どんなに小さな可能性でも、それを手繰りよせて、近づけて、離さなければ、自分のものになる。
 
アトピーなんてね。苦しめば苦しんだほど、悩めば悩んだほど、治った時の感激って、大きいと思うでしょ?『やったー!治ったぞ!』ってね。
 
そりゃそうでしょう。今、本当に辛い思いをしているのだから。でも、アトピーが本当に治ってみたら、きっと拍子抜けするだろう。それは苦しんだ人ほど、悩んだ人ほど。『は?なんじゃこりゃ?』ってね。
 
だから、アトピーごときで自分を責める必要などまったくない。生活習慣を見直す必要はあるが、自分を責めることはないのである。
 
それに『私がここまで苦しい思いをするのは…』なんて余計なことを考える必要なんて、まーったく、全然ないのである。『アトピーである自分』と『アトピーのことを悩む自分』は別物だ。
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◆◇ <編集後記> ◇◆
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当メルマガをご覧頂きありがとうございます。
暑いですね~。でも、私は夏が大好きなんですよ。昔、アトピーの頃は大の苦手だったんですけどね。最近は食欲も夏の方が旺盛。ジュースとか飲まず、水分補給はお茶と水にするだけでも随分体調は良くなりますね。コレはもう目に見えて分かります。頑張って暑い夏を乗り切りましょう。
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114 ステロイド離脱とアトピー完治の関係

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■ 第114話 2010/07/11
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飛鳥です。
皆さん、如何お過ごしですか?7月ですね。と言うことは、今年も半分が過ぎたってこと?そういえば、6月はメルマガ配信できなくてごめんなさい。

ところで、最近、読者からメールを頂いて感じること。それは『最近、リバウンドの経験者って減った?』ですね。

相変わらず、アトピー人口は多い。でも最近は、『リバウンドでとんでもない目に遭いました!』ってメールが確実に減っています。

別に統計を取ったわけではないので、数字的な裏づけはないですけどね。ひょっとして、ステロイドの使用量が減っているのかな?

そのリバウンドなんですけど、私の場合、とんでもないリバウンドを食らった時に初めて、『今まで自分は間違った努力をしていなんだ』と思いましたね。と言うのも…

私が育った年代と言うのは、『とにかく頑張りなさい。』みたいな風潮が強かった。仕事やスポーツ、恋愛にしてもね。『当たって砕けろ!』『頑張ることに意義がある!』みたいな。まあ日本が高度経済成長の真っ只中でしたから、ある意味イケイケ?

でも、この際ハッキリ言いますけど、いくら頑張っても、正しい頑張りでなくちゃ、実際は、結果が伴ってくれないことの方が多いんですよね。それに頑張る以上、何をどう頑張るのか、しっかり認識できなきゃ続かないし…。

だから、『頑張りなさい。頑張ることに意義がある』なんてアドバイスは無責任。これがアトピーを通じて得た、私の教訓ですね。
目的地に着けない努力を続けていたら、時間なんていくらあっても足りない。それどころか、無駄な努力は大きな危険を生むことも…。

無駄な努力。
その一番典型的な例が、私の場合は『リバウンド』だった。と言うことで、今後、私のようなリバウンドの悲劇が起こらないことを祈りつつ。

『リバウンド』のお話。はじまり、はじまり。
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【今回のテーマ】
・我慢や忍耐なんて…
・今、はっきりと言えること
・編集後記
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◆ 我慢や忍耐なんて… ◆
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我慢、忍耐、辛抱。
あなたは我慢強い方だろうか?大抵のことなら辛抱できる。そんな折れない心をお持ちだろうか?

私はダメだ。正直、私は我慢や忍耐、辛抱が苦手だ。いや、苦手と言うより、もうハッキリ言って大嫌いだ。

何故って?我慢したら、辛抱したら、事態が好転するとは限らないからだ。それどころか我慢や辛抱したばっかりに、貧乏くじを引くこともある。

私の場合、その一番典型的な例が『ステロイド離脱』だった。

『症状は一時的に悪化します。でもそれは好転反応。心配ありません。この間、何があっても我慢してください。耐えてください。目安は3ヶ月。この期間を乗り越えればもう大丈夫!』自称、漢方医を名乗る漢方薬局のオヤジのアドバイスだ。

『こうすれば治る。』
『こうしなければ治らない。』

あの時代、医者でもなんでもない普通の人が独自のアトピー理論を展開し、それが受け入れられるほど、アトピー患者を取り巻く環境は混乱していた。

『3ヶ月?やってみるか!』当然、アトピーを治したい気持ちは強かった。が、その一方でステロイドに依存した生活とも縁を切りたかった。決して安易な気持ちではなかった。何があっても耐えて見せるだけの気概もあった。

ところが、私のリバウンドは強烈過ぎた。それは想像を絶するほどの悪化で、まったく収拾が付かなくなってしまった。『とても3ヶ月なんて無理だ…』それでも1ヶ月ほど耐えただろうか…。

もうこれ以上は我慢の限界であることを漢方医、いやオヤジに伝えた。するとオヤジは私の状態を見ることもなく、電話口でこう述べた。『もう直ぐ治るのに…』『我慢が足りない。辛抱がなさ過ぎる!』

もう、押し問答をしているゆとりはなかった。電話で話をしている間にも、熱がどんどん上がって行く。

その足で病院へ直行。検査の結果、感染症を起こしていることが分かった。掻き壊した皮膚から、黄色ブドウ球菌が侵入していたのだ。

ご存知のように、感染症は恐ろしい。場合によっては、命にかかわる問題だ。『何でこんなになるまで放っておいたのですか?』
医者に尋ねられたときは、何も返答できなかった。『放っておいたワケじゃない、闘っていたんだ…』
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◆ 今、はっきり言えること ◆
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今、ハッキリ言えること。
それは、ステロイド離脱に成功することと、アトピーが治ることは関係がないということだ。

その証拠に、ステロイド離脱に成功しても、アトピーのままの人はいくらでもいる。

『ステロイドを使わなくなって、もう10年以上になります。保湿剤だけで何とか過ごせるまでになりました。』このようなメールを頂く機会は多い。でも、アトピーは全然治っていない。単にステロイドを使っていないだけ。

相変わらず、痒みのある生活と縁を切れないままなのだ。でも、これって不思議でもなんでもない。だって、ステロイドを使うことになったのはアトピーと診断されたから。

つまり、ステロイドを使ったことが原因で、アトピーになったわけじゃない。だったら、ステロイドを止めたら元のアトピーに戻るだけ。それだけの話なのだ。

ステロイド離脱に成功しても、アトピーが治る理由はどこにもない。このことだけは、シッカリ認識しておいた方がよさそうだ。

何もステロイドを奨励しているわけではない。ステロイドの副作用はとても厄介で、とりわけ『赤ら顔』と呼ばれる顔の副作用は、患者の精神をボロボロにしてしまう。

私は、ここで何が言いたいのか。それは、本気でアトピーを治したかったら、ステロイドを抜く努力よりも、アトピーそのものを治す努力をした方が良いと言うことだ。私の経験則からすると、これが一番手っ取り早い。

時間は掛かる。でも、アトピーを治そうと思ったらアトピーを治す為の努力をするのが鉄則だ。わざわざ、ステロイドを抜く為の努力なんてしている時間は無かったのだ。そして、『リバウンド』なんて経験する必要もなかった。

あのような類の苦しみは試練でもなんでもない。強いて言うなら『自業自得』である。

もったいない話だ…。あなたには、リバウンドの苦しみだけは絶対に味わって欲しくない。
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◆◇ <編集後記> ◇◆
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当メルマガをご覧頂きありがとうございます。
高校野球、夏の甲子園の地区予選が始まりましたね。この時期、炎天下で野球に熱中できるは高校生だけ?だって中学生なら体力が付いて行かないし、大学生ならモチベーションが維持できない。プロ野球だったら観客の方が参ってしまう?そんな風に思うのは私だけでしょうか?(これでも元高校球児です。)
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110 ステロイド使う?使わない?

