遺伝

91 アトピーは遺伝?

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■ 第91話 2008/05/18
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飛鳥です。
皆さん、いかがお過ごしですか?

ゴールデウィークは家族で上高地へ行きました。やっぱり信州は景色がキレイですね。野生のサルや鴨なんかがいてデジカメで写真を撮りまくり。もちろん、上高地で一番の名所「かっぱ橋」でも記念撮影。天候にも恵まれ、楽しい旅行でした。

ところで写真と言えば…。
私の場合、20代後半から30歳前半に掛けて、自分の写真って殆ど無いのです。何故かと言うと、これはアトピーが顔に出て最悪だった時期と重なるんです。嫌だったんですね。アトピーの自分を撮られるのが…。

会社の慰安旅行の記念写真なんてほとんど下を向いている。しかも、帽子とサングラスは必ずセット。旅行先でも、景色より人の顔ばかり観察していたような気がします。アトピーが顔に出るまでは、ここまで極端じゃなかったんですけどね。体だけの時には、普通に写真も撮っていましたから。

ところで行ってみたい所があるんです。それは北朝鮮。朝鮮民主主義人民共和国。その理由は…。

さて、今回もはじまり、はじまり。
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【今回のテーマ】
・遺伝なんて気にしない
・ライフスタイルとアトピー
・編集後記
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◆ 遺伝なんて気にしない ◆
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韓国では今、もの凄い勢いでアトピー患者が増えているらしい。アトピーだけでなく、鼻炎や花粉症などのアレルギー疾患も増加しているとのこと。

いっぽう北朝鮮。この国にはアトピー患者はいないらしい。本当の所はわからないが、もしこれが真実ならかなり興味深い話だ。何故なら、韓国人も北朝鮮の人も同じ民族だから。

ちなみに、日本の皮膚科ではこんな風に言われる。「アトピーには遺伝的が関与しています。なので遺伝を治せない以上、アトピーは根治できません。」

もしそうだとするなら、韓国でアトピー患者が増加する一方、北朝鮮にアトピー患者がいないことの理由をどう説明すればいいのだろう?

言っていいかな?
ハッキリ言うけど、私の経験ではアトピーを治すのに遺伝なんて関係ない。「まったく関係無い!」とは言わないが、少なくとも患者が気にする程のものじゃない。

要するに、遺伝なんてものは枝葉の問題に過ぎないと言うこと。なので「遺伝だから治らない」なんて言い草はまったく気にする必要はない。

事実、アトピーに関しては遺伝なんかよりもっと大切な要因がある。それはライフスタイルだ。例えば、韓国人と北朝鮮人は同じようなライフスタイルだろうか?

先日、報道番組で北朝鮮の女性が川で洗濯をしている姿が映っていた。ギザギザの付いた板に衣服をこすりつけて洗濯している姿を見て、私の息子は「お父さん、あれ学校で習った昭和の日本や!」と叫んだ。

「アホ。日本やない。あれは北朝鮮…」日本で電気洗濯機や冷蔵庫、掃除機などが爆発的に普及したのは1960年代だが、北朝鮮ではどうなのだろう?

洗濯板やほうきは健在なのだろうか…。
北朝鮮には、マクドナルドに近いファーストフードはあるのだろうか?漬物が面倒だからといって、添加物に浸した野菜を食べているのだろうか?コンビニのような所で弁当は売っているのだろうか?そもそも添加物を製造する手法を知っているのだろうか?

韓国ではダイエットが大流行。一方、北朝鮮では穀物不足が深刻だ。朝鮮民族はひとつでも、北と南では国民のライフスタイルはまったく違う。

ライフスタイルが違うと言うことは、24時間の過ごし方が違うと言うことだ。そして24時間の過ごし方が違うと言うことは、病気の種類も違うと言うこと。そういうことだ。
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◆ ライフスタイルとアトピー ◆
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アトピーのような慢性病はライススタイルに大きく関係している。ライススタイルとは文字通り、「生活のあり方」である。

肉類中心だった食生活がご飯や漬物、味噌汁を中心とした和食に変われば、それはライフスタイルの一部が変わったことになる。また睡眠時間が5時間から7時間に変わっても、それはライフスタイルの変化だ。

