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■ 告白!体験者が明かす「アトピー克服の鉄則!」 第9話
□■ 2004年 1月25日発行
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アトピーを克服したい!
そんなあなたをサポートするのが、このメルマガの使命です。
このメルマガは、「どうすればアトピーが治るのか?」と言う疑問に対して、
私自身の実体験をベースに、克服の秘訣を解りやすく紹介しています。
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【目次】
・ どうしてアトピーになったの?
・ こうすれば、私もアトピーに復活できる?
・ ここが判らないとアトピーは治らない
・ 西洋医学VS東洋医学
・ 編集後記
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年末から年始にかけて、「アトピーを克服できました!」と言う嬉しいメール
を幾つか頂きました。
きちんとしたプロセスを踏むことで、アトピーは必ず克服できる。
今年は是非ともこのプロセスを判りやすくまとめ、アトピー克服のマニュアル
として完成させたいと思っています。
そして今年も多くの方が、アトピーを完治して頂きたいと思います。
さて、
今回も免疫を中心に、アトピーの原因を見てゆきましょう。
コレが判れば、あなたも完治への道の“地図”を手に入れた事になります。
その為にも
「どうして私だけがこんな目に・・・」
「私の何が悪いの?」
と言うモヤモヤした気持ちを、まずスッキリさせる必要があります。
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■ どうしてアトピーになったの? パート2
アトピーや花粉症、気管支喘息がアレルギー疾患であることはよく知られています。
ご存知の様に、このアレルギーには免疫機能が大きく関係しています。
現在、あなたもアトピーである以上、これは他人事ではありません。
免疫について無関心では、“地図”を手に入れるコトが出来ません。
免疫とは、あなたの体内に侵入した病原菌やウイルス等を排除する為のシステム
で、外部の異物からあなたの体を守る自己防衛反応です。
これは、あなたが日々健康に暮らしてゆくための大切なシステムで、あなたが
病気にならないのはこの免疫力のお陰ですね。
しかし、この生体防御システムが、時には“大きな迷惑”になる事があります。
“大きな迷惑”とは?
本来なら無害なハズの物質に対して、過剰にこの免疫システムが働いてしまった
結果、特定の細胞が活性化し、ヒスタミンやロイコトリエンと言った痒みの原因
となる物質を放出してしまい、その結果、あなたを苦しめるコトになるのです。
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それでは、一体どうして免疫機能が異常になるのでしょう?
本来、直接身体に害の無い花粉が何故、過剰反応するのでしょう?
免疫学では、抗原抗体反応の研究により“タンパク質”が、アレルギー疾患の鍵を
握っていることは前回ご紹介しました。
あなたのアトピーがケーキを食べたコトで悪化したり、ネコと一緒にいたら急に
発作が起こったという現象も、根本的にはケーキやネコの毛に含まれている、“タン
パク質”が原因です。
ケーキやネコ、或いはダニやハウスダスト自体がアトピーの張本人ではありません。
ケーキを始め、これらの中に含まれているタンパク質。
ここまでは、西洋医学的なアプローチでほぼ解明されています。
しかし私の知る限り、何故、免疫機能が異常になるかは、西洋医学的には今のところ
解決されていません。
具体的にはヘルパーT2細胞の活性化原因を、T1細胞との比較で説明した文献を私は
見たことがないのです。
そこで、私なりに免疫システムが崩れる原因を紹介したいと思います。
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■ こうすれば、私もアトピーに復活できる?
私はもう10年ほど、アトピーとは無縁の状態です。
ホームーページ上で、人にはダメと言っておきながら、自分は毎日ナイロンタオルで
ゴシゴシと身体を洗っています。
又、アトピーの根治療法では、少食にして動物性のタンパク質は控える事をお薦めし
ていますが、必ずしも自分自身ではコレを厳格に守っている訳ではありません。
結構、毎日好きな物を食べています。
また、仕事ではそれなりにストレスやプレッシャーを感じることもしばしばです。
それでも私は、アトピーには逆戻りしません。
こんな生活をしても、「アレー また痒くなってきたよ!」とはならないのです。
それはアトピーの原因を、自分なりにハッキリと把握しているからです。
つまり、免疫力を低下させない日常レベルの方法を身に付けているのです。
逆に2週間あれば、レベル1か2程度のアトピーなら自発的に戻る事も出来ます。
免疫力を低下させるような情況を自ら作り出せば、自信を持ってアトピーに逆戻り
することができるのですから・・・
それでは今回、このアトピーの原因と対策の一部を公開します。
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■ ココが判らないとアトピーは治らない。
現在、あなたを苦しめる痒みの元は、どこから来るのでしょう?
これには痒みのもとになるアレルゲンが、一体どのようなルートを通って体内に
侵入するのかを確認しておく必要があります。
それでは早速、アレルゲンの侵入ルートを見てみましょう。
アレルゲンがあなたの体内に侵入するルートは、次の3パターンです。
1 皮膚から直接侵入する。
2 鼻やのどの粘膜から侵入する。
3 口から胃を経て、腸の粘膜から侵入する。
ここにはアトピー克服に関する、重大なヒントが隠されているのです。
残念ながら、私はここで何度も失敗を繰り返してきました。
私の失敗とは?