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飛鳥です。
皆さん、如何お過ごしですか?
ここ2・3日、奈良は比較的暖かい日が続いています。

一方、南米のチリではマグニチュード8.8の大地震。マグニチュード8.8とは、地震のエネルギーは阪神大震災の300倍以上だとか…。天災の中でも、やっぱ地震が一番怖いですね。

ところで、先日、隣の街の神社に散歩に行って来ました。大阪や奈良にお住まいの方ならよくご存知かもしれませんね。

その名は石切神社。『いしきりさん』の愛称で、昔から『でんぼの神様』として親しまれています。ちなみに『でんぼ』とは『出来物』のこと。つまり、皮膚にできた『おでき』や『腫れ物』のことです。

この石切神社。実は、私もアトピーの時に何度かお参りしたことがあるんです。一種の『神頼み』ってヤツですね。あの頃は何をやってもダメだったから、他力本願と言うか…。

ご利益ですか?結果的に今、私のアトピーは完治しているのでね。ご利益はあった。(と、ゆーことにしておきます。)でも当時は、今ほど参拝者の数は多くなかった気がします。あの頃はまだローカルな地元の神社というか…。

やっぱりアトピーをはじめ、癌や腫瘍とかの病気が増えたからですかね?最近は知名度も上昇、かなり遠方からお参りに来られる人もいるようです。

ところで、この神社にはもうひとつ魅力があるんですよ。それは参道の両脇に並んでいる商店。食べ物屋さんをはじめ、とにかくいろんなお店が軒を連ねているんですよ。

これって、縁日のようで結構たのしい。たこ焼き、お好み焼き、明石焼き、蕎麦処、ぜんざい、うどん、おでん、赤飯、味噌、漬物、パフェ、などなど、とにかく盛りだくさん。関西人の味覚を満たしてくれそうな店ばかり。

ところが、最近は少し様子が変わってきた。やたら、『占いの館』みたいなのが増えちゃった。占うだけではありません。具体的な解決方法を教えます。』な~んて看板もあったりして…。

『私のアトピーは治るのでしょうか?』なんて人が来たらどーするの?いや、来ますよ。だって神社の近くで、でんぼの神様だもん。

私、思うんですが、占いなんてものは昔から、『当たるも八卦、当たらぬも八卦』ってね。占いそのものにそれほど期待や解決策を求めるもんじゃなかった。

でも、最近は違うんですかね?『具体的な解決方法教えます。』なんて言うのはどうなんでしょう?ちなみに占い料(鑑定料金)と相談料は別だとか…。そういう私は結局、素通りです。
そーゆうワケで、今回もはじまり、はじまり。
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【今回のテーマ】
・体験するということ
・体験して初めてわかること
・編集後記
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◆ 体験するということ ◆
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やってみなければわからないことって、たくさんある。やらなくても何となくわかることはあるけれど、やっぱりやってみないとわからないことの方が人生には多いような気がする。

では、体験するということは実際、どういうことを言うのだろう?人は何かを体験すると、体験する前と何かが変わるのだろうか?

先日、読者の方からこんなご質問を頂いた。
『飛鳥さんが今、アトピーだったらステロイドは使いますか?』
『過去の経験を踏まえてお答え頂ければ幸いです。』

この質問はまさしく、私に『経験すること』の意味を考えさせた。

具体的にお答えしよう。私が今アトピーだったら、ステロイドを使うか、それとも使わないか?

『それはアトピーの状態。つまりアトピーのランクによる。』これが、私の回答だ。

つまりアトピーがまだ初期の段階で痒みを感じる時間も短く、しかも痒みの範囲が限定的であれば、私ならステロイドはまず使わない。私のアトピーランクで言えば、ランク1~2がこれに当たる。

アトピーがこのランクなら、私ならステロイドを使わずアトピーを治してみせる。決して偉ぶるわけではないが、それくらいの自負はある。実際、我が子が『あれ?なんかヤバそう…』と思った時はそうしてきた。

この段階であれば、やったことがダイレクトに結果に反映さえる確率は高い。だからアトピーが良くなった結果だけを見て、素直に『そうだったのか…』と思える。

ステロイドを使わずアトピーを治すことなんて自慢にならないが、ステロイドを使うことでこの病気の本質と言うか、根本的なことを見失う可能性は無視できないし、私にとってはむしろそちらの方が怖い。

だからアトピーが初期の段階なら、私はステロイドを使わない。ところが、アトピーが慢性化してしまったらどうだろう?

ダラダラと続く慢性的な痒みから、仕事や勉強に集中できない。痒みのせいで夜も熟睡できず、日常生活にも支障が出ているとしたら?

この場合、今の私だったらきっとステロイドは使うだろう。何故なら、ステロイドはアトピーそのものを治すものでないことを熟知しているし、何よりアトピーを治す為の具体的な解決策を過去の経験から知っているからだ。

特に、この段階のアトピーを治すにはそれなりの時間を要する。このことを知っているかいないかの違いは想像以上に大きくて、多くのアトピー患者がいつまで経ってもアトピーを治せない大きな理由のひとつになっている。この段階(ランク)にいるアトピー患者の本音にこういうものがある。

『アトピーが治るならどんな努力だってする!』『だからとにかくこの地獄のような生活から開放してくれ!』

とにかく1日でも1時間でも早く、アトピーを治したいのだ。だが、そもそもこれが失敗のもと。治したい気持ちが強いほど、どんどんドツボにはまってしまう。

それよりこの段階(ランク3~4)では、アトピーとの闘い方を変える必要がある。

一定の期間とにかく必死で頑張ったら、何かに取り組んだら、ある日を境にアトピーが一気に好転する、なんてことはないからだ。だから、私はこの段階ならステロイドを使う。

でも、ステロイドの副作用はまっぴらゴメンだ。だから、ステロイドを怖がって、罪悪感を持ちながらチビチビと使うようなことせずに、ステロイドを使って炎症のある箇所の痒みを完全に抑え込んでしまう。抑え込めたら、スキンケアに切り替える。この繰り返し。

そんな風にしながら、一方でアトピーを治す為の本来の努力を辛抱強く続ける。胃腸の健全化を続けて行くと、ステロイドを使わない日が増え、スキンケアの割合が増える。

ちなみに顔に症状が出ていたら、ステロイドではなくプロトピックだろう。ステロイドを使って症状を抑え込んでも、何日か経てば症状は元に戻る。そんなことはもう十分承知の上。織り込み済みのシナリオと言ってもいい。

ここで大切なのは、平行して根本的な治療に取り組んでいるかどうかだろう。根本的な解決策に手を付けず、ステロイドだけに依存するから症状が悪化する。

ステロイドを使うとか使わないとか、そんなことは本質ではないのだから。慢性化・重症化したアトピーの場合、時間は掛かるが必ず良くなる。

このことをまず肝に銘じて、しっかり腰を据えてアトピーと対峙する。特別なこと。余計なこと。お金の掛かることは一切しない。

そして1日24時間。常にその時間の過ごし方の中身を振り返る。もし私が今アトピーなら、きっとこんな風にして対処するだろう。
参考:アトピーのランク

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◆ 体験して初めてわかること ◆
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アトピーだった頃、私はステロイドを憎んでいた。こんな風に言うと、私が、元々筋金入りのステロイド拒否患者だったと思われるかもしれない。

でも、それは違う。私は何も、最初からステロイドを憎んでいたわけではない。アトピーと診断された当時、私にとって治療の選択肢は医療機関以外に無かったワケで、それこそステロイドはごく普通の感覚で使う塗り薬だった。