ところが「これはアトピーに効きますよ!」と言われて、それを一生懸命摂取しても、それはライフスタイルが変わったことにはならない。

残念ながら、アトピーにこの手の特効薬は通用しない。何故なら、アトピーは「ライフスタイルを見直しましょう!」と言うお知らせだから。なので、いくらステロイドを塗っても根本治療にはならない。

アトピーは24時間のあり方を見直す所から克服への道が開けるようになっている。そういうものだ。でもそれは「北朝鮮の人達と同じ生活をしましょう!」と言うことではない。

そんなことをしなくてもアトピーは治る。「快食」「快便」「快眠」は日本中、どこでも目指せるからだ。それは東京に住んでいようが、北海道に住んでいようが関係ない。

自分以外の環境を変える努力は報われないが、自分自身の身体を変える努力は必ず報われるからだ。他の病気のことは分からないが、少なくともアトピーに関してはそんな風に思う。
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◆◇ <編集後記> ◇◆
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当メルマガをご覧頂きありがとうございます。
先日、信州に旅行した時、栂池スキー場の近くのホテルで宿泊しました。栂池と言えば大学生の頃、スキーシーズンにバイトをしていた懐かしい場所。21年ぶりに訪れたバイト先は当時とまったく同じ姿を残していました。あの頃はまだ顔にアトピーは出ていなかったけ…。
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大切なのか?簡単な説明で徹底解説。
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54 アトピーの本質

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■ 第54話 2006/04/16
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飛鳥です。
穏やかな小春日和かと思うと、今は台風並みの激しい風が吹き付けています。4月といえば、新たなシーズンのはじまり。
 
今回、このメルマガを初めてご覧頂く方もいるかと思います。このメルマガでは、私の実体験をもとにアトピー克服への道のりを紹介しています。
 
私がアトピーと診断された1970年代中頃、アトピーは、まだ子供の病気という認識が強く、喘息と同じように特別な治療をしなくても、放っておけば治るという雰囲気がありました。
 
またアトピーだけなく、アレルギー疾患の数そのものも今より断然少なかった。花粉症やアレルギー性鼻炎なんて、まったく訊きませんでしたから…
 
でも、時代は変わりました。現在、アトピーは子供だけの病気でもなければ、放っておけば治るような病気でもありません。
 
それどころか成人性のアトピー患者の中には、私のように重症化したまま症状が戻らず、いったん社会からドロップアウトすることを余儀なくされるケースさえ珍しくありません。
 
重症化したアトピーは極めて完治が難しいと言われています。以前、私がアトピーだった頃、通院していた皮膚科でこんな風に言われました。
 
「アトピーは治す病気でなく、コントロールする病気です。だから治すことばかり考えず、病気と仲良くお付き合いするコトを考えましょう。」
 
ところで、アトピーは本当に完治できない病気なのでしょうか?
 
治らないことを前提に、一生コントロールを続けなければならなのでしょうか?
 
少なくとも私の知る限り、重症のアトピーを完治させたのは私だけではありません。確かに「完治」というのは想像している以上に険しい道かもしれません。それは単なる「改善」や「好転」とは、根本的に意味合いが違いますから…
 
でも、私はどうしてもアトピーを「完治」させたかった。もう、アトピーに振り回されるのはこりごり。とにかく、自分の生活から「アトピー」という文字を消したかったのです。
 
前置きが長くなりました。それでは、はじまり、はじまり。
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【今回のテーマ】
・アトピーの本質
・本質が見えると
・編集後記       
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◆ アトピーの本質 ◆
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世の中には、アトピーを治すためには「ステロイドを止めなくてはならない!」と思っている人が大勢いる。何を隠そう、以前の私がそうだった。
 
事実、私には脱ステロイドで強烈なリバウンドを体験してからも、ステロイド外用薬を使った治療を一切拒否し続けてきた経緯がある。そういう意味では、私の場合、ステロイドを一切使わずにアトピーを治した患者のひとりと言えるかもしれない。
 
だが私の場合、少なくとも「ステロイドを止めた」からアトピーが治ったのではない。言い方を変えると、「ステロイドを止めるだけではアトピーは治せない」ということだ。
 
このポイントを見逃すと、本当に解決すべき問題が見えなくなる。アトピー患者の大半が罪悪感を感じながらもステロイドを使っている。それは、社会生活を送る上で、ある程度仕方の無いことだと私は思う。
 