その前に、それぞれの侵入ルートの対策を考えて見ましょう。
体内にアレルゲンを取り込まないための方法です。
まず、
1に関しては、スキンケアーですね。皮膚のバリアー機能強化です。
2については、マスクや抗アレルギー剤の使用が考えられます。
最後に3については、食事制限などの食物除去が候補に挙がるでしょう。
私の失敗とは、対策すべき優先順位を1、2、3の順番にしていたことです。
必死になってスキンケアーをして、抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤を飲んで
いたのです。
しかしハッキリ言って、これではアトピーは何時までたっても良くならない。
克服の為の根本が間違っているからです。
まったく1と2が無駄だとは言いません。
しかし、この優先順位をベースにした努力は、季節の変動や自分自身のストレス
と言った要因で、結果にかなりのバラツキが生じてしまいます。
常に不安定なバクチ的要素から抜けきれず、少し改善しても又元通りといった、
非常に不安定な状態を長期間にわたって経験する可能性が高いのです。
何故なら、
1や2の対策を懸命に取組んでも、免疫力には直接何の関係もないから・・・
判ります?
1と2の対策に死に物狂いになって取組んだとしても、残念ながらあなたの免疫
力向上には直接何の関係もないのです。
アトピーを克服する最大の鍵は、免疫力が握っています。
免疫力が向上しない限り、自然治癒力の働く理由もありません。
つまりアトピー完治への道で、あなたが取組むべき最大の課題は免疫力の向上です。
免疫力が正常化しない限り、アレルギー疾患は完治しません。
アレルギー疾患が完治しない限り、アトピーも完治しない。
それでは、免疫力を向上させる最大のポイントとは何でしょう?
ズバリ!
それは3への取組みです。
口から侵入した食べ物を胃や腸がしっかり消化する。
タンパク質をキチンと消化し、体内で免疫活動を必要以上に活性化させない。
ココが正常な免疫システムを取り戻す最大のポイントになるのです。
しかも食物除去といった、忍耐や我慢一辺倒の努力も必要ありません。
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■ 西洋医学VS東洋医学
今回は免疫力を中心に、西洋医学的な観点からアトピーの原因にスポットを当て
ました。西洋医学的の得意な分野としては、免疫学を筆頭に外科技術にも目を見
張るモノがありますね。
私、仮に交通事故に遭ったら、迷わず最先端の外科医に身も心もお任せします。
しかし免疫学を理論的に勉強しても、実際にアトピーを完治させる手段としては、
私の場合、必ずしも西洋医学的な方法を選んだ訳ではありません。
免疫力を向上させるため胃腸の健全化に取組む場合、私は東洋医学的なアプローチ
に軍配が上がるような気がします。
何故なら、西洋医学には、“冷え”と言う概念が無いからです。
次回は、この“冷え”を中心に、私の東洋医学的な免疫力向上の方法を紹介します。
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【編集後記】
最後までお読み頂きありがとうございます。
このメルマガでは、お金をかけず、時間をかけず、自力でアトピー克服を
目指す方法を判りやすくお伝えします。
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発行人 飛 鳥
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次回発行予定 2月1日 土曜日
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8 アレルゲンの正体とは?
□■ 告白!体験者が明かす「アトピー克服の鉄則!」
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□■ 第8話 2004/01/09
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アトピー性皮膚炎克服レポート
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【このメルマガの趣旨】
アトピーを克服したい!
そんなあなたをサポートするのが、このメルマガの使命です。
このメルマガは、「どうすればアトピーが治るのか?」と言う疑問に対して、
私自身の実体験をベースに、克服の秘訣を解りやすく紹介しています。
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【目次】
・ どうしてアトピーになったの?
・ アレルゲンって何?
・ アトピー劇場「太郎の挑戦!」
・ もしもし こちら飛鳥です
・ 飛鳥流「薬膳リゾット」のススメ
・ 編集後記
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新年明けましておめでとうございます。
皆さん如何お過ごしでしょうか?
今年もアトピーを克服の情報を配信してゆきます。
そして一人でも多くの方が、アトピーを克服されることをお祈りします。
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■ どうしてアトピーになったの?
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前回の配信では、食事がアトピー克服の最も大切なポイントであるコトをご紹介
しました。
これは私がリバウンドによる入院を余儀なくされてから、本格的に「免疫学」を
中心とした医学書を300冊以上読み漁り、それを実践して得た結果です。
「どうして俺はアトピーになったんだ?」
「時には爆発しそうになるけど、別に親を恨んでいるワケじゃない。」
「一方的に医者が悪いと言ってるワケでもないんだ。」
「そう。原因が俺自身にあることは判っているつもりだ。」
「でも一体、俺のどこが悪いんだ?」
「どうして俺だけがこんな目に遭うんだ?」
「俺だって普通の人と同じように生活しているだけじゃないか・・・」
「俺だけが特別身体に悪いことをしているワケじゃないハズだ・・・・」
「食事? ストレス? 住環境?・・・・ 普通だろ!」
「何で?」「何で?」「何でだよ?」
強烈なリバウンドを経験し、入院を余儀なくされて初めて、私は真剣にアトピー
の原因を自分なりに勉強し始めました。
恥ずかしい話しですが、それ以前はアトピーの原因が何なのかサッパリ知らない
状態で、民間療法や健康食品、挙句の果てには“先祖の霊”へ突入しました。
「原因が判らないのがアトピーじゃないか!」
「現代医学を結集しても原因は判らないんだろ!」
「大体、俺は文系人間だし・・・ 医学なんて・・・」
最初はこんな風に思っていた私も、医学の入門書をコツコツ読み始めるうち、次第
にいろんなコトが判ってきました。
「アトピーは喘息や花粉症と同じ、アレルギー疾患。」
「アレルギー疾患というのは、免疫機能に問題が発生する・・・」
「それじゃ正常な免疫機能って、一体何なんだ?」
こうなると次は「免疫学」の本を読み漁る毎日です。
「抗原抗体反応?」
「免疫力は自律神経系の影響を受けている。」
「自律神経には、交感神経と副交感神経、ふむふむ・・・」
「なるほど、こりゃストレスも痒みに影響するハズだ・・・」
こんな事を繰り返しながら、毎日が試行錯誤。
一つ一つ実践する日々が続いたのです。
しかし、皆さんは、この様な回り道をする必要はありません。
「アトピーにはどんな免疫機能が関連しているのか?」
「ヘルパーT1細胞とヘルパーT2細胞はどう違うのか?」
「どうして体内でヘルパーT2細胞が優位になるとアトピーが悪化するのか?」
「このヘルパーT2細胞は、どうすれば鎮静化するのか?」
こんなことを最初から勉強する必要はありません。
また、「サイトカイン」「マクロファージ」「ロイコトリエン」「ヒスタミン」などの
働きや仕組みを一から学ぶ必要もないのです。
何故ならそれは、今年このメルマガを読む事で自然と身に付くようになるからです。
そして、知識が身に付くだけでは、何の意味もありません。
アトピーが完治出来なくては、このメルマガも単なる読み物になってしまいます。
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■ アレルゲンの真の正体とは?
