免疫力

138 春先にアトピーが悪化する訳

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飛鳥です。卒業・入学のシーズンですね。
皆さん、いかがお過ごしですか?

いきなりですが、

この時期、アトピーが悪化されている方、多いのではないでしょうか?
年末年始から一進一退だったアトピーが、ここへ来て一気に悪化。

簡単に言うと、そんなパターンです。
今は、一年中でアトピーが一番悪化する時期です。
なので、「今はアトピーが悪化しても仕方無い」と思って割り切って大丈夫。
その方が気分的にも楽です。

この時期の悪化は、卒業や入学、転勤シーズンと重なるので厄介ですが、
この状態はいつまでも続きません。

理由はいろいろあります。
外部的な要因も内面的な要因も併せてね。

今回はその辺の事情を、私なりに解明してみます。
何故、春先にアトピーが悪化するのか?
その理由とは?

それでは、はじまりはじまり。

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◆ 外的要因の犯人 ◆
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春といえば、花粉の季節。
実際、この時期にはアトピーと花粉症を併発する人もいます。

ところで、

花粉症と言えば、一般的には花粉がアレルゲンと考えられています。

花粉 = アレルゲン

と言う構図ですね。

まあ、これも間違いではありません。

しかし厳密に言えば、正確な構図はこうなります。

タンパク質 = アレルゲン

つまり、アレルギーは花粉そのものよって引き起こされるのではなく、
花粉の中に含まれている「タンパク質]が原因なのですね。

このことは、ダニやハウスダストも同じです。
人体がアレルギー反応を示す場合、それはダニやハウスダストに反応して
いるのではなく、その中のタンパク質に反応しているのですね。

ダニやハウスダストが、皮膚から血を吸い取っている訳ではありません。
念のため・・・

ちなみに、冬場に猛威を振るうインフルエンザウイルス。
その正体も・・・ 「タンパク質」です。

つまり、外的要因の真犯人は「タンパク質」と言うことになります。

ところで、

春は、新しい生命が芽生える時期です。
春は、冬の間ジッと息を潜めていた生命が活性化する時期です。

このように表現すれば詩的ですね。

でも見方を変えると、春は一歩外に出た途端、雑多なタンパク質が飛び交う
環境に身をさらしている時期なのです。

(そう言えば、この時期、ウチの愛犬の抜け毛も激しい・・・)

さらに、

この時期は、PM2.5や黄砂等、大陸からのタンパク質も飛来します。

さらにさらに、

春先は、気温の変化が激しい時期でもあります。
「暖かくなった!」と思いきや、突然寒くなったり。その逆だったり。

この気温の変化。

実は夏から秋へ向かう時期より、アトピーにとっては遥かに過酷なのです。

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◆ 内的要因とは? ◆
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次は、内的要因。

これは簡単に言うと、精神的な面での変化ですが、この時期はどうしても
情緒が不安定になりがちになります。

人生に出会いと別れはつきものですが、入学や転勤などによる環境の変化は
自分が想像している以上に気を遣っている場合があります。

人間は過去に一度でも経験のある場合、ある程度の対応できます。
一方、何事においても初めての場合は、多少なりとも不安が生じます。

では不安が生じると、何故アトピーが悪化するのでしょう?
情緒が不安的になれば、何故アトピーが悪化するのでしょう?

それは、免疫力が低下するからです。

もう少し分かり易く説明すると、

精神的に「疲れた・・・」と感じた時、その時は同時に肉体的にも病気に
掛かり易い状況であるということです。

ちなみに、

私が、アトピーと診断されたのは高校一年生の時でしたが、母が突然、
この世を去ったのはその前年でした。

と言う訳で、

アトピーを克服するには、自分の力ではどうすることもできない外的な
要因よりも、内的な要因にも目を向ける必要ありそうです。

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◆◇ <編集後記> ◇◆
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116 アトピーだけど健康?

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■ 第116話 2010/09/23
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飛鳥です。皆さん、いかがお過ごしですか?ようやく秋の気配ですね。私の住む街も今日は雨、一気に涼しくなりました。
 
ところで、実は今、熱中していることがあるんです。最初はそれほどでもなかった。でも今は真剣。それってね…お茶です。
 
お茶と言っても紅茶とか、ジャスミン茶ではありませんよ。お抹茶。そう、茶の湯の世界。茶道ですね。
 
どうして茶道なのかって?
実は叔母がお茶の先生だったので、これまで抹茶を飲む機会は多かった。作法とか関係なくね。ホント、抹茶って美味しいですから。
 
ところが今年2月。叔母が他界叔母の供養を兼ねるつもりで習い始めたのです。ホント、かるーい気持ちでね。ところがひと月が経った頃、こんな風に感じたわけです。『このままやったら、オレもココまでやろうな…』
 
確かに、お茶の作法をマスターするだけなら難しく考える必要はない。型通りのことを覚えて、美味しいお抹茶を頂ける。
 
でも、それだけ…表面的と言うか、上っ面と言うか。で、とにかく『このままではアカンわ』と感じたんです。
 
心を入れ替えたわけですね。
『もっと上達する!』
『せっかくやるんやから、もう少し真剣にやろう!』ってね。すると、今まで見えなかったものが少しだけ見えるようになった。それは精神的なものなので、説明するのは難しいけれど…。
 
でも、こういう瞬間って嬉しいですよね。悩み、考え、挑戦する。そして壁にぶつかったら、乗り越える。そうすることで見えてくるものって、やっぱりあるんですよね。だからどんなことでも、『続ける』って大事なんでしょうね。
 
でも、こんな気持ちになれたのも、実は師匠のおかげ。師匠(62才女性)は、説教がましいことは一切言わない人。でも茶の湯の楽しさ、おもしろさが彼女を通じてジワーッと伝わってくる。
 
『やってみたい!』ごく自然にそんな風に思いました。ある意味、元々やる気のある人に教えるのって楽ですよね。でも本当に素晴らしい指導者って、実は、やる気を起こさせる人なのかも。
 
それでは今回も、はじまり。はじまり。
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【今回のテーマ】
・身もフタもない話
・石の上にも3年?
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◆ 身もフタもない話 ◆
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今回は、単純な話をしよう。単純な話と言うのは、『ミもフタもない話』と言う意味だ。
 
アトピー性皮膚炎。
恐らく、もう大半の人が気付いていると思うが、アトピーを治すのに便利な裏ワザやコツなんてものは最初からどこにも存在しない。
 
アトピーを治す一番確実な方法はひとつ。それは健康な体になることだ。これしかない。健康な体であれば、アトピーは寄り付くことさえできないからだ。
 
ところが、アトピー患者の中には勘違いしている人も多い。
『私は健康なのに…』
『痒いだけで、私、元気なのに…』
 
自分はアトピーだけど、健康上は問題ないと思っているのだ。確かに、そう思うのも無理はないだろう。
 
実際、アトピーだからだと言って熱が出る訳ではないし、腹が痛くなる訳でもない。だから寝込むことも無く、日常は他人と同じように普通の生活を送ることができる。
 
だから、『アトピーだけど健康。』と思っている人は今でも多い筈だ。
 
私自身もそうだった。
『オレはアトピーだけど健康。』『痒みさえなければ、まったく普通。周りの人と変わらない。』『その証拠に健康診断。検査の結果はすべて正常値だったし…。』
 
だが、ここには落とし穴がある。
それは免疫力の低下は目に見えないし、いくら検査的なデータ結果を寄せ集めてみても、免疫力と言うものは数値化できないということだ。
 
そう。免疫力は数値化できない。
『は~い。あなたの免疫力は総合評価で59点です。』これができないのだ。
 
だからテレビのCMでも、『免疫力を飛躍的にアップ!』と言った表現が可能なのだ。具体的な評価基準がない以上、抽象的な表現なら問題はないからだ。
 
しかし、程度の差こそあれ、アトピーと診断された以上、まず自分は健康ではないと自覚しておいた方が懸命だと私は思う。
 
むしろ免疫力が一定の水準に達していないから、自分だけアトピーで苦しむことになる。と考えた方が、今後の対策を冷静に打つことができる。
 
ところで免疫力と言えば、こんな経験がないだろうか?
 