「ステロイドを止めろ!」というだけなら、簡単な話だ。だが、物事には原理原則というものがある。アトピーの本質を見極めない限りアトピーは治せない。
 
どんなに必死で家中を掃除しても、どんなに真面目にスキンケアをしても、どんなに前向きに生きようと誓っても、本当に解決すべき問題が見えないとアトピーは治せない。
 
それでは、アトピーの本質とは何か?
それは、アトピー性皮膚炎がアレルギー疾患である、という現実だ。アトピーがアレルギー疾患である以上、アレルギーを根本的に沈静化させないとアトピーは治らない。
 
たったこれだけの話。
物事の本質はどんな場合もシンプル。
 
ステロイドを真面目に塗ることとアトピーが治ることに相関関係がないように、ステロイドを止めることと、アレルギーが治ることにも相関関係はないのだ。だからといって、抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤はアレルギーを治すクスリではない。
 
いくらこの手のクスリを飲んでも、アレルギーそのものが治ることはない。というか、アレルギーを直接治せるクスリなどこの世には存在しない。
 
これは、サプリメントや水、健康食品にしても同じ。お金を掛けてもアレルギーは治せない。
 
また、一気にアレルギーを治そうとして、多くのアトピー患者が挫折している。アレルギー疾患を治す秘訣は短期決戦を挑まないこと。これに尽きる。
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◆ 本質が見えると ◆
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体内でアレルギー反応が沈静化するとどうなるか?
 
例えば、私の場合だと「好酸球」の値が正常値で安定するとどうなるか?
 
答えは簡単。
肌の炎症が落ち着く。つまり、痒みが消えて皮膚の赤味が消えるのだ。こうなると、そもそもステロイドを使う必要がないのでステロイド離脱もくそもない。
 
いや、厳密にはステロイドの副作用は残るかもしれない。だが、それは時間が解決してくれる問題に過ぎない。アトピーが治る、治らないといった本質的な問題とは別次元のお話。この順番を間違えると、私の様に地獄のリバウンドが待ち構えている。
 
さらに注意が必要なのは、
「ステロイドで廃人になる!」とか「ステロイド止めますか?それとも人間止めますか?」って、患者を煽る言葉。
 
「アトピーが驚くほど良くなる最新療法!」とか「アトピーの痒み解決!究極の抗アレルギー食品○○!」なんてのも要注意。
 
そんなモノでアトピーが治れば、世の中にアトピー患者は苦労しない。アトピーを完治させるのに便利な裏ワザなど存在しないのだ。
 
何故か?
それはアトピーになること自体「あなたの生活習慣は間違っていますよ。」と言う身体からの警告だからだ。
 
だから、アトピーを本気治したければ、治すための努力を自分でするしかない。何かが欲しい時、何かを手に入れたい時、そこには努力が必要だ。アトピーだって例外じゃない。
 
取り合えず目先の症状を改善させるだけでなく、身体を丸ごと元の健康な状態に戻し、健康に対する自身を回復したいなら自分で努力するしかない。
 
アトピーと対峙して徹底的に治すための努力をすればいいのだ。それから、もしアトピーが遺伝などと思っているなら、それは違う。確かに、遺伝的な要因はあるだろう。
 
私の場合もそうだった。私の場合、父も祖父もアレルギー疾患、つまり皮膚病だったのだ。だが、そんなものは私の代で断ち切った。ちなみに、私の子供は2人ともアレルギーではない。
 
だが、それはアレルギーにならないように注意しているからだ。当然、気をつけるべきところは気をつけなければならないのだ。
 
だから、アトピーが治らないのは親の責任でもなければ皮膚科の責任でもない。自分のアトピーが治ったからといって、決して上からモノを言うつもりは無い。
 
でも、落込んでいるだけではアトピーは治らない。
 
落込む時もあるだろう…
絶望する時もあるだろう…
 
でも、人生は何度でもやり直しがきく。気を取り直して、4月からまた頑張ってみよう!
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◆◇ <編集後記> ◇◆
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当メルマガをご覧頂きありがとうございます。
今日、自宅の裏の竹藪へ長男と「たけのこ」を取りに行きました。昨日の雨で土が湿っているため、難なく10本ほどのたけのこをゲット。
今夜の夕食は「たけのこ御飯」。旬の味を満喫しました。でも、アトピーの時、たけのこは全然ダメでした。精の強いたけのこを食べると、直ぐにアトピーが悪化したからです。
これから暖かくなるにつれて、アトピーを治すには絶好のシーズンになります。でも、「冷え」にはくれぐれも注意しましょう!
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私も自分を支えることが精一杯のころがあった。
「アトピーの苦しみは誰しも同じ。大丈夫だ」
これを伝えたくて話せなかった過去も記しました
→飛鳥旬の「アトピ完治への道」