ステロイドを憎むようになった理由は単純だ。ステロイドを使い続けたことでアトピーが悪化。その結果、自分の人生がステロイドでメチャクチャにされたと思っていたからだ。

だから一気にステロイドを切った。結果的にはこのことで大きな代償を払うことになったワケだが…。実際にアトピーを治してみて、本当のことが分かった。

つまりアトピーが重症化したのは根本的な治療を施さないまま、ステロイドだけを塗り続けたからであり、対症療法に依存し過ぎたやり方に問題があったからだと。まあステロイドの副作用に関してなら、言いたいことは山ほどあるが…。

それはさておき、少なくともアトピーが治ったことで、アトピーを治す本質的な問題がステロイドに無いことだけはハッキリした。

言い換えれば、アトピーは薬で治すような類の病気ではないと言うことだ。ステロイドはあくまで症状を改善させているだけ。これはアトピーを治す過程で私自身が身を持って経験したことだ。

だからと言ってはなんだが、その後、私は花粉症とか鼻炎とか、要するにアレルギー疾患と呼ばれるものとは完全に縁を切ることができた。おそらく、今後も私が花粉症や鼻炎になることはないだろう。

ところで花粉症と言えば、『舌下減感作療法』と言うものをご存知だろうか?これは花粉症の治療法として東京都と日本医大が考え出したものだが、花粉のエキスをパンに垂らして口に含むというもので、先月、読売新聞で紹介されていた。

難しく書くとキリがないが、要は免疫細胞を花粉に馴らしてゆく方法である。今回の臨床試験では『花粉症の7割が改善』と報じられていたが、残念ながら私の経験則からすると、この療法は今後消え行く運命にある。

ダメなのだ。こういうやり方では…。短期的には注目を浴びても、長い目で見れば消えてゆく。これがある意味必然的なものかもしれない…。

それより花粉症になりたくなかったら、花粉症を本気で治したかったら、自分自身の生活習慣を見直す方が確実だ。これはアトピーも同じ。

これが、アトピーを治してみて私が学んだことかもしれない。つまり、体験してみて初めて分かったことなのだろう。
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◆◇ <編集後記> ◇◆
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当メルマガをご覧頂きありがとうございます。
昨日、叔母が亡くなりました。享年84歳。乳がんが発症してから3年半、最後はもうすべての臓器に転移していました。叔母は終生独身であった為、最後は甥の私が看取ることになりました。身内の死に直面することは、ある意味、自分の死を考える時間なのかもしれません。今まで励ましのお言葉を頂いた読者の方に対してこの場を借りてお礼申し上げます。
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アトピー性皮膚炎を克服するための第一歩。何故、アトピー克服には「胃腸の健全化」が大切なのか?誰にでも分かる簡単な説明で徹底解説。
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109 心穏やかに

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飛鳥です。
2010年。皆さん、いかがお過ごしですか? 
寒いですね。朝、布団から出るのがつらーい。
 
食事はどうしても体の温まるものが食べたくなりますよね。最近、お昼はいつもうどんかソバばかり食べています。同じ汁系でもラーメンはあまり食べなくなりました。
 
「なんでやろ?」と考えてみるに、やっぱダシかな。鰹と昆布のダシは、飽きが来ませんね。ちなみに私、出張で四国へ行ったら連日讃岐うどんです。これはもう最高! 麺にコシがあって喉ごし抜群!それに安い。
 
年末は、元関取が直接作ってくれるチャンコ鍋も食べましたよ。忘年会でね。小・中学の同級生6人と。ここで『塩ちゃんこ』を食べたのですが、絶品でしたよ。ちょっと驚いたのが、レタスが入っていたのですよ。
 
レタスって、普通はサラダじゃないですか?ところがこれ、結構イケるんですよ。コツは、煮込みすぎないこと。さっと上げてポン酢で食べる。鶏肉を巻いても良いですね。お鍋にレタス。一度お試しあれ。
 
今回もはじまり、はじまり。
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【今回のテーマ】
・ありがとう
・こころ穏やかに。
・編集後記       
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◆ ありがとう ◆
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今年も、こうして不特定多数の人にメッセージを送ることができる。
 
このことに対して素直に感謝したい。読者のみなさん。いつも本当にありがとう
 
最初、このメルマガを配信したのは2003年9月。なので今年でこのメルマガも7年目。今、メルマガを配信して本当によかったと思う。
 
当時、私は41歳。あの頃私の心境といえば…。
 
アトピーに対する気持ちは全然吹っ切れていなかった。もうアトピーが完治してから、10年近くになるというのにだ。いや正直に言うと、それはアトピーだけではなくアトピーと言う病気を取り巻くすべてのこと(環境)に関して全然吹っ切れていなかったのだ。
 
どこかにシコリがあって、心の中は全然ハッピーではなかった。皮膚科医、ステロイド、民間療法など。アトピーで失ったものはどうやっても取り戻せない…
 
このことはいつも心のどこかにあって、それを吐き出す術はどこにもなかった。私の性格にもよるのだろう。
 
正直言って、私は『割り切りの早いタイプ』ではない。仕事で即決・即断できても、昼食のメニューを瞬時に決めることができても、それは私の本質的な性格とは何の関係もない。
 
ある意味、私にはかなり「女々しい」ところがある。実際、嫌なことがあればそれをいつまでも引きずってしまうことも多い。いずれにせよ、アトピーが治っても本当は全然吹っ切れていなかった。
 
そんな時、ふとメルマガの存在を知った。「ん?これ、オモシロそーやん…」「よっしゃ!書いたる!アトピーのことやったらナンボでも言いたいことあるし!」
 
そんな思いだった。あれから7年。この間、男女を問わず、いろんな人からメールを頂いた。その中で痛感したのは、「治したい!」と言う想いの激しさ、せつなさである。アトピーに苦しむ人が、この国にはなんと多いことか…。
 
そんな読者のあなたに。
私から、新春のメッセージを贈りたい。
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◆ こころ穏やかに… ◆
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あなたはどんな人だろう?
男性? 女性? 学生?
社会人?それとも主婦?
 
どんな仕事をしているのだろう?
サラリーマン? OL?
自営業? 学生? 
 
『多かれ少なかれどんな人にも悩みはあるものだよ』とよく言われる。そして『生きている間、悩みは尽きないのだ』と…
 
では、その悩みとは何だ?
将来のこと? 仕事のこと?
恋愛のこと? お金のこと?
家族のこと? 健康のこと?
子供のこと? 結婚のこと?
 
或いは、ひょっとして全部?このメルマガを読んでいる方の中にも、次から次へと押し寄せる悩みから、「生きづらい…」と感じている人もいるのではないだろうか?
 
私自身の話をしよう。アトピーのとき、私は諸悪の根源はアトピーにあると思っていた。「このアトピーさえなければ…」「オレの人生はアトピーを治さないと始まらない…」
 
将来のこと、仕事のこと、人間関係のこと、お金のこと、そして健康のこと。これらすべてを、私はアトピーに関連付けて考えていた。
 
このことは、アトピーが顔に出てから顕著になった。そして、今でも時々考えるのは恋愛と結婚のことだ。もし、もっと早い時期にアトピーが顔に出ていたら…。婚期がかなり遅れていたか、ひょっとしたら結婚していないような気がする。
 
それは、アトピーをすべての物事に関連付けて捉えていたからだ。つまりアトピーであること=自分の人格のように捉えていたからである。だが、このような考え方は危険である。
 
何故なら、この手の考え方はあまりにも一事が万事すぎて、ひとつ歯車が狂えばすべてが悪い方向に回転し始める可能性があるからだ。
 
「アトピーであるがゆえに彼女(彼)にも積極的になれない…」と言う人がいる。「結婚なんて…」と半ばあきらめている人もいるだろう。
 
今、アトピーであることに負い目や引け目を感じている人に、この言葉は届かないかもしれないし、気休めに聞こえるかもしれない。でも、一事が万事的な考え方では、こころを穏やかに過ごすことはできない。
 