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「免疫学」を勉強し、自分なりに試行錯誤を繰り返すうちに、私はアレルゲンの正体
を自分なりに把握できるようになりました。
「アレルゲン?」
「今更、何を言い出すんだ?」
「アレルゲンって、タマゴ、牛乳、大豆、カビ、ハウスダストなんかのコトだろ?」
はい。そうです。
これらのアレルゲンは、皆さんも良くご存知でしょう。
しかしアレルゲンの正体が、タマゴだ、牛乳だ、大豆だと言っている内は、実際に
アトピーを克服するための知恵が湧きません。
「これを除去するしか無いじゃないか!」となってしまいます。
アレルゲンの本質とはズバリ!
“タンパク質”のコトなのです。
免疫反応ではウイルスや細菌意外、抗原となる分子は“タンパク質”です。
「おいおい、それチョットおかしいじゃないか!」
「確かにタマゴや、牛乳がタンパク質だと言うのはわかるぞ。」
「でもどうして、ハウスダストやダニがタンパク質なんだ?」
「まして、コメや花粉、カビがどうしてタンパク質なんだ?」
いえ、いえ。
コメや花粉、ハウスダストやカビにもすべて“タンパク質”が含まれています。
この辺の研究では、ノーベル賞を受賞した田中構一さんの会社が有名ですね。
このタンパク質が、アトピー性皮膚炎を改善するカギを握っているのです。
このタンパク質が免疫系の主人公と見て良いでしょう。
バランスを失った異常な免疫機能を正常にすることで、アレルギーは消えます。
このことを、一般的には“体質改善”と呼んでいます。
ここが非常に大切なポイントなので、繰り返します。
この免疫機能を正常にするカギを握っているのが、“タンパク質”です。
簡単に言うと、あなたの身体が、食べ物や空気中に漂うすべての“タンパク質”を
上手く対処できれば、アトピーは完治できます。
そして、この世に存在する数限りないタンパク質=アレルゲンは、どんなに努力
しても完全に排除することはできません。
私の場合も、家中をキレイに隈なく掃除しても、単にこれだけではアトピーを克服
することができなかったのです。
“タンパク質”を確実に処理するには、“免疫機能の正常化”が必須条件となります。
どんなアレルゲンにも対処できる身体作りです。
そして、試行錯誤の結果、最終的に辿り着いたのが“胃腸の健全化”だったのです。
“胃腸の健全化”につては、ホームページのこちらから
これが正解だったのです。
それでは、次回はもう少し詳しくアトピー発症の原因をご紹介しましょう。
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■ アトピー劇場「太郎の挑戦!」
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オレも今までアトピーの原因なんて、殆んど感心が無かった。
確かに本屋とかインターネットで、アトピーに関する情報は集めた。
でも、結局はアトピーの原因となると、歯切れの悪いモノばかりだ。
インターネットでは、ステロイドが悪魔だの、医者が悪いだのばかりだった。
オレも最初から専門的な理屈は、理解出来ないものだと思っていたし・・・
けれども今回、オレは飛鳥さんの説明するアレルゲンのことは良く理解できた。
タンパク質がポイントだったんだ・・・
花粉やハウスダスト、ダニやカビもタンパク質。
確かにそうだ・・・
ノーベル賞の田中耕一さんは、タンパク質の構造解析の製品を開発したんだ。
でも、どうして免疫機能自体が異常になってしまうんだ?
そして免疫機能を正常にすることと“胃腸の健全化”がどう関係するのか?
次回が待ち遠しいぜ!
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■ もしもしこちら飛鳥です
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突然ですが、皆さんは見知らぬ土地で目的地を探すにはどうしますか?