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<発行人>  飛鳥 旬
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30-ステロイドの役割と限界

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■   ☆告白!体験者が明かす「アトピー克服の鉄則!」☆   第30話
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飛鳥です。
 
みなさん、如何お過ごしですか?
長かったゴールデンウィークも終わりました。
 
しかし、早い物でこのメルマガも、今回で29回目の配信。
 
今のペースでゆくと、40回目を配信する頃には、このメルマガの配信スタンドで
ある「まぐまぐ」さんの「殿堂メルマガ」の仲間入りすることになります。
 
「殿堂メルマガ」とは、読者数3000人以上で2年以上配信し続けているメル
マガに与えられる栄誉で、配信者にとってはチョッと嬉しかったりする看板です。
 
さて、今日は長男(小学5年生)と、家の中でプロレスごっこをしました。
 
やはり、私は強い!
まだまだ、長男の敵ではありません。
 
それでも、お互いカーペットに顔をこすりつけながら、関節技を出そうとします。
フローリングの上は痛いから、カーペットの上が闘いの場です。
 
「エッ?」
「カーペット?」
 
(ダニやハウスダストだらけ?)のカーペットに、肌を擦り付けてプロレスごっこを
している私と長男。 アトピーなんて別世界の話のようです。
 
長男はまさか、父親がアトピーのメルマガを書いているとは知らないでしょう。
 
さて、今回も はじまり はじまり。
 
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 ◆◆ 本日の目次
・嫌だったお付き合い   努力の仕方
・ココが大切       目指すのは完治
・編集後記
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         ◇◆◇ 「嫌だったお付き合い」 ◇◆◇
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■ 努力の仕方
 
もし、アトピーが治るなら、「どんな努力でもする!」と思っている人は多い。
一時的な感情ではなく、本気で腰を据えて「治したい!」と思っている事は、
メールの内容からも明らかだ。
 
私の場合、症状がモロに顔に出始めた28歳から30歳がこの時期だ。
あの頃はもう本当に、にっちもさっちも行かない、八方ふさがりの状況だった。
毎日、「アレ?どうしたの顔?」と聞かれるのが嫌で、人に逢うのが辛かった。
 
この頃、アトピー自体がマイナスで、普通の生活を送る為には、アトピーを治して
ゼロに戻す必要があると真剣に考えるようになった。
 
だから、私が病院で知りたかったのは、アトピーを前提とした生活上の「考え方」
や「心の持ち方」ではなく、アトピーそのものを治す具体的な方法だった。
 
これから先、「アトピーとお付き合いしながら人生を楽しもう!」と言った気持ち
などサラサラなかったし、皮膚科で「焦らず気長に頑張ればいい。」と言われても、
「何を気長に頑張るのか」さっぱり判らなかった。
 
私が欲しかったのは、「この様な経緯を踏みながら、半年後に完治を目指します。」
と言った医師の毅然とした態度と、具体的な治療内容だった。
これなら言われなくても、体の中から自然に頑張る気持ちが沸いてきたと思う。
 
しかし、今振り返ると、これは期待する方が間違っていた。
 
何故なら、対症療法的なアプローチを続けている限り、せいぜいコントロールや
お付き合い程度が限界だと言う事を、私自身が身を持って体験したからだ。
 
私に言わせれば、ステロイドを真面目に塗り、抗ヒスタミン剤を飲み、アレルゲンに
接触しない努力は、アトピーを完治させる為の頑張りではない。
 
確かに、症状をすみやかに改善させなければならないケースはある。
だから、絶対に対症療法的な治療を否定してはいけない。
 
「ステロイドはダメ」と言うだけなら、簡単なのだ。
 
しかし、この治療の「役割」と「限界」は、医師よりもむしろ患者自身が客観的に
把握しておく必要がある。
 
ただ私の知る限り、対症療法的な手段で症状を好転させながら、様子を見続けると
言う治療法は、成人性のアトピーに関する限り、どうみても確率の悪いやり方だ。
 
この点だけは、乳幼児や子供のアトピーと大きく異なる。
対症療法が有効なのは、根本治療がベースにあってこそ。
 
私はそんな風に思う。
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
         ◇◆◇ ココが大切! ◇◆◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
■ 目指すのは完治
 