インフルエンザで寝込んでいる時、ふと気が付くと痒くなかった。風邪をこじらせてしまい、高熱で寝込んでいる時、皮膚の炎症が消えていた。
 
みなさんは、どうだろう?
私の場合、高熱で寝込んだ時、いつも一時的に痒みは消えた。何故か?
 
発熱は、免疫力を劇的に上げる為の手段だから。高熱を出して寝込んでしまった時、体はウイルスと闘うために免疫力をフルパワーで発動する。(生命維持のためのメカニズム。)
 
するとこの期間だけ、皮膚の炎症が引っ込む。それは、免疫力のレベルが瞬発的に引き上げられたからだ。
 
ところが、2・3日もすると元通り。瞬間的にアップした免疫力が、いつもの低いレベルに戻ってしまったからだ。だから免疫力が一定の水準でないのに、これを健康体、つまり普通であると思い込むのは危険なことだ。
 
免疫力が低いレベルのままだと、アトピーは何をやってもダメだ。
 
薬や栄養ドリンクで瞬間的に免疫力をアップさせることは可能なのかもしれない。が、私の経験からすると、アトピーを治す為に必要とされる免疫力とは、どうやらそういう類のものとは少し違うような気がする。
 
アトピーを出さない為の免疫力とは今日も明日も明後日も、これから先ずっとずっと、一定の水準にあるべきものだと思うのだ。
 
話を分かりやすくする為、この免疫力の合格点、基準ラインを70点としよう。すると、アトピーの初期段階の人は60点。重症化した人なら50点以下のラインをウロウロしていのるかもしれない。
 
だから、目指すべきラインは70点。70点の基準ラインを3年間維持しよう。
 
そうなれば多少暴飲暴食しても、ストレスがあっても、甘いものを食べても、寝不足の時でも、皮膚に炎症は生じず、従ってアトピーは出ない。
 
そんな気がする…。
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◆ 石の上にも3年? ◆
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そして残念なことだが、アトピーは頑張るだけでは治せないという事実がある。
 
何を頑張るのか?
これが分かっていないとダメなのだ。
 
何故ダメなのか?
それは、『継続』できないからだ。
あなたはどうだろう?
 
例えば、こんなこと。
あなたはいつものように会社に出勤した。で、穴を掘る作業を命じられた。が、どうして穴を掘るのか?その理由は知らされない。それでも、『何か考えがあるのだろう…』と感じたあなたは黙々と穴を掘った。
 
翌日。今度はこの穴を埋めろとの指示を受ける。『ん、何で?』と感じながらも、あなたはまた黙々と穴を埋める。その理由は知らされないまま…。
 
翌々日。今度はまた同じ箇所に穴を掘れとのことを命じられた。相変わらず、その理由は知らされないままだ。
 
あなたは、この状態のままで頑張り続けることができるだろうか?何のために毎日、同じ所で穴を掘ったり埋めたりするのか?
 
その理由を知らないまま、頑張り続けることができるだろうか?私は無理だ。
 
『石のうえにも3年』ということわざがある。これは何をするにも我慢や辛抱をすれば、最後には思い通りになることの例えだが、このことわざには『前提となるもの』があるのではないか?
 
それは、『頑張ったら、辛抱したら、結果が残る。』という可能性だ。そこから先に繋がる可能性があるから、『石の上にも…』ではないのか?
 
頑張っても、辛抱しても、最初からダメだと分かっていたら継続できるだろうか?私なら、3年どころか3日でギブアップである。
 
だから頑張ろうと思ったら、何をどう頑張ったら良いのか?このことは前もって、真剣に考えておく必要がありそうだ。
 
続ける。継続するとは、そういうことが前提になる気がする…。
 
ところで、アトピーを治す為の努力。地味といえば、これほど地味な努力はないのかもしれない。毎日毎日、同じ事を延々と繰り返すだけだから…。
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◆◇ <編集後記> ◇◆
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71 内蔵を冷やさない生活習慣が大切

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飛鳥です。
いかがお過ごしですか?
 
ひさびさに風邪を引いてしまいました。長女がインフルエンザに罹った矢先だったので「もしかすると…」と思っていると、案の定、熱が出て寝込んでしまいました。
 
翌日、同級生の医者に診てもらうと「インフルエンザじゃないよ。」とのこと。「やれやれ、2,3日もあれば回復するだろう…。」そんな風に思っていると、これが意外としぶとい。
 
熱は無いのに、のどが痛くて体がだるい。だからと言って、会社を休むほどでも無いんですね。こういう症状って、一番タチが悪いです。結局、完全に元に戻るまで10日以上も掛かりました。
 
逆に、高熱を発する方が、風邪も治りが早いケースが多いです。一気に熱が出て汗も出たら、翌日は何事も無かったようにスッキリする。
 
これって、アトピーを治す場合のヒントだったりします。さて、今回もはじまり、はじまり。
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【今回のテーマ】
・熱が出る意味
・「冷え」が駄目な理由
・編集後記       
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◆ 熱が出る意味 ◆
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27歳の頃、あることに気付いた。
それは、風邪をこじらせて肺炎で入院した時のことだ。高熱(40度以上)を発して病院のベッドでうなされている時、ふと気付いた。
 
「あれ?痒くない…。」
 
その頃、私のアトピーは最悪で、顔一面に接着剤を塗られたようにバリバリ。ステロイドの副作用から、体もステロイド皮膚症になっていた。
 
抗ヒスタミン剤が無ければ、夜もロクに眠れない。そんな私が肺炎に罹って高熱を発すると、不思議と痒みが止まった。
 
結局、肺炎では10日間入院したのだが、その後、退院しても2.3日は痒みの無い生活を送る事ができたのだ。(その後は苦しいアトピー生活に逆戻りしたけれど…。)
 
そう言えば、それ以前もそうだった。風邪を引いて熱が出ると、その間だけは不思議と痒くなかったのだ。恐らく、私と同じ経験のあるアトピー患者は多いはずだ。
 
振り返って欲しい。風邪を引いて高熱を発した時のことを…。高熱で死にそうになりながら、同時にアトピーで苦しんでいただろうか?
 