地図や磁石、ましてやナビゲーションも無いとすれば・・・
そうです。
一番懸命なのは、「地元の人に聞く」ですね。
しかし、身近に尋ねる人もいなければ・・・・・ これは辛いです。
下手すると、迷子になってしまいます。
また、道を尋ねた人すべてが目的地を知っているとは限りません。
道は知っていても、案内することが下手な人もいます。
アトピーを克服する際には、アトピー発症のメカニズムや免疫機能全体の知識を
最低限理解しておくことは、見知らぬ土地でナビゲーションを持っているほど役
に立つことを私自身が実感しました。
残念ながら私は、“怪しい民間療法”には、相当痛い目にあいました。
これでアトピーが治ります!と言う健康食品にも随分投資をしました。
今思えば、「治るわけ無いじゃないか!」と言えるモノが殆んどです。
しかし、これは今だから言えることかも知れません。
当時、私にはナビゲーションどころか、地図さえも無かったのですから・・・・
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■ 飛鳥流「薬膳リゾット」のススメ
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子供の頃、風邪をひいた時に母がよく“お粥”を炊いてくれました。
実は、お粥はアトピーを克服する際、非常に強い味方になってくれるのです。
お粥が嫌いな人も多いようですが、お米から作るとお粥は本当に美味しい。
我が家では、今夜も大きな土鍋を囲んで子供と一緒にお粥を食べました。
それでは早速、飛鳥流のアトピー撃退「薬膳リゾット」を紹介しましょう。
ここでは独身の方でも手軽に作れる、一人前の作り方を紹介します。
【準備する物】
・土鍋 土系の鍋で湯豆腐用が良い
・お米 五分の一カップ
・野菜 ネギ 人参 ゴボウを笹がき(スライス状)で適量
・薬味 おろし生姜をこさじ一杯
・塩 こさじ一杯(必ず天然塩を使用。塩化ナトリウムは駄目)
【作り方】
・ お米を洗ったら、10分ほどザルに上げて置くのコツ。
・ 土鍋に5カップの水を入れ、その後、お米と野菜を入れる。
・ 火をつけてから沸騰するまでは強火、その後は弱火で約40分炊きます。
・ 最後に塩とおろし生姜を入れて出来上がりです。
好みにより、味噌やこんにゃくを入れても美味しく戴けます。
これでおよそお玉2杯分の“薬膳リゾット”の出来上がりです。
ここで使用されている食材はすべて陽性のモノばかりで、夏場でも冬場でも、
疲れ果てたあなたの胃腸を暖め、便通を整えることで活力を取り戻します。
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【編集後記】
最後までお読み頂きありがとうございます。
いよいよ新しい年の始まりです。
「よし。今年こそアトピーを克服してやるぞ!」
と言う皆さんの意気込みが聞こえて来そうです。
そうです。
アトピーは決して不治の病ではありません。
今年こそアトピー完治を目指して頑張って下さい。
このメルマガでは、お金をかけず、時間をかけず、自力でアトピー克服を
目指す方法を判りやすくお伝えします。
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7 アトピー性皮膚炎克服の鉄則
□■ 告白!体験者が明かす「アトピー克服の鉄則!」
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□■ 第7話 2003/12/20
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【このメルマガの趣旨】
アトピーを克服したい!
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私自身の実体験をベースに、克服の秘訣を解りやすく紹介しています。
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【目次】
・ 12月は辛かった・・・
・ アトピー克服の鉄則
・ 食事制限は続かない
・ アトピー劇場「太郎の挑戦!」
・ もしもしこちら飛鳥です
・ 編集後記
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2週間のご無沙汰です。
皆さん、いかがお過ごしですか?
当メルマガも、今年最後の配信となります。
それでは今回も早速、アトピー克服の鉄則を観てゆきましょう。
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■ 12月は辛かった・・・
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あー 今年もやってきた12月、イヤな時期だ。またアトピーが・・・
いやいや、これは今の私ではありません。
今の私は、12月も1月も大好きです。 寒いのはちょっと苦手ですが・・・
クリスマス、忘年会、ボーナス、そしてお正月とイベント満載ですね。
しかし、アトピーの克服を目指していた頃の私には、この時期がとても辛い。
忘年会、クリスマス、新年会、どれをとっても食べるコト中心のイベントばかり。
社会生活を送る上で、食事はコミュニケーションでも大きなウエイトを占めます。
会社で忘年会の案内があった時、
「皆さんご存知の通り、私アトピーなんです。」
「だから、食事にはいつも気をつけているんです。」
「特に今は胃腸の健全化を目指して頑張っています。」
「残念ですが、今日は皆さんとは御一緒できません。」
「すいません。 さよなら!」
普通はまず、こんな風にはゆきませんよね。
3回のお誘いを1回にする程度で精一杯です。
その理由も、もっともらしい内容じゃなきゃいけない・・・
これって、はっきり言って疲れます。
ストレスだって溜まります。
そもそも自分がアトピーであること自体、他人には知られたくない。
私なんてアトピーで入院中でも、原因は決して言いたくなかった・・・
アトピーを克服する上で、“胃腸の健全化”が大事なコトは以前にも触れました。
まずは少食にして、胃腸に休息を与えることが大事だと。
具体的には、
「毎朝、立派なウンコが出るように頑張りましょう!」
「ただ排泄するだけじゃなく、爽快感を体感しましょう!」と・・・
そして、1ヶ月が経ちました。
「そんなことは判ってるよ。」
「あんたが胃腸、胃腸っていうから本気になったんだよ!」
「でも、判っちゃいるけど、それがなかなか出来ないんだよ・・・」
「飛鳥さん、あんた人にはエラそうに言うけど、自分は胃腸の健全化したの?」
「だいたい本当にこんなコトして、アトピーが治るのか?」
なんて声が聞こえそうです。
そこで今回は、さらに詳しくアトピー克服の鉄則に触れてみましょう。
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■ アトピー克服の鉄則
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物事にはルールや法則があります。
このルールを無視していくら努力をしても、結果を出すことはできません。
アトピーの克服も例外ではありません。
今回はその例をご紹介します。
恐縮ですが、私の大学受験を例にとります。
私は高校時代、恥ずかしながら学校の成績は良くありませんでした。
中間テストや期末テストの成績はいつも散々です。
ちなみに、これはアトピーのせいじゃありません。(いやちょっとは・・・・・)
こんな散々な状況にも拘わらず、私は希望の大学に合格したのです。
つまり、とりあえず大学受験では、満足の行く結果を出したと言えます。
「どうして?」
「裏口入学でもしたのか?」
いえいえ、違います。
裏口入学もカンニングもしていません。
つまり、私の希望する大学にも、合格するためのルールがあったからです。
「英語200点 国語100点 社会100点 合計400点満点の上位から合格」
これがそのルールです。
数学も化学も政治経済も物理も大切です。
しかし、私の目指す大学では、英語の得点力が合格のキーポイントだったのです。
逆にいえば、“英語で得点できない=不合格という原則”とも言えます。
だから私は集中的に英語を勉強し、残った時間で国語と日本史の勉強をしたのです。
そして、このルールを意識することで、“合格”という結果を残せたのです。
私にはアトピーを克服する際にも、これと同ルールのある様な気がするのです。
つまりアトピーを克服する上では、ストレス、住環境、スキンケアー、運動、睡眠
などは、すべて大切な要素であることは間違いありません。
でも、これらの要素すべてに合格点を取ることで、本当にアトピー完治という結果
を残すことができるのでしょうか?