誤解されると困るのだが、私は結婚を推奨しているわけではない。仕事は仕事。恋愛は恋愛。
 
そしてアトピーはアトピーだと言うことこだ。これを全部一緒に考えていたら、そりゃーしんどくもなる。
 
仕事がダメでも恋愛が順調な時はあるし、その逆もあるのだ。それを全部アトピーと関連づけていたら立ち直れなくなる。
 
私は、この歳になって思うことがある。それは人生には自分の努力で何とかなることと、自分の努力だけではどーにもならないことの二つがあるということだ。
 
だから自分の努力で何とかなりそーなことにはベストを尽くすが、自分の努力だけではどーにもならないことは、やるだけやったら後はもう知らない。
 
そう思うようになってから、随分しんどい思いをしなくて済むようになった。そう思うことで毎日、心が少しだけ穏やかになった。これは、ある意味幸せなことだ。
 
だから、今年1年。どうか、あなたの心がアトピーで乱されませんように。そして、できるだけこころ穏やかな毎日でありますように。
本年もよろしくお願いします。
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◆◇ <編集後記> ◇◆
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最近、めっきりテレビを見なくなりました。「何故かな~?」と考えると、やっぱり答えは「おもしろくないから」なんですね。と言うか、「もう飽きたよ…」って感じのお笑い番組を延々とやってたりね。近頃はとにかく本を読んでいます。学生の頃とか若かった頃にはまだ良く理解できなかった含蓄のある小説なんかも「あ~、そーいうことか…」なんてね。少しは大人になったんでしょうね。もし面白い本があれば教えてくださいね。最近は村上春樹さんですかね。これ、メルマガ読者さんからの影響です。
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105 ステロイド離脱=アトピー完治?

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飛鳥です。
毎日暑い日が続きますね。
皆さん、いかがお過ごしですか?
 
いや、惜しかった。正直、「こりゃひょっとして…」って思いましたよ。何の話だが分かります?
 
高校野球、奈良県大会の話です。ご存知のように、奈良は天理高校か智弁学園が甲子園の常連組。公立高校って、もう随分長いこと甲子園に出てないんですよね~。
 
ところが大会がはじまると、なんと!長女の母校(県立高校)が快進撃。で、なんと!なんと!智弁学園に勝っちゃった! あれよあれよと言う間に、ベスト4進出!
 
あの日の我家の会話です。
私 「やったー!準決勝進出や!あと2回勝てば甲子園や!」
妻 「凄いね!でもお父さん、甲子園決まったら寄付お願いされるみたいよ」
私 「は?寄付…。寄付ってあのお金カンパするやつのこと?」
妻 「それ以外に何があるんよ」
私 「・・・・・・」
妻 「ウチは在校生やしな、次、天理に勝ったらお金用意しといてや」
私 「うん。まかしとけ。天理に勝ったらな…」
 
で、翌日。
私 「残念やったな。もうちょっとやったのに。やっぱり天理は強いわ」
妻 「ホンマ。よー打つたね」
そこに突然、どーいうワケかいきなり長女が乱入。「おとーさん。負けたやんか!寄付する予定やったお金、私にちょーだい!」
 
何で?天理高校の皆さん、甲子園では頑張ってください。
 
さて、今回もはじまり、はじまり。
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【今回のテーマ】
・水は絶対飲むな?
・ステロイドを続けている限り…
・編集後記       
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◆ 水は絶対飲むな? ◆
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「練習中、水は絶対に飲むな!」
ひと昔間、高校野球の練習中での定説はコレだった。まだポカリスエットとか、スポーツドリンクなんてまだ無かった頃の話だ。
 
要するに、練習中の水分補給はご法度だったのだ。理由は「バテるから」
 
あの時代、監督や先輩の言葉は絶対。そんな風に説明されて、逆らえる1年生は誰一人いなかった。
 
伝統は引き継がれる?
2年生になった時、気が付くと私自身が下級生に同じことを言っていた。「練習中、水は絶対に飲むな!」自分自身、喉が渇いてヘロヘロになりながら…。
 
ところで、「バテる」と言うのは、簡単に言うと「スタミナが切れる」ことだ。練習中、水を飲むとスタミナが切れる…。事の真相はともかく、当時、大抵の部員はこの定説に従っていた。
 
「水を飲んじゃいけない…」これを忠実に守っていたワケだ。喉がカラカラになるのを我慢して、炎天下の中、ひたすら白球を追いかけていた。
 
こういう我慢を無理に続けているとどうなるか?練習後、もうメチャクチャなことになる。一気に開放された心と体には、制御が効かなくなってしまうのだ。
 
「いくぞー!」近所のパン屋(コンビニがまだ無かった)までひたすらダッシュ。コーラやジュースを思いっきりがぶ飲みするハメになるのだ。
 
こうなると、野球が上手くなるために練習をしているのか、練習後のドリンクが楽しみで練習しているのか、わからなくなる。練習後にジュースやコーラをがぶ飲みするとどうなるか?
 
これは簡単。水分でお腹が一杯になり、昼食や夕飯がしっかり食べられなくなる。いわゆる、「水腹」というヤツだ。さらに続けているとどうなるか?これも簡単。
 
スタミナが無くなり、根本的にバテやすい体質になる。根本的にバテやすい体質。そういえば、私のアトピーはこの夏の地区予選を境に悪化した。
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◆ ステロイドを続けている限り…◆
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「汗をかいたら、速やかな水分補給を」
現在、一流のアスリートでなくても、こんなことは誰もが知っている。ひと昔前ならタブーとされていたことが、現在では定説となっているワケだ。
 
高校野球の選手から女子マラソンの選手まで、水分を補給しているシーンは練習中や試合を問わず、当たり前のものとなった。
 
ところで、定説と言えば。「ステロイドを止めない限り、アトピーは絶対に治せない!」と言うモノがある。事実、この言葉を信じて、一気にステロイドを止めようとする人が今も跡を絶たない。「ステロイド離脱に成功すればアトピーが治る…」と信じているのだ。
 
だが、私は敢えて断言する。「ステロイドを止めない限り、アトピーは絶対に治せない!」と言うこの定説はいずれ、間違いなく過去のものとなると…。何故なら、真実は逆だから。
 
つまり「ステロイドを止めればアトピーが治る」と言うのは嘘で、「アトピーが治れば自然とステロイドは必要なくなる」と言うのが本当だからだ。
 
事実、ステロイド離脱に成功しても、アトピーを治せないままの人はいくらでもいる。だから、ステロイド離脱に悩んでいる暇があるなら、アトピーを治すための努力をする方が賢明で得策なのだ。
 
アトピー治療に関して最大の失敗は何かと聞かれたら、私は迷わずにこう答える。
「一気にステロイドを抜いたこと」
「医者に頼りきって、自分で治そうとしなかったこと」
 
つまり、アトピーと言う病気は一気にステロイドを切ろうとせず、長期戦を覚悟して自力で治す覚悟を決めれば何とかなる。と言うのが私の経験則である。
 
ところで、定説と言うのは時代の産物だ。時が経ち、歳月が流れれば、定説が定説でなくなる事もある。だから、定説なんかに振り回されるより、より良く生きる方がよほど大切だ。
 
だから「ステロイドを止めなければ絶対にアトピーは治らない!」なんて考えなど「練習中は絶対に水を飲むな!」と言った類のモノと同じレベルなのだ。
そのうち、きっと変わる。
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◆◇ <編集後記> ◇◆
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最近ですね。長男が囲碁にハマっていまして。「何で囲碁なの?」と思いきやアニメなんですね。「ヒカルの碁」本当は中3だから、「勉強の方は…」って思うんですけどね。あまり「勉強・勉強!」と言うのもどうかと思いまして。真剣に碁の本を読んでる姿を見ると「ま、いいか」なんて気になるんですよ。
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95 「脱ステロイド」よりも大切なこと

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■ 第95話 2008/09/28
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飛鳥です。
皆さん、いかがお過ごしですか?
9月です!秋です!私はこの時期、仕事が終ると自宅へ直行。夕食を食べるのがとても楽しみなんです。
 
それはね。9月になると新米が食べられるから。これがもう最高に旨い!炊きたてはモチロン。冷めても美味しいんです。早場米の九州は別として、普通、本州の農家は9月に稲刈りをするでしょ?
 