発汗でビショビショになりながら、同時に体を掻いていただろうか?この瞬間だけは、あの痒みから開放されていなかっただろうか…。
 
私の経験では風邪を引いて高熱が出たとき、アトピーの痒みは軽減する。つまり、高熱と痒みは同居しないということだ。どうしてだろう?
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◆「冷え」が駄目な理由◆
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「病気を治す」場合、体温は極めて重要だ。
1866年にドイツの医学博士が、肺炎などの感染症で高熱が長く続くとガンの治る患者がいる研究論文を発表している。
 
また1900年初頭には手術不能の悪性腫瘍の患者で、丹毒に感染した約半数が完治したという事実が発見されているが、これも高熱による影響だ。
 
ガンや悪性の腫瘍が熱に弱いことは疫学調査でも立証されている。また動物はケガや病気をすると、発熱で体温を上げることで自然治癒力を最大限に高めようとする。
 
人間の場合、体温が1度上昇すると免疫力が30%以上増強すると言われているが、私の経験上、これはアトピーにも当てはまる。
 
アトピーを治そうと思ったら、体を冷やしては駄目だ。免疫力を常に高い位置でキープしようと思ったら、「冷え」は最大の敵になる。
 
ただ、ここでは注意すべき点がある。それは「冷え」と言う概念が、必ずしも体の表面だけの問題ではないということ。
 
例えば内臓でも心臓と脾臓は温度が高い臓器だが、胃や大腸、食道、肺、子宮、卵巣などの臓器は内部が空洞なので温度がどうしても低くなる。細胞が臓器の周囲にしか存在しないから、これはどうしょうもない…。
 
これは胃ガン、大腸がん、肺がん、子宮ガンはよく知られているが、心臓ガン、脾臓がんは聞いたことがないことからも明らか。事実、がん細胞は35.0度の体温で増殖し、39.3度で絶滅する。
 
だから免疫力を高めるなら、内蔵を冷やすような生活習慣をしていては駄目なのだ。肺炎の時のように、瞬間的に免疫力を上げることはできないのだから…。
 
だから、普段からの生活習慣が大切なのだ。アトピーの場合も、コレに尽きる。○○茶や○○飲料、特定の栄養素でアトピーの治る方が不思議。
 
真冬に冷たいコーラを飲んでいては、治るアトピーも治らない。また陰性食品である白砂糖を大量に使用した食品も胃腸を冷やす。
 
アトピーを治す場合、難しい医学理論を学ぶ必要は無い。だからT細胞やB細胞、マクロファージの働きなんて知らなくても大丈夫。
 
それより「胃腸の健全化」で免疫力を向上させる方が大切。胃腸の働きが良くなると、すべての器官や組織は活性化して元気になる。
 
ここには「アトピーを治している。」と言う感覚は希薄かもしれない。むしろ「アトピーが勝手に消えて行く。」と言った感覚の方が近い。
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◆◇ <編集後記> ◇◆
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◆アトピーの時、私は自分が健康とは思わなかったけれど、かといってそれほど不健康とも思っていなかったんです。要するに「これが普通」って感じだった訳。でも、コレって間違いでした。アトピーの時って、やっぱり不健康。だって、体調だって良くなかったですから。でもアトピーの人って、意外とこの事実に気付いていないかも。「オレはアトピーだけど、まあ健康かなぁ」って。
◆そう考えると、アトピーを治す事って特別なことじゃなく、健康になることですね。アトピーを治す事を目指すより、健康になることを目指す。その方がスッキリしてわかりやすいかも。余計なお金を使うこともないしね。
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70 免疫学の3本柱の呪縛

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いかがお過ごしですか?
 
皆さん、突然ですが、アレルギー週間ってご存知でした?
 
毎年、2月20日頃、アレルギーに関する知識の普及啓発により、苦痛や悩みなどを解消するための企画が実施されているのですよ。主催は、財団法人日本アレルギー協会。後援は厚生労働省と社団法人日本医師会、社団法人日本アレルギー学会です。
 
この財団法人日本アレルギー協会、実は昭和42年に発足されて以来、アレルギーの研究助成、調査、教育、一般啓蒙活動を行ってきたアレルギーに関する日本唯一の公益法人らしいです。
 
昭和42年と言うと、日本の高度経済成長がはじまってからまだ5年。ちなみに、当時、私はまだ6歳です。まだアトピーではない頃。
 
当然、アトピー患者の数も現在とは比較にならないほど少なかった筈です。恐らく、現在の10分の1以下では…
 
ところで、もし私がこの財団法人日本アレルギー協会の発足メンバーのひとりなら、毎日、悔しい思いで過ごしていることでしょう。
 
発足以来40年にもなるのに、アレルギー患者の数は減るどころか増加の一途でしょ。普通なら「オレは何をしてたんだ?」って思いますよね。
 
だって、自分の目指す方向とまったく逆の結果になってしまったのだから、これは辛い。民間企業ならとっくに「倒産」ですよね。存続することさえ許されない。
 
あれ?この協会の運営資金って、ひょっとして国民の ぜ・い・き・ん?もし、間違っていたらゴメンなさい。お上に楯突くつもりはないのですが…
 
ちょっと言わせて貰っていいですか?
さて、今回もはじまり、はじまり。
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【今回のテーマ】
・3本柱の呪縛
・立ち上がれ!免疫学
・編集後記       
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◆ 3本柱の呪縛 ◆
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日本アレルギー協会の理事長によると、日本では平成14年に全国調査が行われ、アトピー性皮膚炎は10年前の調査と比べて2倍に増えているらしい。
 
「あなた達が頑張っているのに、どうしてこんなことになるの?」って突っ込みたくなるが、それは我慢して、もう少し理事長の話を聞いてみよう。
 
発症原因としては、アレルギー性の炎症と皮膚のバリア機能異常が大きいと考えられていて、幼い頃に乾燥肌のあった人やアレルギー疾患を合併していた人の成人発症率が高いそうだ。
 
そこで気になる治療だが、これはやっぱり3つが柱になっている。
 
ひとつは「薬物療法」
早い話がステロイドやプロトピック。或いは抗ヒスタミンや抗アレルギー剤。要するに、炎症を抑える薬がメインの治療。
 
そしてふたつ目が「スキンケア」
これは、皮膚を清潔にしてバリアー機能の低下を防ぐのが目的で、その主役は保湿剤。
 
最後は「悪化因子の検索、除去」
これはアレルゲンを調べて、徹底的に除去しましょうということになる。
 
これ以外にも、特殊な波長の紫外線を当てる光線療法などを提案するケースもあるらしい。(朝日新聞 2月10日の広告特集より)
 
理事長が言うように、私も昭和51年以降この3つを柱に治療を続けて来た。でも、私の場合、このやり方ではアトピーは治らなかった。
これは、何を意味するのだろう…。
 
私の本音はこうだ。つまり、「薬物療法」「スキンケア」「悪化要因の検索・除去」を柱にした治療法は昭和50年以前のアトピーには効果的だったが、それ以降は年を追うごとに効果が薄れ、今ではすっかり時代にそぐわないものになってしまったのだ。
 
言い換えれば、もうとっくに見直しの時期が来ているということ。だからと言って、この3つの治療法が駄目だと言うことではない。この点だけは誤解しないで欲しい。
 
巷には、ステロイドを「悪魔の薬」と批判する民間療法も多いが、ステロイドやプロトピックそのものは「悪魔の薬」でもなければ「奇跡の薬」でもない。
 
むしろこの問題の背景には薬そのものよりも、それを処方する医師と患者の信頼関係の喪失といった問題がある。
 
また「スキンケア」も「アレルゲンの除去」もそれなりに大切だ。でもこれだけでは、今のアトピーを治すには役不足なのだ。
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◆ 立ち上がれ!免疫学 ◆
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一方、1998年5月。大阪で開催された日本皮膚科学会では、貴重な報告がされている。
 
この発表では、アトピー患者の大腸の粘膜(バリアー)に好酸球が増え、皮膚と同様の好酸球の炎症を起こしていることが確認されたのだ。
 
ちなみに、この発表をしたのは近畿大学医学部の皮膚科だが、免疫学的に見ても消化管が人体最大の免疫臓器であることは間違いない。だからアトピーを治す場合、皮膚だけに的を当てた治療をしても駄目なのだ。
 
これだけ加工食品や添加物に囲まれた食生活を余儀なくされる以上、消化管を無視した治療を続けても、過去の私と同じような人が増えるだけなのだ。
 
事実、それは数字がはっきりと示している。10年前に比べて、アトピー患者の数が2倍になるのはある意味当然の話で、「胃腸の健全化」を無視した治療を続けても、この数字が減る見込みはないだろう。
 
■皮膚に炎症があるから腸にも炎症ができたのか?
 