私の克服体験上、これらはアトピーを克服するための必須条件ではありません。
一番大切なキーポイントが抜けています・・・・・
そのキーポイントとは、一体何でしょう?
もう、皆さんお分かりですね。
その通り! “食事”です。
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■ 食事制限は続かない
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アトピーを克服する上で、一番大切なキーポイントを握っているのは“食事”です。
私の大学受験の例で言えば、“英語”に相当するのが“食事”だというコトです。
食生活を見直すことで、まず“腸のバリアー機能”を正常化する。
そして、消化器官を正常化することで排泄能力を取り戻す。
私はこれが、アトピーを克服するためのルールだと思っています。
つまり、「食生活を征した者がアトピーを征する」これが原則です。
しかし、ここには大きな落とし穴があります。
“食事制限”です。
“食事制限”をベースに食生活を改善することの困難さは、私自身が身を持って
体験しています。はっきり言って、挫折と自己嫌悪の繰り返しです。
何故なら、人間は外部から強制されたり、制限されることが大キライだからです。
我慢や忍耐についても、同じことが言えます。
具体的な例を挙げましょう。
強制や制限で結果を出すことが、いかに分の悪いやり方であるかという例です。
私は短期間ですが、少年野球の監督をした経験があります。
バッターボックスに入る子供に対して、「あのピッチャーの高めのボールには
手を出すな!」とアドバイスするとします。
すると、結果はどうでしょう。
見事に高めのボール球を空振りして三振です。
そして、このアドバイスを繰り返す限り、高めのボール球で三振の山ができます。
この理由は簡単です。
子供の素直な心に、「制限された高めのボール球」が意識付けられるからです。
意識すればするほど、身体が反応してしまうのです。
だから、この様なアドバイスを繰り返すコーチを有能だとはいえません。
「何度言ったら判るんだ!」
「どうして同じ失敗ばかりするんだ!」
これでは、子供に挫折感と自己嫌悪を植えつけるだけの結果となります。
それなら、有能なコーチはどんなアドバイスをするのでしょう?
成功率を格段に上げるアドバイスとは、どんなものでしょう?
ポイントは、制限や強制ではなく”開放”です。
「低めを狙え!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
“食事制限”という方法は、文字通り“制限がベース”になる我慢の療法です。
アトピーが治るまでは、アレは駄目、コレも駄目のパターンを繰り返します。
しかし、食事とは本来、我慢を強いられるような性質のモノでしょうか?
いくらアトピーを克服する為とは言え、我慢、我慢の連続で乗り切れますか?
何も好きなモノを、好きなだけ食べることを薦めている訳ではありません。
私は食事については、出来るだけ“制限”などせずに、明るい雰囲気の中で楽し
く摂ることで、アトピーは充分に克服できると思います。
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■ アトピー劇場「太郎の挑戦!」
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俺は飛鳥さんの克服体験を参考に“胃腸の健全化”に取り組むコトを決心した。
そして、もうかれこれひと月が過ぎようとしている。
しかし、“胃腸の健全化”これはやってみると意外と苦戦するぜ。
食事の内容を見直し、少食にするだけなのに・・・・・
振り返ると俺はもともと大食漢だし、甘いものには目が無い方だ。
つくづく不規則な食生活を思い知らされる毎日だ・・・
気がつくと、ついつい食べ過ぎているじゃないか・・・
甘いものだって・・・
でも、飛鳥さんは我慢や忍耐は良くないと言っている。
確かに俺だって、制限や強制されることは大キライだ。
はっきり言って12月は全然ダメだった。
やれ、忘年会だの食事会だの・・・ もうガタガタだ。
ったく!少食どころか 食欲に火が着いちまった感じだ。
何とかしてくれ!
飛鳥さん
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■ もしもしこちら飛鳥です
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太郎さん、苦戦していますね。
判ります。私にもまったく同じ経験がありますから。
私の場合、大阪府八尾市にある病院の少食療法では、完全に落ちこぼれでした。
この病院の少食療法は、超有名です。
事実、アトピーだけでなく、たくさんの難病患者の方が改善されています。
毎日、毎日、玄米と豆腐に胡麻ペーストだけという、非常に厳しい療法です。
私にはこれが、まったく出来ませんでした。
当時の私には、会社に勤めながら、この療法を実践するのは無理だったのです。
「玄米と豆腐以外食べたら、アトピーは治らないのか・・・?」
まるで「高めのボール球を振ってはいけない!」とアドバイスされた子供状態です。
食べたくて食べたくてしょうがない。
ダメだこりゃ・・・
「あっ!」「そうだ!」 「低めを狙え!」
「これがあるじゃないか!」
あれはダメ、これもダメじゃ息がつまってしまう。
アトピーに良い食事を積極的にどんどん取り入れよう!
甘いものだって、対策はちゃーんとあるんだ!