我が家は三重県の農家から直接お米を分けてもらっているのですが、これが毎年、9月の半ばになると新米が到着するわけです。流通を経由していないので古米や古古米(ここまいと読みます)を混入される心配もないし、今話題になっている事故米なんてありえない世界です。
 
実は私、アトピーが治ってから数年間、百姓をしている時期がありました。当時は食管法が改正され、お米の販売が自由化された最初の頃でした。なので、私、自分の作ったお米は自分で販売していたのです。名刺の肩書きに「百姓」って書いてね。
 
今回はその体験から、アトピーの方に是非とも知らせたい情報があります。
 
さて、今回もはじまり、はじまり。
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【今回のテーマ】
・「脱ステロイド」よりも大切なこと
・結局 最後は生命力
・編集後記       
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◆「脱ステロイド」よりも大切なこと◆
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先日、アトピー治療に関するある人のブログを読む機会があった。普段、アトピー関連のブログには関心のない私だが、この時ばかりは最近でもめずらしいほどの過激なタイトルだったので、自然と目が止まった。
 
「ステロイドを止めない限り、アトピーは絶対、絶対、絶対、治せない!!」こんなタイトルだった。ブログの書き手はステロイドの副作用で辛い目にあった経験があるらしい。
 
この手のヒステリックなステロイド批判は1980年代後半から90年代の初め頃にピークを迎えたが、その後は少しずつ下火になっていった。
 
その背景には恐らく、ステロイド離脱に成功してもアトピーが治らないままの人の存在があったと思われる。実際、ステロイドを止めてもアトピーのままの人は多い。
 
彼らは言う。「私、ステロイドを止めてもう5年以上経ちます。でも、アトピー治らないんですよね。」
 
一方、それでも尚、アトピー患者の大半が今でもステロイド外用薬に対する不信感や不安を払拭できないままでいる。
 
「ステロイドって一度塗ったら蓄積されて、内臓をボロボロにするんでしょ…」
 
「ステロイドって免疫抑制剤だから塗ると免疫力がどんどん落ちるんですよね…」
 
ちなみに、放射性同位元素を使った検査では体に塗ったステロイドは数日で皮膚から消失することが判明している。血液からも体からも残留性は認められていない。
 
じゃ、実際の所はどうなのか? 私にはよくわからない。ただ私の経験からすると、ステロイドに限らず毎日クスリに依存した生活を続けていると、何となく自分の生命力みたいなものが低下する気がする。
 
そしてアトピーを克服する場合、大切なのはステロイドを止めるとか止めないとか、そんな問題じゃなく、いかに自分の生命力の底上げをするか?もう、これに尽きるのではないかと思う。
 
自分のアトピーを治すのは医者でもなければ薬でもない。自分自身。つまり自分の体の免疫力だから。
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◆ 結局、最後は生命力 ◆
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自分の生命力を手っ取り早くアップさせる魔法のような方法はない。しかし時間を掛ければ、確実にアップさせる方法ならある。
 
その第一は食生活を変えること。
簡単な理屈だが、自分の生命力をアップさせたければ生命力のあるものを食べるのが一番だ。ココを勘違いする人が多いのだが、栄養のバランスが大切だからとと言って、工場で加工されたバランス栄養食を摂ってもダメなのだ。
 
何故なら、そこには生命力がないから。
なので、自分の生命力(治癒力)を向上させたいなら、まずは生命力のあるものをしっかり咀嚼して食べることが基本になる。
 
では、生命力のある食べ物とは何だろう?
ココでも勘違いする人がいる。
 
例えばステーキ。ステーキはご馳走だ。でも、ステーキに生命力があると思っているなら、それは大間違いだ。ステーキそのものにはそれほど生命力はない。
 
何故なら、ステーキは部分食だから…。ステーキは単に牛の一部分を食しているに過ぎないからだ。私の経験からすると、生命力のある食べ物とは丸ごと全部食べられるものだ。
 
例えば高級魚の刺身ではなくて、シラスや雑魚などの小魚。これ以外でも、新鮮な野菜には生命力が溢れている。
 
このように見て行くと、玄米は最高の主食ということになる。でも玄米を食べるのが辛いなら、私は白米でも良いと思っている。
 
できるなら玄米を買い、その日に食べる分だけ精米して食べるのが理想的。でもそれが出来ないなら、白米でも良いじゃないか。私は、単にこれだけでもアトピーには絶対良いと思っている。
 
工場で加工された生命力のないインスタントやレトルトを食べるより、アトピーの場合、お米をしっかり食べていれば間違いないからだ。アトピーを治す上でご飯をシッカリ食べることはそれほど大切なことなのだ。
 
それはサプリメントを探すことより、脱ステロイドに取り組むことより、アトピーに効く!と言われる健康食品を買うより優先順位は上だろう。
 
先日、久しぶりに昼食でコンビニの弁当を食べた。私は、基本的にコンビニ弁当は食べない。食べない理由は弁当の裏に記載されている添加物を見ると食欲が失せるからなのだが、先週はひょんなことから差し入れのコンビニ弁当を食べることになった。
 
食べ終わってやたら喉が渇いた。夕方まで何度も水を飲んだ。当然、お腹はポチャポチャ鳴っている。それでもまだ喉が渇いた。
 
アトピーの頃、当たり前のように食べていた物が、今は受け付けない…。変われば変わるものだ…。
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◆◇ <編集後記> ◇◆
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94 「アトピーだけと健康」はありえない

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■ 第94話 2008/08/06
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飛鳥です。
毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか?「もう夏バテだよ!」なんて早くも弱音を吐いている人はいませんか?
 
実は私、アトピーの時は夏が大の苦手でした。いや苦手なんてどころの話じゃなく、もう完全に半病人でしたね。とにかく体がだるくて、頭もボーッとしっぱなし。とにかく、喉が渇くので、いつも水分ばかり摂っていました。
 
ちなみに水分と言っても、当時は炭酸飲料がアトピーに悪いなんて知らないから、冷たいドリンクを平気で、1リットルくらい、ガンガン飲んでいました。するとお腹の調子は悪くなるわ、食欲は減退するわ。もう完全に悪循環でした。
 
全身、倦怠感のかたまりのような状態で、ひたすら時間をやり過ごしていました。汗が出るとモーレツに痒くなるので、とにかく「早く涼しくなれ!」って感じでね。
 
でも今は違うんですよ。もちろん喉は渇きます。汗も出ますしね。でも、アトピーの時のような喉の渇き方じゃないし、お腹の調子だって悪くならない。夏は決して嫌いじゃないんです。要するに、とても元気ですね。
 
そこで今回は、元気に夏を乗り切るコツを紹介しましょう。おっと、その前に確認。元気になるのとアトピーが治るのと、順番はどちらが先だと思いますか?
 