■腸に炎症ができたから皮膚に炎症が生じたのか?
 
■それともこのふたつは同時進行なのか?
 
これは良く判らないが、私の経験則からすると、腸に炎症ができたら皮膚が痒くなるような気がする。
 
いずれにせよ「胃腸の健全化」を無視したアトピー治療が、もはや通用しない時代になっていることだけは確かなようだ。
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◆◇ <編集後記> ◇◆
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今年は本当に暖かい日が続きますね。先日、仕事で松山に行ったのですが、お城の周りにはピンクに色づいた木々が。タクシーの運転手さんに「おーっ!桜ですか!」って聞くと、「いやいや梅ですよ。」って、そりゃそうだよな…。そう思っていると、運転手さんが「ここの梅は色が桜に似ているので、間違える人が多いのですよ。」って。それを横で聞いていた後輩。「運転手さんナイスフォロー!」もう。うるさいよ。君ぃ。ジャンジャン。
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【実体アトピー克服レポート】
アトピー性皮膚炎を克服するための第一歩。
何故アトピー克服には「胃腸の健全化」が
大切なのか?簡単な説明で徹底解説。
→「飛鳥旬の実体験克服レポート」

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33 農薬・化学肥料・保存料・抗生物質の対策

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そろそろ梅雨ですが、皆さんいかがお過ごしですか?
 
小学生の頃、
「雨の日は外で遊べないから嫌いだ!」と言ったら、
「雨が降らなければ、お百姓さんが困るでしょ?」って言われたのを想い出します。
 
ところで
実は私、2年間 “お百姓さん”をした経験があります。
会社に辞表を出し、2人の小さな子供を家内に任せて農家に弟子入りしたのです。
 
今だったら、絶対出来ないけど・・・
 
何故 サラリーマンを辞めて農家に弟子入りしたのか?
 
簡単に言うと、食品添加物のまったく無い世界を体験したかったからです。
 
農薬を使わない野菜。
化学肥料をまったく使わない米。
 
自分で作った作物を、アトピーの人に宅配していたのです。
自分のアトピーを徹底的に治しならが、安全な食材を供給できればと・・・
 
こんな風に書くと、簡単に聞こえるかもしれないけど・・・
 
実際、無農薬の世界は大変。
 
1995年当時、この日本国でまったく手作業だけで米を作っていた人が何人いた
のだろう・・・
 
例えば、3反(約900坪)の田んぼで無農薬のお米を作ろうとした場合、5月から
8月のはじめ頃までは、毎日草取りだけでみっちり3時間は掛かります。
 
しかも、すべて手作業。
 
照りつける太陽の下、毎日腰をかがめてひたすら草を取る。
3反の田んぼなら、除草剤を使えば30分で終了の仕事なのに・・・・
 
除草剤を使わず農薬を使わず、化学肥料も使わない100%手作りの米作りなら、
10kgを7000円で販売しても採算が取れない。
 
本当の無農薬って、こんな世界です。
 
それでも100%完全な無農薬は難しい。
 
例えば、水は高い所から低い所に流れます。
 
いくら自分が無農薬でも、田んぼの畦にモグラが穴を開ければ、隣の田んぼの水が
侵入します。厳密に言えば、その時点で無農薬ではありません。
 
この情況を、誰かが監視している訳ではありません。
 
専業で農家に従事する人の生活は、ハッキリ言って苦しいです。
現金収入は何ものにも変え難い。
 
そこで、この米をそのまま無農薬と表示するか?
それとも、価格を落として低農薬で販売するか?
 
コレを決めるのは、生産者である自分自身でした。
 
アトピーの消費者に嘘を付けてない私は、2年で農家を辞める結果になりました。
 
今、私は自宅の小さな庭でトマト、きゅうり、ナスを栽培しています。
沢山の人に農作物を供給するのは大変だけど、我が家で食べるには十分。
 
あとひと月くらいで食べ頃です。
 
さて、今回も はじまり はじまり。
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆◆ 本日の目次
・ アレルギー疾患が増加する理由
・ 2つの選択肢
・ 編集後記       
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ◇◆◇ アレルギー疾患が増加する理由 ◇◆◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
■ アレルギー疾患が増加する理由
 
アトピーを克服する為には肌の症状に振り回されず、胃腸を健全化しなければならない。
私は自分のホームページ「アトピー完治への道!」で、このように自分の実体験を語っている。
 
しかし、あなたは疑問に思わないだろうか?
 
アレルギー疾患が消化器官に関係しているなら、何故、こんなに突然胃腸の弱い人が増えた
のか?と・・・
 
普通に考えても、胃腸の弱い人ばかりが過去、50年位で集中的に誕生する訳がない。
 
私は、この問題を理解するキーワードは、やはり「タンパク質」だと思っている。
 
つまり突然胃腸の弱い人が増えたのではなく、胃腸に負担のかかる分解しにくい「タンパク質」
を含む食品が増えたのだと・・・
 
20世紀の終わり頃から、農薬や化学肥料、保存料や抗生物質を使用した食材がごく当たり前
のように使用され、知らず知らず我々の口に入るようになった。
 
これらはすべて、分解しにくいタンパク質だ。
 
化学物質を多く含んだたんぱく質は、我々の胃腸に多大な負担を強いる。
その結果、次第に胃腸の働きを悪くし、未消化のタンパク質を作る原因になった。
 
そもそも未消化のタンパク質を取り込まなければ、アレルギーの発症する理由はない。
極論すれば、食事の中に含まれるタンパク質を分解できるか否かが、勝負の分かれ目だ。
 
昔、私達の先祖は、身近に手に入る食材だけを食べていた。
我々がオーストラリアで育てられた牛を食べていると聞けば、ビックリ仰天するに違いない。
 
経済が優先される社会では、遠隔地での消費を満たす為、保存する必要が生まれる。
又、消費者のニーズを満たす為には、四季を問わず食材を供給する必要性に迫られる。
 
その結果、今ではトマトやナス、キュウリやピーマンの旬さえ知らない人が多くなった。
 
50年前の日本人なら、冬にナスやキュウリを食べる場合、それは「漬け物」と決っていた。
冬に暖房の効いた部屋で、レタスやキュウリの生野菜を食べることは不可能だったのだ。
 