私は、皮膚科で「遺伝」や「体質」と言った言葉を聞く度に、気が重くなった。
 
何故なら、この言葉は、「アトピーが治らない事実」を遠回しに表現している
ケースが大半だったから・・・
 
確かに、アトピーには「体質」や「遺伝的な要因」はあると思う。
 
それでも、これらの要因はアトピーを治す上で、必ずしも足かせにはならない。
むしろ遺伝なんて乗り越えるべき対象と見れば良いだけの事だし、子供のアト
ピーだって、親が必要以上に責任を感じる必要は無いと思う。
 
私は同じ努力をするなら、症状を改善するだけの努力よりも、アトピーを治す
努力がしたかった。
 
当時から、アトピーを完治したのは私だけではなかったのだから・・・
 
私は、絶対にアトピーを治したかった。
 
実際、アトピーの人なら判ると思うが、ステロイドを使用しながら生活の質を維持
するのも、それはそれで結構大変なことだ。
 
私にも物事に白黒をつけず、灰色を選ぶ選択肢もあったと思う。
実際、世の中には敢えてハッキリ白黒つけない方がいい場合も多い。
 
しかしアトピーに関する限り、これから先もお付き合いするか?それとも奇麗に
サヨナラするか?私の場合、今振り返っても、選択はこの2つしかなかったような
気がする。
 
そして私は、アトピーときっぱりサヨナラする道を選んだ。
 
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  ◆◇ <編集後記> ◇◆
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私の家の周辺では、ヨモギ、スギナ、イタドリ、ビワなどが手に入る季節になり
ました。
例えば、今の時期のヨモギとスギナは乾燥させ、お茶にして飲むと最高です。
「何に最高か?」もちろんアトピーです。
ヨモギもスギナも体の冷えを取り除き、体の中の余分な水分を排泄してくれます。
「排泄」は、アトピーを治す為のキーワード。
立派なウンコ出ていますか?
勢いのあるオシッコがでますか?
あなたのアトピーを克服するサポーターは、最先端の医学理論ではなく、
結構身近な所に生えている植物だったりします。
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<発行人>  飛鳥 旬
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14 遺伝には勝てない?

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■   告白!体験者が明かす「アトピー克服の鉄則!」 第14話
□■   2004年 6月6日発行
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このメルマガは、「どうすればアトピーが治るのか?」と言う疑問に対して、
私自身の実体験をベースに、克服の秘訣を解りやすく紹介しています。
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【目次】
・ 遺伝には勝てない?
・ 陰性体質と陽性体質
・ アトピーは圧倒的に陰性タイプ
・ きっと治るよ!
・ 編集後記
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皆さん いかがお過ごしでしたか?
私の住む奈良県は、ここ2.3日過ごしやすい日が続いています。
 
先週は小学生の殺人と言う痛ましい事件がありましたが、子供を持つ親として
は、何ともショッキングな出来事でした。
亡くなられた児童のご冥福をお祈りいたします。
 
さて、今回は“アトピー体質”について考えてみたいと思います。
 
“アトピー体質” “アレルギー体質” コレって不思議です。
同じようなモノを食べ、同じような生活をしているのに、アトピーになる人も
いれば、全くアトピーとは無縁の人もいます。
又、アトピーに関しては、私の様に遺伝的な体質を受け継いでも完治できる
ケースもあれば、親からの遺伝はまったく受けていないのに、(自力で?)
アトピーになった人もいます。
 
コレって、一体どういうこと?
 
今回は、この辺の情況を見て行くことにします。
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――
■ 遺伝には勝てない?
 