順番は、逆なんですよ。アトピーが治ったら元気になるんじゃなくて、元気になればアトピーが治る。私自身、「オレはアトピーだけど健康!」と平気で思っていた時期もありました。
 
さて、今回もはじまり、はじまり。
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【今回のテーマ】
・「アトピーだけと健康」はありえない
・夏、元気になる秘訣
・編集後記       
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◆「アトピーだけど健康!」はあり得ない◆
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「アトピーだけど…どちらかと言えば健康は方だな。」アトピーと診断されても、10年くらいはそんな風に思っていた。実際、定期的な健康診断では、いつも「異常なし」だった。
 
確かに体は痒い。でも自分が病人だと言う認識は無かったし、アトピーだってずーっと悪いままのではなかった。事実、ステロイドも毎日手放せないほどではなかった。
 
あの頃、私のアトピーは良くなったり悪くなったりを繰り返していたからだ。ところが10年が過ぎて症状が顔に出始めた頃から、私のアトピーは一気に重症化し始めた。と同時に、体調もすぐれない日が続くようになった。
 
ステロイドが手放せなくなったのもこの頃(27歳)だ。それは当時の写真を見てもよくわかる。表情はいつもウツロ。目にまったく力がない。
 
実際、あの頃は何をしても楽しめず、アトピーのことばかり考えていた。「アトピーさえなければ…」「アトピーが治って元気になれば…」
 
ところで、あの頃、私は頭の中でこんなイメージを描いていた。
 
□ ステロイドを止める 
  ↓
□ アトピーが治る
  ↓
□ 健康になる 
 
いつもステロイド離脱のことばかり考えていた。ところが今振り返ると、これはどうやら順番が違っていたようだ。恐らく、真実はこんな感じだと思う。
 
■健康に近づく(元気)
  ↓
■アトピーが自然に消える
  ↓
■ステロイドは必要ない
 
アトピーは何故厄介なのか?
それは多分、「痒み」と言う症状が「間違った生活習慣への警告」であることを、患者自身がなかなか自覚できないからだろう。
 
実際「間違った生活習慣への警告」なんて言われても、普通はピンと来ない。「そんなこと言われても身に憶えがないよ…」となってしまうのがオチだ。
 
その結果「どうして私だけが…」となる。このパターンからも分かるように、アトピーと言う病気は自己反省をするより、どうしても被害者意識の方が先に来てしまう。
 
ところが成人型のアトピーに関する限り(乳幼児の場合は別)、アトピーになった原因もアトピーを治す鍵も、すべては自分の中にある。だからアトピーは健康食品やサプリメントを飲んだだけでは治せないし、他人に治して貰うことを期待するような病気でもない。
 
ちょっと精神論的な言い方かもしれないけれど、「自力で治す!」と言う強い意志がなければ、アトピーと言う病気の治療は前に進まない。
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◆ 夏、元気になる秘訣 ◆
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夏、アトピーの人が元気になる秘訣をふたつ紹介しよう。最初は「リゾット」だ。リゾットとは「お粥」のことだが、これは弱った胃腸に効く。
 
便通が整わない人。元気の無い人はこれを主食にすることだ。ちなみに、リゾットは主食にしなくては意味がない。
 
「今日はラーメンを食べたけど、何だかリゾットはアトピーに良いみたいだから、一緒に食べておくか!」ではまったく意味がない。朝、昼、夜と基本はすべてリゾット。まあ、会社や学校で昼食は無理と言う人はご飯でいい。
 
私の経験からすると、「夏バテには焼肉!」と言うのはウソだ。私の場合、体力が落ちて元気が無い時、焼肉を食べて元気になった記憶がない。
 
それなら、リゾットでお腹の調子を整えて、汗もウンコも、出すものはスッキリ出した方がよっぽど元気になる。そしてアトピーにも良い。
 
それからもうひとつ。夏、風呂にはいらず、シャワーだけなんてのは最低だ。夏こそ、風呂に入ってしっかり体のメンテナンスをしなくてはいけない。
 
何故か?
夏場のエアコンはアトピーにとって最悪だから。いやアトピーだけじゃなく、クーラーによる「冷え」は体全体を蝕む。
 
通勤・通学で外を歩くと汗が吹き出る。ところが、一歩部屋に入ればヒンヤリ。要するに、私達は夏には気温25度と35度の世界を行き来している訳だ。
 
でも、これはもうある意味仕方が無い。エアコンの是非を問い始めると現代文明の是非にまで話が到達しそうで面倒だ。だから、お風呂でしっかり体の「冷え」を取ってメンテナンスする。これはとても大切なことだ。
 
まあ難しい理屈はさておき、この二つをシッカリ抑えれば体が変わる。
 
■食生活を「お粥」中心にするのは難しいだろうか?
■シャワーを止めて、しっかり入浴するのに頭を抱える人はいるだろうか?
 
元気になるのに、特別やコトは必要ない。同時に、アトピーを治すのにお金の掛かることや特別なことをする必要もない。
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◆◇ <編集後記> ◇◆
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来週からお盆や休みっ!でも何で!何でガソリン、リッター180円もするのよ!今年はもう近場でゆっくりするしかないですね。
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79 好転反応のウソ

■ 告白!体験者が明かす「アトピー克服の鉄則!」
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■ 第79話 2007/08/13
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飛鳥です。
お盆休みに入りました。
みなさん、いかがお過ごしですか?
 
ちょっとニュースです。最近「おばあちゃんの手作りローション」を入手された方は、「あれ?」と思われたかもしれませんね。
 
ローションと一緒に、サンプルの「保湿クリーム」を同封してあるからです。この保湿クリーム、実は「おばあちゃんの手作りローション」を作って頂いている会社さんのご提案で試作しているものです。
 
ご存知の方も多いと思いますが、私のメルマガは読者数が1万8000人ほどいて、結構、あちこちの企業から広告依頼の申し出があります。
 
健康茶、サプリメント、塩素除去シャワー、健康食品、その他諸々…。
 
実は、メルマガ広告って結構な収入になるのですよ。定期的にメルマガを発行して広告収入が入れば、私の月給なんて軽く超えてしまう。それくらいの金額です。で、実際、メルマガ広告で生計を立てている人もいます。
 
またアフィリエイトと言って、自分のサイトからお薦めの商品を紹介して、その商品が売れると現金がキャッシュバックされるシステムも流行っています。
 
でも、私は自分のメルマガで広告は出さないし、アフィリエイトもしない。ずっとこのスタンスを貫いています。(多分、これからも…。)
 
その理由って単純なんですよ。無責任だから…。
 
だって…これはアトピーを自力で治したいと思っている人を応援するメルマガです。
 
そんなメルマガを書いている人間が、「あのお茶は良いですよ!」「あのサプリは絶対お薦めです!」なんて次から次へ紹介していたらどうでしょう?
 
少なくとも、私なら「?????」頭が混乱します。っていうか信用できない。
 
自分の目で見て、自分の肌で感じて、本当に納得できるものしか薦めることはできないのです。で、とにかく今試行錯誤しながら、今、会社さんに保湿クリームの開発を依頼しています。
 
と言うわけで、手作りローションの中にサンプルを同封しているわけです。ご利用された方は、できたら感想を頂ければ嬉しいです。でも作ってみて、気に入らなければ販売はしないかもしれません。「やっぱり止めよう…」ってことですね。
 
でも、私にとってそれは当たり前のこと。
「自信のあるものでなきゃ…。」
「自分が納得しないものを人に薦めてどうする?」
 
青臭い?真っ直ぐすぎる?でもコレって、やっぱりアトピーの時の辛い経験があるからかも。
 
さて、今回もはじまり、はじまり。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【今回のテーマ】
・手を変え、品はそのまま…
・好転反応のウソ
・編集後記       
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 手を変え、品はそのまま… ◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
最近、読者の方から気になる質問メールが続いていた。
 