逆に、現在では“本物の漬け物”を入手するが困難になった。
漬け物として販売されているものの大半は、野菜を単に化学調味料に浸しただけの物だ。
 
合成保存料とは、簡単に言えば、たんぱく質を変質させない技術だ。
 
技術と言えば聞こえはいいが、化学物質を含んだ食べ物は、我々の胃腸にとっては分解しに
くい厄介なタンパク質なのだ。
 
だからアレルギーの人が増えたと言う事実は、突然、胃腸の弱い人が増えたと考えるよりも、
「分解しにくいタンパク質」を含む食品が増えたと考える方が自然ではないか?
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     ◇◆◇ 2つの選択肢 ◇◆◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
ふたつの選択肢
 
そこで、我々には2つの選択肢が与えられる。
 
ひとつは、化学物質を全く含まない食材だけを食べることだ。
例えば野菜なら、完全無農薬でしかも除草剤や消毒など一切使わない農法で作られた
野菜しか口にしない方法だ。
 
しかし食品添加物を含む食べ物を、まったく食べない事など現実には不可能に近い。
実際には、「出来る限り食べない」努力だけで精一杯だ。
 
また、これは米や野菜に限った話で、肉、魚やその他の食材になるとまったくお手上げだ。
これから一生、食品添加物をまったく含まない食べ物を口に入れない事など無理なのだ。
 
外食しなければならない時もあれば、インスタントで済まさなければならない時もある。
お菓子が食べたくなる時だったあるに違いない。
 
だからアトピーを克服する場合には、こちらの選択肢を選んではダメだ。
 
アトピーを克服する主人公は、いつもあなたでなくてはいけない。
だから化学物質を含む食べ物を食べても、しっかり消化できる強くて丈夫な胃腸を目指して
努力をする方が現実的だ。
 
何を食べても、キチンと消化できる丈夫な消化器官。
体の隅々までシッカリと栄養素を供給できる消化器官。
「優秀な免疫細胞」を作り出す消化器官。
 
あなたが目指すべき方向はこっちだ。
 
だからアトピーを克服する為には、「胃腸の健全化」は避けて通れない。
あなたが取り組まなくてはならないのは、機能が低下してしまった消化器官の働きを、
もう一度蘇らせることだ。
 
一度機能が低下した消化器官の働きを蘇らせるのは、ハッキリ言って簡単ではない。
 
しかし、ここは何としても踏ん張って欲しい。
実際、ある程度胃腸の機能が正常化されれば、アトピーが随分良くなることも事実だ。
 
これは、メルマガ読者から頂く感想の中でも一番多い報告だ。
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◆◇ <編集後記> ◇◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回も当メルマガをご覧頂き有難うございました。
今回はひとつお詫びがあります。
 
それは、私のメルマガ第一弾「アトピーを段階的に改善させるワンポイント講座」の
バックナンバーをご注文頂いたにも拘らず、ホームページのシステムが作動していな
かった為、発送できない状態になってしまいました。
現在、システムは普及しましたが、注文メールが到着していない為、再度、申し込み
フォームに入力して頂く必要が出てしまいました。
 
お手数をお掛けして申し訳ありませんが、再度ご注文を頂いた場合、特別値引きとして
1500円(定価2000円)にて承ります。申し訳ありませんでした。
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<発行人>  飛鳥 旬
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32 アトピーは免疫疾患

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■   ☆告白!体験者が明かす「アトピー克服の鉄則!」☆  第32話
□■     アトピー克服を支援するメルマガ   2005/06/05
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【このメルマガの趣旨】
アトピーを克服したい!そんなあなたをサポートするのがこのメルマガの使命です。
私<飛鳥 旬>自らの体験を通じて、自力でアトピーを克服する方法を一挙大公開!
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飛鳥です。
 
薄着の季節になりました。
今日の奈良は汗ばむ陽気で、半袖のTシャツを着たくなりました。
 
でも、アトピーの時は大変。
 
毎年この時期は温度変化が激しいせいか、アトピーが悪化するだけでなく頭痛や
だるさの為に会社を早退することもしばしば。
 
とにかく立っているのが辛くて、ひたすら家の中でゴロゴロしていました。
あの頃を振り返れば、今、こうして元気になったのが不思議なくらいです。
 
そう云えば、アトピーが治る過程で、誰もが体験する事があります。
 
それは、汗が出るようになること。
 
例えば、自分の肌の炎症のある部分を良く観察して見てください。
 
お風呂に入った時が一番分かり易いでしょう。
自分の肌をよーく観察すると、炎症のある箇所や痒みのひどい箇所からは汗が
出ていないことに気付くでしょう。
 
そもそも炎症がひどく汗が出ない箇所は、皮膚そのものも厚みがありません。
これは水分を蓄積する表皮そのものに、充分な厚さが無いコトを意味しています。
 
そして普通なら、「ここでスキンケアーの出番!」と言う事になりますね。
これは間違いじゃないけれど、実際はアトピーそのものを治している訳ではない。
 
ご存知のように、皮膚は上から表皮、真皮、皮下組織の順にできています。
 
表皮の保湿機能を正常化するには、外からのスキンケアーにお金を掛けるよりも、
実は真皮の中にある、毛細血管の血流を増やす為の努力をした方が報われます。
 
ちなみに、真皮の中の血流を良くするための努力は、¥0です。
 
どう考えても、アトピーを治すのにお金は掛かりません。
大切なのは、お金を掛けることより「当たり前のこと」を継続する力です。
 
さて、今回も はじまり はじまり。
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆◆ 本日の目次
・今でも多い勘違い  戦う相手は誰?
・ココが大切     免疫疾患克服のキーワード
・編集後記       
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
         ◇◆◇ 戦う相手は誰? ◇◆◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
■ 戦う相手は誰?
 
アトピーの原因が、ダニやハウスダストや花粉だと思っている人は意外に多い。
その為、これらのアレルゲンを取り除くことを、アトピー対策と勘違いしてしまう。
 
しかし、コレではいつまで経ってもアトピーを治すことはできない。
何故なら、ダニやホコリが直接、体に害を与える訳ではないからだ。
 
だから問題なのは、ダニやホコリを有害だと認識する自分の体の方だ。
 
生体の防衛機能は、免疫系に関係している。
 
要するに、ダニやハウスダストを異物と認識するアトピーは免疫疾患だ。
従って、免疫機能を正常化できない限り、アトピーは治せない。
 
どんな立派な医者に診て貰っても、どんな高価なスキンローションを使っても、
自分自身の免疫機能を正常化できなければ、アトピーは治せない。
 
これはマスト細胞が主役のアトピーでも、好酸球が主役のアトピーでも関係ない。
 
ここには、「アトピーの原因や症状が十人十色」と言う論法は関係していない。
だから、決して戦う相手を間違えてはいけない。
 
つまりアトピーを克服する秘訣は、自分以外の環境を変える努力ではなく、自分の中
の免疫機能を正常化することに尽きる。
 
敵は外部にいるのではない。
敵は身近な自分の中にいる。
 
自分の免疫機能を正常化する事が、アトピーとの闘いに勝つ秘訣だ。
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ◇◆◇ 免疫疾患克服のキーワード  ◇◆◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
■ 免疫疾患克服のキーワード
 
それでは何故、人体には直接害の無いカビやハウスダストをアレルゲンと認識し
しまうのだろうか?
 