次回は、この辺をさらに詳しくご紹介しましょう。
“飛鳥流アトピー撃退 薬膳リゾット”等、“胃腸の健全化”のコツを公開します。
お楽しみに
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】
最後までお読み頂きありがとうございます。
今年の配信は、今回で最後になります。
次回は1月9日の予定です。
1月4日は1回お休みさせて頂きます。
それでは、皆さん良いお年をお迎えください。
このメルマガでは、お金をかけず、時間をかけず、自力でアトピー克服を
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6 リバウンドの本質とは?
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□■ 第6話 2003/12/03 読者数 6402人
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アトピー完治への道
アトピー性皮膚炎克服レポート
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【このメルマガの趣旨】
アトピー克服を目指すあなたをサポートをするのがこのメルマガの使命です。
このメルマガは、「どうすればアトピーが治るのか?」と言う疑問に対して、
私自身の実体験をベースに克服の秘訣を解りやすく紹介しています。
私のプロフィールはこちらです。
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【目次】
・えっ! どうして?
・離脱皮膚炎について
・アトピー劇場「太郎の挑戦!」
・もしもし、こちら飛鳥です
・編集後記
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2週間のご無沙汰です。
皆さん、いかがお過ごしですか?
早いですねー。
もう12月です。
今年も残すところ、後ひと月になりました。
前回のメルマガを配信した後、多くの方からメールを頂きました。
やはりステロイドがテーマとなると、皆さんからの問合せが多くなります。
その代表的なモノを紹介しますと、
結局、飛鳥はステロイド肯定派なのか?
それとも否定派なのか?
一体どっちなんだ? と言う内容がトップでした。
このご質問に対しては、最後に私なりの考えをまとめてみました。
もしもし、こちら飛鳥です。のコーナーでご覧下さい。
■ えっ! どうして?
アトピーと言う疾患は、ある意味、自分との我慢くらべかもしれません。
何故なら、
「ある日突然、あれほど辛かったアトピーが一瞬で消えた!」
というパターンは成立しないからです。
逆もまた真なり。
「朝起きたら、いきなり身体全身がアトピーになっていた!」
このパターンもありませんね。
どうやらアトピーを克服するカギは、この辺にありそうです。
皆さんは現在、毎日辛いアトピーを体験している真最中ですね。
アトピーを治すために、毎日、悪戦苦闘の連続です。
もう一歩で完治まで届きそうな方もいれば、リバウンドの真っ只中で、キッカケ
さえもつかめずに苦しんでいる方もいるかも知れません。
しかし、現在どんな情況であっても、皆さんはある日突然アトピーになった訳で
は無いですね。
そうです。
最初は、「あれ?少しカサカサしている。」と言った感じですね。
そして気が付けば、「かゆーーい!」となります。
私とアトピーとの付き合いは、およそ18年間でした。
この間アトピーには、「これでもか!」と言うほど苦しめられました。
正直、今こうして普通に生活している事が不思議なくらいです。
そんな私がアトピーを完治させた時、真っ先に感じた事があります。
「えっ!」
「どうして?」
「それ、ちょっと違うんじゃない!」
これはモチロン、私が過去に体験した“常識的なアトピー治療”に対してです。
この“常識的な治療”に対する「えっ!」「どうして?」が始まりでした。
結局、私はこの「えっ!」「どうして?」を知りたい一心で会社を辞め、無農薬の
お米と野菜を生産する農家へと弟子入りする結果となったのですから・・・・
今回は、このアトピー治療の“常識”にメスを入れましょう。
■ ステロイド外用薬の吸収率って?
病院に通院しても、一向に改善しないアトピー。
何とかしたい一心で、多くのアトピー患者は独自に解決策を求めて情報を集めます。
当然のことながら、ステロイド外用薬についてもチェックします。
ステロイドのランクにはじまり、効果的な塗り方や副作用など・・・・・・
特にステロイド外用薬の副作用については、皆さん本当に真剣そのものです。
この副作用では、必ず“ステロイド外用薬の吸収率”が紹介されています。
ステロイド外用薬の吸収率は、前腕を1とした場合、おでこは6倍、あごは13倍、
脇の下は4倍で背中は2倍、陰嚢に関しては、何と42倍! という例のアレです。
先日も某教育テレビのアトピー講座で、著名な病院の先生がこの数字を並べて、ステ
ロイド外用薬による、“ごく常識的な治療法”を説明されていました。
書店や図書館のアトピー本にあるような、実に教科書的な忠実さです。
ところで、
この“ステロイド外用薬の吸収率”って何?
もっともらしいこの数字は、誰が試したの?・・・
どうして前腕を1にするの?
どうして脇の下は、前腕の5倍じゃなくて4倍なの?
これって、前腕に40日で副作用が出る場合、脇の下なら10日ってコト?
そもそもステロイドの吸収率を知ることに、何の意味があるの?
この数字を知れば、ステロイドの副作用は防げるの?