それは、「アトピーを治す為にお茶を飲み始めました!」と言う内容で、飛鳥さんは「お茶」に対してどう思われますか?と言った質問だった。
 
「お茶」でアトピーが治る?
私にとっては、何だか懐かしい話である。
 
と言うのも、この手のアトピービジネスは80年代終わりから90年代の初めまでが全盛期、今さらこの手の話に引っ掛かる患者もいないと思っていたからだ。
 
ところが…読者から教えてもらったこのお茶のホームページを見て、私の考えが変わった。
 
「あっ!これならヤラれてしまう。まんまとお茶を買わされてしまうだろう…。」そう直感したのだ。
 
実際、このメルマガ読者の中にも、このお茶を飲んだ人がいる筈。とにかく、ネット上ではガンガン広告を打っているから…。
 
今時「お茶でアトピーが消えました!」と訴えても信用する人はいない。だから、このサイトではどこを探しても「お茶」なんて文字は登場しない。
 
その代り「胃腸の健全化」に触れている。
そして「もっと情報が欲しい方は無料レポートをどうぞ!」と来る。
 
ここで初めて「お茶」が登場する仕組みになっている。
 
「胃腸の健全化」=「お茶」
コレ、繋がるだろうか?
ちょっと無理があり過ぎる…。
 
私がホームページを公開した頃、アトピーの情報で「胃腸の健全化」に触れているサイトを見つける事が出来なかった。
 
だから、ホームページを公開した当初
「アトピーと胃腸に何の関係があるの?」
と言った質問メールは圧倒的に多かった。
 
ところが今では、この質問メールは来なくなった。
その一方で「胃腸の健全化」を訴えるアトピーのサイトは本当に多くなった。私としては嬉しいことだ。
 
「胃腸の健全化」に関しては自分が元祖だなんていうつもりはないし、事実、アトピー治療に対する「胃腸の健全化」は私が元祖ではない。
 
先人の偉大な知恵の積み重ねなのだ。でも私の経験では、お茶を飲むことと胃腸の健全化を目指すことにあまり共通点はない。
 
やるべきことは他にいくらでもある。
「アトピーが治りますよ!」
 
そんな風に言われて飲んだ「お茶」の数なら、誰にも負けない。と言うか、私の時代「お茶」はアトピーグッズの花形だった。
 
電車を何回も乗り継いで、普通の薬局では取り扱っていないマニアックな健康茶を買い求めたことも一度や二度ではない。
 
でも残念だが、私のアトピーはお茶では治らなかった…。もう、お茶の質問メールが来ないことを祈る。
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◆ 好転反応のウソ ◆
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1980年代の末から90年のはじめ、「好転反応」という表現が一世を風靡した。
 
「症状は一時的に悪化します。」
「でもそれは好転反応だから心配いりません。」
「確かにこの時期は辛い。でもそれを乗り切ればもう大丈夫!」
 
多くのアトピー患者がこの表現に騙されていろんなモノを買わされた。もちろん、私もその中のひとりだ。
 
「とにかくこの体を何とかしてくれ!」
「このアトピー地獄からオレを救ってくれ!」
 
本当にアトピーが重症化してしまえば、自己責任などという曖昧な判断基準などものの見事に消え去ってしまう。コレが現実である。
 
それは、自分の身内が目の前で泣き叫ぶ姿を想像すれば安易に分る。我子がアトピーで泣き叫ぶ姿を見れば、変わってやりたいと思うのが親心だ。
 
今でも、「ステロイドを抜けばアトピーが治る!」と信じている人が大勢いる。その一方、「ステロイド離脱に成功してもアトピーを治せないままの人」はゴロゴロしている。
 
このことは、「ステロイドを止めれば症状は一時的に悪化してもアトピーは次第に治る。」という幻想を見事にぶち壊している。
 
事実、私の場合を見ても、症状が一時的に悪化した後、アトピーが治ったなんてことはなかった。
 
悪くなったら、悪くなりっぱなし。逆に調子の良い時には、「おいおい、もう治ったんじゃないのか…」って感じ。
 
こんなことを延々と繰り返すだけ…。これがアトピーと言う病気の本性なのだ。
 
だから完治を目指すなら、徹底的にアトピーの息の根を止める必要がある。
 
私が、「一生、上手にお付き合い」では駄目だと言う理由もここにある。
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◆◇ <編集後記> ◇◆
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当メルマガをご覧頂きありがとうございます。
暑い!暑いです。家の中ではトランクス一枚でウロウロしています。と言うのも、妻と子供は実家のおばあちゃんの家に一足先に帰ったからです。でも、たった一人で家の中にいるとちょっと寂しいですね。今日は阪神が勝ったし、長いお盆休みを満喫しよっと。
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「アトピーの苦しみは誰しも同じ。大丈夫だよ」
これを伝えたくて話せなかった過去も記しました
→飛鳥旬の「アトピ完治への道」

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<発行人> 飛鳥 旬
・関連サイト アトピー完治への道
       アトピー性克服レポート
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75 ステロイド論争に終止符

■ 告白!体験者が明かす「アトピー克服の鉄則!」
■ アトピー克服を支援するメルマガ 
■ 第75話 2007/06/03
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■ 関連サイト
   アトピー完治への道
   アトピー性皮膚炎克服レポート
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【このメルマガの趣旨】
アトピーを克服したい!そんなあなたをサポートするのがこのメルマガの使命です。
私<飛鳥 旬>自らの体験を通じて、自力でアトピーを克服する方法を一挙大公開!
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飛鳥です。
みなさん、いかがお過ごしですか?
 
先日、仕事で東京主張の時、メルマガ読者の方と夕食をご一緒させていただきました。
 
「アトピーが治れば、色素沈着は消えるのでしょうか?」
「飛鳥さんの肌は、アトピーになる前のようにキレイに戻りましたか?」
 
と言うメールをいただいた、メルマガ読者の方と、たまにお会いすることがあります。
 
実際、お会いした方の反応は「全然わからない!ここまで戻るんだ!」と、大半の人はビックリされます。ちなみに、私はエステなど、特別なことは何もしていません。
 
その後、薄っすら残っている、アトピーの痕を指さして「じゃ、ここよーく見て下さい。ここに何となく痕があるのわかります?」「え?う~ん?これ?」
 
アトピーの痕もわからないぐらい、肌が元に戻ると分かると、お会いした方表情が、どんどん明るくなるわけです。これは、見ている私も嬉しくなる。「百聞は一見にしかず。」この時ばかりは、そんな風に感じてしまいます。
 
でも、私がアトピーの時には、こんな風には行かなかった。その理由を、是非聞いてください。
 
さて、今回もはじまり、はじまり。
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【今回のテーマ】
・追跡調査
・ステロイド論争に終止符
・編集後記       
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◆ 追跡調査 ◆
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私がアトピーだった頃、成人型のアトピーを完治させた人にお目にかかることができなかった。
 
雑誌や本の中では、お茶や健康食品で「アトピーが治った!」と言う体験者は大勢いたが、ご本人の話を聞くことは一度も無かった。
 
実際は、少し症状が良くなっても「治った!」と表現していたようだ。それでも、私は実際にアトピーを治した人と話がしてみたかった。
 
「アトピーを治すにはどうすれば良いのか?」誰も教えてくれなかったからだ。ちなみに、アトピーの語源は「ワケがわからない」と言う意味です。
 
正直、あの頃はどの医療機関もアトピー患者を持て余していた。患者にとって「確立された治療法がない。」と言われるほど不安なものはない。
 
だから、実際にアトピーを治した人と話をすることで、自力でアトピーを治すためのヒントを掴みたかった。
 
成人型アトピーの場合、患者にとって実際にアトピーを治した人の話は貴重だ。誤解されると困るが、これは何も私がアトピーを治したから言うのではなく、実際にアトピーを治した人の経験は聞くに値するだろう。
 
何故なら、成人型のアトピーは「結果オーライ自然消滅型」ではないから。子供のアトピーのように「小学生になったら治るからね。」とか「中学に入学したら治るからね。」では治らないからだ。
 
私の知る限り、成人型のアトピーを克服した人に共通しているのは、積極的に自分の生活習慣を見直した人だ。
 
「○○でアトピーが治った!」と言う人は滅多にいない。
○○がキッカケだとしても、必ず自分の生活習慣を見直している。
 
追跡調査をすれば、メッキは簡単に剥がれるから…。
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◆ステロイド論争に終止符◆
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もう、かれこれ20年前の話だ。
 
「ステロイドで廃人になる!」という説が流行った。
「あなた、ステロイド止めますか?それとも、人間止めますか?」
 
民間療法を中心に、覚せい剤撲滅と同じフレーズがパクられた。結局、本当にステロイドで廃人になった人は過去、何人いるのだろう?
 