生体の防衛システムには、実はひとつのルールがある。
そのルールを知ることで、確実にアトピーを克服するヒントが見えてくる。
 
例えば、
アレルギー検査の結果、あなたのアレルゲンがダニとハウスダストだったとする。
すると当然、あなたは自分の体に、ダニとハウスダストが反応したと思うだろう。
 
しかし厳密に言うと、これは違う。
 
あなたの体に反応したのは、ダニやハウスダストそのものではなく、実は、ダニや
ハウスダストの中に含まれている「タンパク質」に反応したのだ。
 
花粉症も同じ。
 
花粉そのものに反応しているのではなく、花粉の中に含まれている「タンパク質」
に反応しているのだ。
 
このルールは、ウイルスや病原菌の場合も変わらない。
 
つまり、自分以外の異物を認識するキーワードは、すべて「タンパク質」なのだ。
 
この事実が分かれば、ダニやハウスダストにはフローリング、卵や牛乳には除去食と
言った対処法より、むしろ体に入るタンパク質に注目する方が克服への近道になる。
 
つまり食べ物やホコリなどに含まれる”タンパク質”に過剰反応しなければ、アトピー
が発生することはない。
 
コレは大切なポイントだ。
 
ところで、”タンパク質”と言えば・・・・
あなたの食生活はどうだろう?
 
食べ物をシッカリ消化して、小さな分子のアミノ酸にまで分解できているだろうか?
大きな分子のまま、未消化のタンパク質として残っていないだろうか?
 
これは、あなたのウンコを見れば一目瞭然だ。
 
水分の多い軟便。
コチコチに硬い便。
コロコロとウサギの様な便。
 
こんなのは全然ダメだ。
 
便秘や下痢を頻繁に起こす様な消化器官では、何をやってもアトピーは治せない。
スーッと切れの良い太くて立派な一本のウンコが出た時、あなたの皮膚には必ず
変化が生まれる。
 
理由はさておき、皮膚科では絶対に喋らない内容がある。
 
それは、「消化管の分泌型免疫」と言うものだ。
興味のある人は、徹底的に調べて欲しい。
 
アトピーを治す際、大切なのがIgEではなくIGAである事が良く判るだろう。
 
外部の環境を変える努力はエンドレスだ。
いつまで経っても報われない。
 
逆に、外部の環境に左右されない自分を取り戻す努力は、地味だが実を結ぶ。
 
努力が実を結んだ時、今まで必死で取り組んだ掃除や除去食が、きっとバカバカ
しく感じるに違いない。
 
なんだかんだ云っても、方法を間違えず、横着さえしなければアトピーは必ず治る。
 
自分の経験上、少なくとも私はそう信じている。
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ◆◇ <編集後記> ◇◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回も当メルマガをご覧頂き有難うございました。
 
この季節になると、半袖のシャツが着たくて仕方無かった20代を思い出します。
長袖と半袖の違いと言えば、物理的にはせいぜい30センチ程度の生地の長さだけ。
でも、当時の私にとって半そでは若者の象徴で、長袖は自分のアトピーを認知させる
為の小道具だったのかも知れません。
 
今振り返ると何でも無い事が、当時の私にはかなり負担になっていたようです。
子供に服を買って欲しいと云われるとついつい買ってしまうのは、アトピーだった
頃の影響が少しはあるのかも知れません。
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<発行人>  飛鳥 旬
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9 ここが判らないとアトピーは治せない

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■      告白!体験者が明かす「アトピー克服の鉄則!」 第9話
□■      2004年 1月25日発行   
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このメルマガは、「どうすればアトピーが治るのか?」と言う疑問に対して、
私自身の実体験をベースに、克服の秘訣を解りやすく紹介しています。
私のプロフィールはこちらです。
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【目次】
・ どうしてアトピーになったの?
・ こうすれば、私もアトピーに復活できる?
・ ここが判らないとアトピーは治らない
・ 西洋医学VS東洋医学 
・ 編集後記
――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
年末から年始にかけて、「アトピーを克服できました!」と言う嬉しいメール
を幾つか頂きました。
 
きちんとしたプロセスを踏むことで、アトピーは必ず克服できる。
 
今年は是非ともこのプロセスを判りやすくまとめ、アトピー克服のマニュアル
として完成させたいと思っています。
 
そして今年も多くの方が、アトピーを完治して頂きたいと思います。
 
さて、
今回も免疫を中心に、アトピーの原因を見てゆきましょう。
 
コレが判れば、あなたも完治への道の“地図”を手に入れた事になります。
 
その為にも
 
「どうして私だけがこんな目に・・・」
「私の何が悪いの?」
 
と言うモヤモヤした気持ちを、まずスッキリさせる必要があります。
───────────────────────────────────
■ どうしてアトピーになったの? パート2
 
アトピーや花粉症、気管支喘息がアレルギー疾患であることはよく知られています。
ご存知の様に、このアレルギーには免疫機能が大きく関係しています。
 
現在、あなたもアトピーである以上、これは他人事ではありません。
免疫について無関心では、“地図”を手に入れるコトが出来ません。
 
免疫とは、あなたの体内に侵入した病原菌やウイルス等を排除する為のシステム
で、外部の異物からあなたの体を守る自己防衛反応です。
 
これは、あなたが日々健康に暮らしてゆくための大切なシステムで、あなたが
病気にならないのはこの免疫力のお陰ですね。
 
しかし、この生体防御システムが、時には“大きな迷惑”になる事があります。
 
“大きな迷惑”とは?
 
本来なら無害なハズの物質に対して、過剰にこの免疫システムが働いてしまった
結果、特定の細胞が活性化し、ヒスタミンやロイコトリエンと言った痒みの原因
となる物質を放出してしまい、その結果、あなたを苦しめるコトになるのです。
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
それでは、一体どうして免疫機能が異常になるのでしょう?
本来、直接身体に害の無い花粉が何故、過剰反応するのでしょう?
 
免疫学では、抗原抗体反応の研究により“タンパク質”が、アレルギー疾患の鍵を
握っていることは前回ご紹介しました。
 
あなたのアトピーがケーキを食べたコトで悪化したり、ネコと一緒にいたら急に
発作が起こったという現象も、根本的にはケーキやネコの毛に含まれている、“タン
パク質”が原因です。
 
ケーキやネコ、或いはダニやハウスダスト自体がアトピーの張本人ではありません。
 
ケーキを始め、これらの中に含まれているタンパク質。
ここまでは、西洋医学的なアプローチでほぼ解明されています。
 
しかし私の知る限り、何故、免疫機能が異常になるかは、西洋医学的には今のところ
解決されていません。
具体的にはヘルパーT2細胞の活性化原因を、T1細胞との比較で説明した文献を私は
見たことがないのです。
 
そこで、私なりに免疫システムが崩れる原因を紹介したいと思います。
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■ こうすれば、私もアトピーに復活できる?
 