私は前回、単なる脱ステロイドだけでは、アトピーは完治しないと言いました。
実際、「これでアトピーが完治するほど現実は甘くない」とまで言い切っています。
これは単に、私だけが体験したことではありません。
今も多くのアトピー患者が、「ステロイドのリバウンドさえ乗り切れば、アトピー
は克服できる!」と信じて頑張っているのです。
「もう少し頑張れば・・・」
「もう少しの辛抱だ・・・」と毎日、身体中からリンパ液を流しながら、ただ
ひたすら耐えるだけの生活を余儀なくされています。
この問題をハッキリさせましょう。
それでは、アトピーでもない人にステロイドを塗り続け、副作用が出始めた頃を見計
らって、一気に脱ステを試みればどうなるのでしょう。
これは“離脱皮膚炎”を理解することから始まります。
■ 離脱皮膚炎について
それでは“離脱皮膚炎”について説明しましょう。
まず、クスリには多かれ少なかれ副作用がありますね。
これはクスリである以上、ある意味宿命といえるかもしれません。
中でもステロイドによる副作用については、マスコミや民間療法を通じて皆さん
良くご存知なので、私が今更紹介するまでもありませんね。
この最も代表的な例として、“ステロイド皮膚症”と言われるものがあります。
ステロイドの副作用で、象の皮膚の様にバリバリになる例のアレですね。
この“ステロイド皮膚症”が出た状態で、一気にステロイドを止めた場合、当然、
程度の差はあれ“リバウンド現象”が起こります。
実はこの“リバウンド現象”が曲者なのです。
良くダイエットなどで使われる“リバウンド”とは、ちょっと意味が違うからです。
それでは、何が一体曲者なのでしょう?
それは“ステロイド皮膚症”が出た時点で、一気にステロイドを切る事で明らかに
なります。
つまり
星野監督や藤原紀香の様に、アトピーと無縁の人の“リバウンド”は1つ。
しかもこの“リバウンド”は、“時間が解決”してくれます。
一方、アトピー患者の体験する“リバウンド”は1つではありません。
実は2つあるのです。これが厄介なところです。
1つは星野監督や藤原紀香と同じ。やはり“時間が解決”してくれます。
問題は、アトピー患者だけが受けるもう1つの“リバウンド”にあります。
説明しましょう。
星野監督や藤原紀香でも、ステロイド皮膚症が出始めた頃に、スパッとステ
ロイドを止めれば、一時的な肌の悪化による“リバウンド現象”は体験します。
これがいわゆる“離脱皮膚炎”と呼ばれるモノです。
これはステロイドの試用期間や強度などから、程度の差はあるものの、画一的な
経過を辿って、最終的には本来の皮膚を取り戻します。
星野監督や藤原紀香には、もともと疾患としてのアトピーは無い訳ですから、
“離脱皮膚炎”による画一的な悪化を経た後、肌は本来の姿に戻ります。
しかしアトピー患者の場合は、単に“離脱皮膚炎”だけでは済みません。
もう1つの“リバウンド”があるからです。
さて、もう一つの“リバウンド”とは何でしょう?
実はもう1つの“リバウンド”とは、非常にシンプルで判りやすいのです。
ただ単に、もともとの疾患であるアトピーが劇的に悪化しただけのことです。
要するに、今までステロイドでコントロールされていた症状が、一気にステロイ
ドを中止したことにより、元に戻るというのが本質です。
いや、厳密にはこの“リバウンド”は、単に元に戻るだけではありません。
現実には、“爆発的な症状の悪化”を発生させ、“離脱皮膚炎”と相乗効果を持ち
ながら、白内障の危険を生み出す程の猛威を振るいます。
私がパニック状態に陥ったのは、まさにこの状態だったのです。
しかもこの、“相乗効果的リバウンド”は、決して時間が解決してくれません。
いくら頑張っても辛いだけで、対策をしない限り一向に改善はしないのです。
“元々のアトピーの劇的な悪化”と“離脱皮膚炎”のダブルパンチ。
これがステロイドを一気に止めた時に発生する、“リバウンド”の仕組みです。
決して「ステロイドの毒が抜ければ治る!」といった「好転反応」では無いのです。
それどころか、アトピーを克服するための土俵にすら上がっていないと言えます。
だから、ステロイドによる副作用が出始めているなら、決して一気にステロイドを
止めることは得策ではありません。
アトピーそのものよりも、リバウンドによる被害の方が事態は深刻です。
今も多くのアトピー患者が、大切な青春期を台無しにしているのですから・・・
こんな危険で苦しい思いをしなくても、アトピー完治の方法は他にもあります。
“リバウンドに耐える努力よりも、“根本のアレルギーを無くす努力”です。
これは、継続的な「根治療法」と段階的な「ステロイド離脱」を実践することで
道が開けます。
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■ アトピー劇場「太郎の挑戦!」
このコーナーは、現在アトピーに苦しむ一人の人物を中心に展開します。
この人物は、私、飛鳥の分身かもしれない。
いや、ひょっとすると、あなた自身の分身かもしれません。
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「・・・・・・・・」
「・・・・何てことだ・・・」
「・・・・・・・・」
「ステロイドを止めるだけでは、アトピーは完治しない?」
「離脱皮膚炎と元々のアトピーが悪化したダブルパンチ?」
「好転反応じゃない・・・」
「・・・・オレの努力は無駄だったのか・・・」
「オレは・・・ オレは一体何をやってたんだ?・・・」
オレは一瞬、頭の中が真っ白になった。
「まったくオレのことじゃないか!」
「飛鳥さんの経験したことは・・・ オレとまったく同じだ・・・」
しかし、少し冷静さを取り戻した時、オレにはすべてが納得できた。
「そりゃそーだ。」
「オレは元々アトピーだからステロイドを塗ったんだ」
「ステロイドを止めれば、元のアトピーに戻るだけだよな」
「これでアトピーが完治する方が不思議だ」
しかし、またオレの中でまた疑問が湧いてきた。
「民間療法の中には、ステロイドを切って治った患者も沢山いるらしい」
「好転反応の苦しみに耐えた後、こんなにキレイになりましたって・・・」
「あいつ等はどうなってるんだ?」
「ステロイドを止めてリバウンドを乗り切ったら、キレイになったと・・・」
「奴等はどうなってるんだ?」
「教えてくれ!」
「飛鳥さん」
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■ もしもしこちら飛鳥です。
はい。
太郎さん。
それでは次回、太郎さんの疑問にお答えします。
今回は、ステロイドの功罪についてお話しします。
「飛鳥はステロイド肯定派なのか?」
「それとも否定派なのか?」
一体どっちなんだ?