本当のことを知るのは大切だ。感情に流されず、客観的な事実を把握している者は強い。
 
「ステロイドは悪魔の薬だ!」そんな風に、ヒステリックなまでにステロイドを忌み嫌う人が要る。過去の私もそうだった。
 
今でも、ステロイドの恐怖を煽りたてる人は多い。患者がステロイドを恐れるのは、ある意味仕方の無いことだ。
 
特に、私のように強烈なリバウンドを経験すれば、二度とステロイドなど使いたく無いと思うのは仕方ない。
 
でも、自分がステロイドを使ったこともないのに、このクスリの危険性ばかりを煽るのったり、安全性を強調するのもどうだろう…
 
もの凄い暴言かもしれないけれど、一番確実な方法を教えよう。それは、アトピーとはまったく無縁の人の肌にステロイドを塗り続けること。これで、ハッキリするから。アトピーが「悪魔の薬」なのか「魔法の薬」なのか。
 
「ステロイドは安全な薬です。」と言い切るなら、その前に自分の健全な肌にステロイドを塗り続ければいい。そして、ステロイドが恐怖と思うなら、自分の身内でアトピーとは関係ない人にステロイドを塗り続けてもらえば、本当のことがわかるだろう…。
 
大抵の人は、ここまでしないで「悪魔だ!」と騒いでいる。でも、ステロイドは「悪魔の薬」でもなければ「奇跡の薬」でもない。私の実体験は、そういうことだ。
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◆◇ <編集後記> ◇◆
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当メルマガをご覧頂きありがとうございます。
最近、メルマガ読者の方からお聞きした話によると、インターネットのアトピーサイトの中には、実際、アトピーになったことの無い人が、さもアトピーを克服したような体験談を書いて、健康茶を販売しているなんてことがあるそうですね。アトピーとひとくちに言っても、ランクはありますから…。
でも、私のアトピーはお茶では治らなかったです。それから、もうひとつ本音を。アトピーになったことの無い人でも、アトピー関連の本を10冊程度読めば、克服体験程度なら書けちゃいます。実際、ライターさんを使って書かれた本もいっぱいある。
でもね、ライターを雇っても、メルマガを隔週で3年以上書き続けることはできない。だって自己体験の世界ですから、継続できないんですよ…。
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アトピー性皮膚炎を克服するための第一歩。
何故アトピー克服には「胃腸の健全化」が
大切なのか?簡単な説明で徹底解説。
→「飛鳥旬の実体験克服レポート」

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72 ステロイド離脱のキッカケ

■ 告白!体験者が明かす「アトピー克服の鉄則!」
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■ 第72話 2007/04/08
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■ 関連サイト
   アトピー完治への道
   アトピー性皮膚炎克服レポート
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【このメルマガの趣旨】
アトピーを克服したい!そんなあなたをサポートするのがこのメルマガの使命です。
私<飛鳥 旬>自らの体験を通じて、自力でアトピーを克服する方法を一挙大公開!
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飛鳥です。
いかがお過ごしですか?
 
春ですね。今日は家族で花見をしました。近くの公園にお弁当を持参して、ご近所さんと一緒の昼食でした。
 
私にとっては、アトピーを治してから11回目の春。実はアトピーが治っても1、2年は、精神的なダメージと経済的なダメージが後を引いていたのです。
 
あの頃、もし妻が働いていなければ、我家は間違いなく破綻していました。その理由は、やっぱりアトピービジネスです。
 
正直に言うと、かなり手痛い目に遭っています。私の時代のアトピービジネスは要求される金額が大きかった。
 
80年代の終わりから90年代の初めって、ステロイドや医療機関に対するマスコミのバッシングが最高潮を迎えた時期でしたので、当時、相当怪しい民間療法だって救世主のごとく報道されていました。
 
今日は何故こんな話題になったのか?
実は、こんなことがあったからです。
 
さて、今回もはじまり、はじまり。
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【今回のテーマ】
・私のステロイド離脱のキッカケ
・合併症の恐ろしさ      
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◆私のステロイド離脱のキッカケ◆
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30歳の時、私は脱ステロイドを決心した。そのキッカケは、民間の漢方薬局が主催する無料相談会。
 
「ステロイドの悪い毒を出し切らないとアトピーは治りません。」
 
「症状は一時的に悪化する。でもそれは好転反応だから心配ありません。」
 
「目安は3ヶ月。これを乗り消えれば後は大丈夫。一緒に頑張りましょう!」
 
自称「漢方医」を名乗る男性の声は、自信に満ち溢れていた。
 
予定通り、あのリバウンドはやってきた。ステロイドを止めてから3週間後、体から嫌な臭いのするベタベタした液が流れた。
 
そこで再び漢方薬局を訪れた。
「思った以上に毒素が多い。」
「でも好転反応だから心配要らない。」
 
自称「漢方医」の説明では、ベタベタしたこの体液こそステロイドの悪い毒が出ている証拠で、これを乗り消えれば、時間の問題と言う話だった。
 
それから3ヶ月。私のアトピーは悪化し続けた。もう仕事などできる情況ではない。横になっているだけでも気が狂いそうになる。
 
会社に欠勤届を出した日の夜、私の体に異変が起こった。額が真っ赤な斑点に覆われ、40度近い高熱からまったく身動きが取れず、収拾のつかない情況に陥ったのだ。
 
好転反応どころか非常事態だった。
極度に体が衰弱して、幻覚症状も出ていた。漢方薬局に連絡を入れると、相変わらず好転反応の一点張りだった。
 
「せっかく一緒に頑張て来たのに…もう少しで治るのに…。根性が無さ過ぎる。」
 
いくらシロウトの私でも、これが好転反応でないこと位は察しがつく。
 
「でも、治す気がないなら仕方が無いですね…。」この言葉を聞いたとき、私は夢から醒めた。そしてようやく、自分がネギを背負ったカモであることを自覚した。
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◆ 合併症の恐ろしさ ◆
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大変なのはそれからだった。
病院に駆け込むと医者の顔が歪んだ。聴診器をあてると、医者は直ぐにこう言い放った。
 
「心臓から異音がしている。直ぐに検査!」
 
血液中の細菌を検査した結果、掻き壊した皮膚から黄色ブドウ球菌が侵入して菌血症を起していた。
 
幸い心臓に異常はなく、抗生物質の点滴で何とか小康状態を取り戻した。
 
だが心臓の弁膜で黄色ブドウ球菌が増殖していれば、命の保障は無かった…。事実、細菌感染で心室に袋ができ、それが破裂したアトピー患者は死亡する。
 
アトピーの合併症から急性心不全で無くなる人は皆無ではないのだ。
 
一般的には、アトピーでは死なないことになっている。確かに、アトピーが直接的な死因になることはないだろう。だがアトピーの合併症で命を落とすケースが決して珍しくないことを、多くの素人民間療法家は知らない。
 
「アトピーでは死なない。」
 
このような前提で、今でも多くのアトピービジネスが成り立っている。これは、あまりにも危険だ。
 
事故は10万分の1、いや100万分の1の確率かもしれないけれど、必ず発生すると思っておいた方が良い。
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◆◇ <編集後記> ◇◆
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当メルマガをご覧頂きありがとうございます。
先日、ある女性からアトピー治療に関するコンサルティングの依頼がありました。もの凄く切羽詰っている様子でしたが、いきなり提示された金額に唖然。ここではちょっと公表できませんが、おそらく高級外車が買えます。長いことメルマガを配信していると、いろんなことがあるものですね。
で、そのコンサルティングの依頼、もちろん丁重にお断りしましたよ。だって、無理ですもん。アトピーのコンサルティングなんてそのものが法律的にもかなりグレーでしょ。
私は自分が歩んできたアトピー完治への道のりを皆さんに伝えることが好きです。自分の体験を伝えることはできるけれど、医学的には突っ込んじゃいけない。そんな風に思っています。
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アトピー性皮膚炎を克服するための第一歩。
何故アトピー克服には「胃腸の健全化」が
大切なのか?簡単な説明で徹底解説。
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