「どうしてオレだけがこんな目に会うんだ!」
「どうせ何をやってもダメなのさ、オレは特殊なんだから・・・」
 
私は自分がアトピーの時、よくこんな風に思っては落込んでいました。
いくら努力しても一向に良くならない自分のアトピーに対して、私がこんな
風に思うには、私なりの根拠もありました。
 
それは「遺伝」です。
 
何をやってもダメな時、私にはこの「遺伝」と言う問題が、自分にはどうする
事も出来ない運命のように感じられました。
 
風呂上りに、いつも体にクスリ塗っていた父。
父だけでなく、おじいさんも頑固な皮膚病だった。
おじいさんが「皮膚病に効く!」と言って買ってきた入浴剤の臭いが、イヤで
イヤで堪らなかった事。
 
「我が家はきっと呪われている・・・」
「何代か前の先祖が・・・」 
  
なーんて、アトピーで苦しんでいる当時は、真剣に悩んでいました。
でも、今は違います。
 
「遺伝なら、遺伝でえーやん。」
「遺伝でも、アトピーはキチンと治るんやから」と・・・
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
■ 陰性体質と陽性体質
 
先日、私の友人と会話です。
 
友人  「ちょっと来週、人間ドックに入ってくる。」
私   「どうした?」「調子悪いの?」
友人  「いや、少し血圧が高めで脂肪肝が気になるんだ。」
私   「血圧が高いのか・・・」「オレには良く判らないな・・・」
友人  「オイ、真剣になるなよ。」「オレは今年厄年だから気を付けているのさ。」
    「それよりお前は大丈夫か?」
私   「オレは毎朝、きちんとウンコが出ている間は絶好調だ!」
友人  「それなら、オレは問題ない。」「毎朝、決まってスポーン!って感じだ。」
    「朝からご飯2杯はいけるぞ。」
    「オレの健康法は、朝起きたら直ぐコップ2杯の水を飲む事だよ。」
私   「それはオレには無理だ。」
    「朝から生水なんて飲む気もしない。」
    「何故そんなに元気なのに、人間ドックなんだよ?」
友人  「オヤジも癌だし、おじいさんも癌だったからな・・・」
    「オレも気をつけないと・・・」
私   「・・・・・・」
    「癌か・・・うちの家系に癌は無いな・・・」
 
この友人は、私から見れば羨ましい程の”陽性体質”です。
とにかくいつも元気で、気持ちがいつも前向きです。
それでよく食べてよく飲む。
2人で夜遅くまで飲んだ次の朝、私がなかなかエンジンが掛からないのに、この
友人は朝からハイテンション。
私は食欲が無いのに、友人はもう味噌汁とご飯をおかわりしている。
 
「お前どーなってるの?」
「どうしてそんなに朝から元気なんだよ?」
 
ここまで来ると同じ人間でも、生まれ持っているモノが違うとしか言えません。
そうです。
もって生まれたモノが違う。
 
私の場合、今では少し”陰性体質”から真ん中寄りになりましたが、それでも”陽性
体質”でない事だけはハッキリしています。
 
朝からコップ2杯も生水なんて飲めない。
 
それなら、”陽性体質”がすべて良くて、”陰性体質”は損な事ばかりなのか?と言うと
必ずしもそうとは限らないようです。
 
“陰性体質”の人が、低血圧・貧血・むくみ・胃潰瘍・アレルギー・リウマチ等の
疾患になり易い一方、”陽性体質”の人の場合、高血圧・脳卒中・心筋梗塞・便秘
脂肪肝・糖尿病等の病気になり易いという面もあるからです。
 
しかも”陽性体質”の場合、常日頃元気な分だけなかなか症状が表に現れずに、一旦
症状が現れた時には,”陰性体質”よりもかなり危険なパターンが多いようです。
 
私の身近な所では40代でも”強陽性タイプ”の人には、頭がツルツルの人が多く、
逆に”陰性タイプ”の人ほど白髪が目立つようです。
 
先程の私の友人を見ている限り、「アンタ、アレルギーには絶対縁が無いね。」
と思ってしまいます。
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■ アトピーは圧倒的に陰性タイプ
 
メルマガ読者やホームページ読者の方から頂く、問合せのメールで分かること。
それはアトピーの場合、やはり圧倒的に陰性体質の方が多いと言うことです。
 
アトピーの場合、陰性体質の中でも、特に体内での水分調節が上手く出来ない
「水毒」の方が多いようです。
「水毒」と言うと聞こえは恐ろしく感じますが、結局は体の中にたまり過ぎた
水分を、何とかして体外に排泄しようとして起こる症状だと言えます。
 
花粉症によるくしゃみや鼻水、喘息による薄い痰、或いはアトピーによる湿疹も
すべて東洋医学的にみれば、「水毒」だと解釈されています。
 
この「水毒」を改善するための食生活とは、一体どのようなものでしょう?
 