私はもう10年ほど、アトピーとは無縁の状態です。
 
ホームーページ上で、人にはダメと言っておきながら、自分は毎日ナイロンタオルで
ゴシゴシと身体を洗っています。
 
又、アトピーの根治療法では、少食にして動物性のタンパク質は控える事をお薦めし
ていますが、必ずしも自分自身ではコレを厳格に守っている訳ではありません。
 
結構、毎日好きな物を食べています。
また、仕事ではそれなりにストレスやプレッシャーを感じることもしばしばです。
 
それでも私は、アトピーには逆戻りしません。
こんな生活をしても、「アレー また痒くなってきたよ!」とはならないのです。
 
それはアトピーの原因を、自分なりにハッキリと把握しているからです。
 
つまり、免疫力を低下させない日常レベルの方法を身に付けているのです。
逆に2週間あれば、レベル1か2程度のアトピーなら自発的に戻る事も出来ます。
 
免疫力を低下させるような情況を自ら作り出せば、自信を持ってアトピーに逆戻り
することができるのですから・・・
 
それでは今回、このアトピーの原因と対策の一部を公開します。
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■ ココが判らないとアトピーは治らない。
 
現在、あなたを苦しめる痒みの元は、どこから来るのでしょう?
 
これには痒みのもとになるアレルゲンが、一体どのようなルートを通って体内に
侵入するのかを確認しておく必要があります。
 
それでは早速、アレルゲンの侵入ルートを見てみましょう。
アレルゲンがあなたの体内に侵入するルートは、次の3パターンです。
 
1 皮膚から直接侵入する。
2 鼻やのどの粘膜から侵入する。
3 口から胃を経て、腸の粘膜から侵入する。
 
ここにはアトピー克服に関する、重大なヒントが隠されているのです。
 
残念ながら、私はここで何度も失敗を繰り返してきました。
 
私の失敗とは?
 
その前に、それぞれの侵入ルートの対策を考えて見ましょう。
体内にアレルゲンを取り込まないための方法です。
 
まず、
1に関しては、スキンケアーですね。皮膚のバリアー機能強化です。
2については、マスクや抗アレルギー剤の使用が考えられます。
最後に3については、食事制限などの食物除去が候補に挙がるでしょう。
 
私の失敗とは、対策すべき優先順位を1、2、3の順番にしていたことです。
 
必死になってスキンケアーをして、抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤を飲んで
いたのです。
 
しかしハッキリ言って、これではアトピーは何時までたっても良くならない。
克服の為の根本が間違っているからです。
 
まったく1と2が無駄だとは言いません。
 
しかし、この優先順位をベースにした努力は、季節の変動や自分自身のストレス
と言った要因で、結果にかなりのバラツキが生じてしまいます。
常に不安定なバクチ的要素から抜けきれず、少し改善しても又元通りといった、
非常に不安定な状態を長期間にわたって経験する可能性が高いのです。
 
何故なら、
1や2の対策を懸命に取組んでも、免疫力には直接何の関係もないから・・・
 
判ります?
 
1と2の対策に死に物狂いになって取組んだとしても、残念ながらあなたの免疫
力向上には直接何の関係もないのです。
 
アトピーを克服する最大の鍵は、免疫力が握っています。
免疫力が向上しない限り、自然治癒力の働く理由もありません。
 
つまりアトピー完治への道で、あなたが取組むべき最大の課題は免疫力の向上です。
 
免疫力が正常化しない限り、アレルギー疾患は完治しません。
アレルギー疾患が完治しない限り、アトピーも完治しない。
 
それでは、免疫力を向上させる最大のポイントとは何でしょう?
 
ズバリ!
それは3への取組みです。
 
口から侵入した食べ物を胃や腸がしっかり消化する。
タンパク質をキチンと消化し、体内で免疫活動を必要以上に活性化させない。
 
ココが正常な免疫システムを取り戻す最大のポイントになるのです。
 
しかも食物除去といった、忍耐や我慢一辺倒の努力も必要ありません。
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■ 西洋医学VS東洋医学
 
今回は免疫力を中心に、西洋医学的な観点からアトピーの原因にスポットを当て
ました。西洋医学的の得意な分野としては、免疫学を筆頭に外科技術にも目を見
張るモノがありますね。
 
私、仮に交通事故に遭ったら、迷わず最先端の外科医に身も心もお任せします。
 
しかし免疫学を理論的に勉強しても、実際にアトピーを完治させる手段としては、
私の場合、必ずしも西洋医学的な方法を選んだ訳ではありません。
 
免疫力を向上させるため胃腸の健全化に取組む場合、私は東洋医学的なアプローチ
に軍配が上がるような気がします。
 
何故なら、西洋医学には、“冷え”と言う概念が無いからです。
 
次回は、この“冷え”を中心に、私の東洋医学的な免疫力向上の方法を紹介します。
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【編集後記】
最後までお読み頂きありがとうございます。
このメルマガでは、お金をかけず、時間をかけず、自力でアトピー克服を
目指す方法を判りやすくお伝えします。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
発行人     飛 鳥 
関連HP アトピー完治への道 www.atopy-1.info
    アトピ性皮膚炎克服レポート www.1atopy.com
問合せ asukairo@atopy-1.info
次回発行予定  2月1日 土曜日   
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
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3 アトピー性皮膚炎が治らない理由

□■ 告白!体験者が明かす「アトピー克服の鉄則!」
■□ アトピー克服を支援するメルマガ 
□■ 第3話 2003/10/23 読者数 6125人
■□ 関連サイト
   アトピー完治への道
   アトピー性皮膚炎克服レポート
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
【このメルマガの趣旨】
アトピー克服を目指すあなたをサポートをするのがこのメルマガの使命です。
このメルマガは、「どうすればアトピーが治るのか?」と言う疑問に対して、私自身の実体験をベースに克服の秘訣を解りやすく紹介しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
【目次】
・アトピーが改善しない訳 胃腸にインタビュー
・アトピー劇場「太郎の挑戦!」
・もしもし こちら飛鳥です
・編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
飛鳥です。
2週間のご無沙汰です。
 
今回も私の克服体験から、“アトピー性皮膚炎克服の鉄則”を覗いてみましょう。
今回はアトピーを改善する最大のポイントに迫ります。
 
前回は目に見える肌よりも、目に見えない胃腸の働きに触れました。
これには、甲斐太郎さんもビックリ。
気持ちは判りますが、やはり肌の状態に一喜一憂するのはアトピーを克服する上では得策ではありません。
それでは、何故、胃腸の健全化が大切なのか?
 
今回はなんと!
太郎さんの胃腸に独占インタビューを試みました。
何故、太郎さんのアトピーが一向に改善しないのか?
この謎を明かすべく、太郎さんの胃腸がすべて公開してくれました。
当メルマガでは驚くべきアトピー性皮膚炎克服の真実を、数回にわたり配信する予定です。
お見逃し無く。 それでは皆さん、早速、独占インタビューをお聴き下さい。
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
■ 胃腸にインタビュー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  
 
私  「はじめまして。飛鳥と申します。   
    太郎さんの胃腸でしょうか?」
胃腸 「あんたは?」
私  「はい。今回、太郎さんから特別に許可
    を頂きました飛鳥と申します。」
胃腸  「何の用だ?」
私  「実は太郎さんがアトピーで苦しんでお
    られます。私はきっとあなたのご機嫌
    が悪いのではないかと・・・」
胃腸 「ちょっと待った!あんた一体何モンだ?」
私  「実は・・・私も以前は重症のアトピー
    患者でした。一向に改善しない中、
    あるキッカケで胃腸の大切さを痛感し
    ました。アレルギーの根本治療は腸壁
    がキーポイントだと確信したのです。   
    そして、自分の胃腸を徹底的に見直し
    ました。」
胃腸  「ほーっ、そうかい。それで?」
私   「非常に申し上げにくいのですが・・  
     ひとつ質問があるのです。」
胃腸  「・・・なんだい?」
私   「決してあなたを責める気はないので」
胃腸  「だから何だよ?」
私   「太郎さんの食べたモノをキチンと消化
     しておられますか?   
     又、栄養素として無事、血液に届けて
     おられますか?」
胃腸  「・・・してないよ・・・・・」
私   「・・・・・・」
胃腸  「あんた・・・
     解るだろ?出来ないんだよ!」
 