これはやはり、体を温める陽性の食べ物が中心になります。
つまり、タマネギ・生姜・ニンジン・ゴボウ・ニラ・ねぎ・ニンニク・梅干等の
抗アレルギー食物や、新陳代謝を促進させる海藻類が良いと思います。
 
又、この「水毒」を改善するためには、食事の際の食べ方にも注意が必要です。
 
食べ過ぎや早食いは「水毒」だけでなく、体を冷やす元になります。
食べ過ぎると腸内でコレステロールや脂肪、糖などの余剰物が体内に吸収されて
しまい、血液を汚すことになります。
 
これを防ぐためには、わざわざ高価なサプリメントを摂る前に、先ずは良く噛む
と言うことを試してみるのが良いのではないでしょうか?
 
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■  きっと治るよ!
 
私は自分の陰性体質を改善するために漢方薬を利用したのですが、ホームページ
上ではこの漢方薬に関する情報は一切公開していません。
 
読者の方から問合せのあった場合のみ、自分が飲んでいた漢方薬を紹介している
のですが、これには2つの理由があります。
 
1つは漢方薬と言うモノの本質が、私と同じモノを飲んだからと言って、簡単に
その方の症状が、改善できるような類のモノではないと思っているから。
 
これは言い換えると、漢方薬の良い所は、その人にピッタリと合ったモノを処方出
来る点で、ここを理解して自分なりに努力しないと、「飛鳥さんに教えてもらった漢
方薬はダメだった・・・」となるのが、もう手に取る様に判るからです。
 
そしてもう1つは、私の場合、漢方薬をいきなりアトピー克服に向けた利用方法
として考えていない事。
だから市販のアトピー本に載っている様な、代表的なアトピーを治す為の漢方薬は
全然使用していません。
 
これを使用するのはもう少し後の場合もあるし、使わない場合もあります。
食生活の改善は、アトピーを克服する上での体質改善ではとても大切です。
 
しかし陰性体質を改善する上で、毎日の食事が歩くほどのスピードなら、漢方薬を
した場合には、自転車に乗ったほどのスピードで前進できる事も事実です。
 
しかし、この自分に合った漢方薬を見つけることは、どうしても自分自身の努力が
必要です。
自分の体質さえ判れば、自分に合った漢方薬を見つける事は、決して難しい事では
ありません。
 
又、漢方薬は、保険の適応範囲内で入手するのが鉄則です。
保険の効かない高価な民間の漢方薬では、金額的にも継続することが困難だからです。
 
アトピーを克服するのに、世界中の名医を集めたり、最先端の医療設備を導入してる
病院に通院する必要はありません。
 
身近な事をコツコツと工夫しながら継続した人が、結局はアトピーを克服しているの
だという事実を、このメルマガの読者の方が教えてくれています。
 
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【編集後記】
最後までお読み頂きありがとうございます。
 
私はアトピーの時、本音の部分で自分自身を信じる事が出来ませんでした。
それは「遺伝だから仕方ない」と言う気持ちがあったからかもしれません。
 
それなら「一生アトピーのままで良いじゃないか!」と言う気持ちで、前向きに
生きていたかというと、これも出来ない。
要するに、かなり中途半端な精神状態だったと思います。
 
だから、決してエラそうな事は言えませんが、ひとつだけハッキリしている事、
それはアトピーの状態が良い時は、気分も晴れると言うことです。
 
だったら、アレコレ考え過ぎずに、とにかく完治への最短距離を歩きましょう!
 
このメルマガでは、お金をかけず、時間をかけず、自力でアトピー克服を
目指す方法を判りやすくお伝えします。
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発行人     飛 鳥 
関連HP アトピー完治への道 www.atopy-1.info
    アトピ性皮膚炎克服レポート www.1atopy.com
問合せ asukairo@atopy-1.info
次回発行予定  7月4日 日曜日 
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