太郎さんの胃腸、ハッキリ言って、相当機嫌が悪いです。ちょっと近寄り難い雰囲気。
続きをお聴き下さい。
 
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■ 栄養素?それともアレルゲン?
  決め手は腸のバリアー機能

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決め手は腸のバリアー機能
 
私  「胃腸さん?」    
   「実は私、あなたの言いたい事が手にとる
    ように解るのです。」
胃腸 「・・・・・・」    
   「そーいや、あんた、自分の胃腸を見直し
    たと言ったな?」
私  「はい。その通りです。」
胃腸 「で、どんな風に?」
私  「今まで自分の都合で、負担ばかり掛けて
    申し訳なかったと・・・」
胃腸 「なるほど・・・それで、どうしたんだ?」
私  「しばらく休養を取って貰い、今後は負担
    をかけ無い事を約束しました。」
胃腸 「そうかい・・・   
    なるほど、そういう事だったのか・・  
    よくわかったよ。」    
   「それで、その後どうなんだ?」
私  「今は機嫌よく働いてくれます。」
胃腸 「違う!胃腸のことじゃない!   
    あんたのアトピーだよ?」
私  「お陰さまで完治しました。   
    あれ程ひどかった症状が嘘のように
    消えました。胃腸も私の食べたモノ
    をすべて消化してくれます。」
胃腸 「当然だ。
    それが本来、俺たちの姿だ・・・」
私  「・・・・・・」
胃腸 「太郎は何もわかってねえ!
    俺はもうヘトヘトなんだよ!    
    身動きが取れない!
    凍りついたように・・・」
私  「やはり・・・ そうでしたか。
    と言うことは、バリアー機能である
    あなたの壁も・・・」
胃腸 「そうだ!お察しの通りだ!   
    もうスカスカになってるよ!」
私  「と言うことは、アレルギーに関して
    は・・・」
胃腸 「そーだよ。解るだろ?以前のあんた
    と同じだ・・・もう俺には動物性の
    タンパク質なんて・・・」
私  「・・・・・・・」
胃腸 「未消化タンパクの垂れ流しだ!    
    アレルゲンの野郎!
    やりたい放題だぜ!」   
私  「やっぱり・・・」
 
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■ 健全な消化はすべての基本
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私  「ところで、あなたがこの調子だと、
    その他の臓器も、やはり・・・」
胃腸 「当然だ!肝臓も腎臓もひーひー言っ
    てるぜ!特に副腎のヤツ、相当ひど
    いようだ。あいつは普段、おとなし
    くていい奴なんだが・・・  
    とにかくチームワークは最悪だ!」
私  「なるほど。胃腸さん、今日はこれで
    失礼します。そして、もう一度太郎
    さんと話し合った上でお会いしたい
    のですが・・・いいですか?」
胃腸 「・・・・わかったよ。
    そうしてくれ。太郎には今まで
    ずっと警告して来たんだが・・・」
私  「痒みですね?」
胃腸 「そうだ。しかし駄目だ!」   
    あいつには解って貰えない・・・
    俺の警告を勘違いしてるんだ。  
    俺じゃなくて、肌の状態にばかり
    気を取られている。  
    俺はもう正直言って疲れたぜ・・」
私  「よーくわかりました。とにかく、
    今日はこれで失礼します。」
続く
 
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■ アトピー劇場 「太郎の挑戦!」
このコーナーは、現在アトピーに苦しむ一人の人物を中心に展開します。
この人物は、私、飛鳥の分身かもしれない。
いや、ひょっとするとあなた自身の分身かも知れません・・・
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オイオイ、マジかよ?
俺が何時、胃腸をいじめたって言うんだ? 身に覚えが無いぞ!
大体、「タンパク質はもう消化出来ない。」って、一体どういうことだよ?
それじゃ、俺の大好きな焼肉や刺身はどーなるんだよ?冗談じゃないぜ!
「お前の方こそ、もっとしっかり仕事しろ!」って言いたいぜ! どうなってるんだ!
飛鳥さん?
 
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■ もしもしこちら飛鳥です
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今回はじめて、太郎さんの胃腸にインタビューを試みました。
実は私、以前にもアトピーと胃腸の関係では、一つの試みをした事があります。
読者の中には覚えておられる方がいるかも・・・
 
私のメルマガ第一弾、
「アトピーを段階的に改善させるワンポイント講座」で読者の方にアンケートを行ったのです。
胃腸の調子が絶好調な方。 毎朝、決まって惚れ惚れするような立派なウンコの出る方。生まれて今日まで便秘や下痢とはほとんど無縁の方。
 
この様な方で、今もアトピーに苦しんでいる方はどの程度いるのかと・・・
どんな結果が出たと思います?
 
ちなみにこのアンケートを実施した時の読者数は550人。
このアンケートでは、数字上は見事な結果を示しました。
そうです。ゼロです。
現在アトピーの方で、胃腸に関していつも絶好調の方はいないのです。
 
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■ アトピー克服のヒント
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前回ではアトピーの治癒率が歳を重ねる程、低くなることを指摘しました。
生まれたばかりの赤ちゃんは、消化器官が未発達な状態です。
何でも消化吸収して栄養素にすることはできません。
それでは、赤ちゃんにとって一番消化に良く栄養価の高いモノとは何でしょう?
そうです。 おかあさんの母乳ですね。
赤ちゃんの消化器官には母乳が一番。
 
現代の女性は働き者です。
出産後、1ヶ月程で職場に復帰する人も多いとか・・・
こんな時、赤ちゃんは、 断乳?離乳食?
 
物事には原則やルールがあるように、人間の身体にも一つの原理原則があります。
それは、食べモノを消化すれば栄養素、未消化だとアレルゲンという事実。
この原則を無視しては、アトピーは何時までたっても改善しない。
赤ちゃんのアトピーは、時間が経ち消化器官が発達すれば、知らない間に治ってしまうパターンもゼロではありません。
自然治癒、ハッピーエンドパターンです。
しかし、年齢を重ねるに従い、この『知らない間に治った』パターンのアトピーは減少するのです。
また、『知らない間に治った』パターンは大人になって再発することもあります。
だからアトピーを克服するためには、キチンと治すための知識が必要になる。
次回は、この辺をさらに詳しく観てゆきましょう。
 
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【編集後記】
最後までお読み頂きありがとうございます。
今回は皆さんにお知らせがあります。
今回紹介しました私のメルマガ第一弾「アトピーを段階的に改善させるワンポイント講座」のバックナンバーを近日中にインターネットで販売する予定です。
このメルマガではお金をかけず時間をかけず、自力でアトピー克服を 目指す方法を判りやすくお伝えします。
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発行人 飛鳥 旬
関連サイト アトピー完治への道
       アトピー性克服レポート
問合せ asukairo@atopy-1.info
次回発行予定  11月6日 木曜日   
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