「はい。」
「どちらでもありません。」
「ステロイドの価値自体は、中立だと思っています。」
少し補足します。
私は現在のアトピー治療において、ステロイドをベースに抗アレルギー剤や抗ヒス
タミン剤だけを処方する方法は、もう限界がきていると思います。
とは言うものの、必要以上にステロイドを恐れたり、バッシングの対象にするほど
ヒステリックになる必要は無いと思っています。
私は、ステロイドはアトピーを治すクスリでは無く、アトピーによる皮膚の症状を
コントロールするためのクスリだと解釈しています。
問題は、症状をコントロールしながら完治を目指すための“具体的な方法”です。
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【編集後記】
最後までお読み頂きありがとうございます。
皆さんに御礼です。
前回紹介しました私のメルマガバックナンバー「アトピーを段階的に改善させる
ワンポイント講座」の先行予約分が完売しました。
手作りの冊子のため悪戦苦闘しましたが、多くの方からご購入頂きました。
年末は本業も方も忙しくなる為、勝手ながらバックナンバーの販売は12月10日
をもって締め切らせて頂きます。
来年は“アトピー克服マニュアル”の製作に挑戦する予定です。
でも、こうなるとちょっと小冊子ではキツイかも・・・・
ひょっとするとCDにするかもしれません。
このメルマガでは、お金をかけず、時間をかけず、自力でアトピー克服を
目指す方法を判りやすくお伝えします。
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発行人 飛 鳥
関連HP アトピー完治への道
アトピー性皮膚炎克服レポート
問合せ asukairo@atopy-1.info
次回発行予定 12月18日 木曜日
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私のプロフィールはこちらです。
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5 ステロイド離脱の落とし穴
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□■ 告白!体験者が明かす「アトピー克服の鉄則!」
■□ アトピー克服を支援するメルマガ
□■ 第5話 2003/11/20 読者数 6788人
■□ 関連サイト
アトピー完治への道
アトピー性皮膚炎克服レポート
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【目次】
・ バックナンバー販売のお知らせ
・ 飛鳥、30歳の決心
・ 崖っぷちだったあの頃
・ 克服の為のテーマ その1
・ 編集後記
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2週間のご無沙汰です。
皆さん、いかがお過ごしですか?
それでは、今回も早速アトピー克服の鉄則をご紹介します。
■ お知らせ
私のメルマガ第一弾「アトピーを段階的に改善させるワンポイント講座」の
バックナンバーが、やっと販売できるようになりました。
克服までの道のりを、少しでも判りやすく伝えたいと思い再編集しました。
その結果、原本からは随分と進化?したモノが完成しました。
■ 飛鳥 30歳の決心
現在私は41歳ですが、自力でアトピーの克服を決心したのは30歳の時でした。
これまでの病院通いを止め、あらゆる民間療法にもすべて終止符を打ったのです。
ちなみに、アトピーを克服出来たのは33歳の頃です。
当時、私のアトピー治療にかかる費用は、年間でざっと100万。
民間療法や健康食品、漢方薬や無農薬野菜などなど・・・
とにかくアトピーが治る可能性のあるモノには、すべて手を付けたといえます。
こんな状態が4年、5年は続きました。
今から思えば、随分高い授業料を支払ったことになります。
こんなにお金のかかることを、何故続けられたのか?
飛鳥家がお金持ちだったから?
いえ、いえ、違います。
当時、アトピーで自己破産しそうになりました。
アトピーの治るのが先か?
それとも、自己破産するのが先か?
ちなみに私は、酒やタバコ、ギャンブルとは無縁です。
それでも家計はいつも火の車です。
実は、こんな家計を妻が助けてくれたのです。
妻は私と結婚して以来、ずっと仕事を続ける事で家計を助けてくれました。
当然、子供どころの話しではありません。
文字通り、当時は私も妻も毎日がアトピーとの闘いだったのです。
こんな毎日に、私はピリオドを打つことにしたのです。
そしてある日、妻にポツリと言いました。
「俺、もうアトピーは自分で治す。」
「これ以上医者やクスリを頼るのは止める。」と・・・
妻は黙って聴いていました。
この日を境に、私のアトピーは大きく改善するキッカケをつかみました。
何故、私が自分でアトピーを治そうと決心したのか?
この答えは非常にシンプルです。
“結局、アトピーは人に治して貰うものじゃない。”
“アトピーを治すのにお金をかける必要は無い。”
これが判ったからです。
しかし、ここにも問題はありました。
アトピーを実際に完治させるには、理論だけでは不十分です。
克服の為には、毎日の生活が非常に大きなウエイトを占めるからです。
実際にはアトピー患者の大半が、実践段階で挫折してしまいます。
理屈では治ることが判っていても、継続的に実践することが困難だからです。
私も例外ではありません。
挫折しています。しかも1回ではありません。
何回も何回も挫折しています。
理屈では治ると判っていても、実践しなければ完治はしません。
それでは、
日常でどんな事に気をつければ良いのか?
また、毎日の食事はどうすれば良いのか?
あるいは改善のチェックポイントは何なのか?
これを知って継続するには、やはり“コツ”があるのです。
自分なりのペースをつかむ要領とも言えるでしょう。
さて、その“コツ”とは一体何でしょう?
それは “段階的に改善”させることです。
決して無理をしてはいけない。
一つ一つの小さな成功体験を積み重ねる。
これが結局、完治への近道になります。
メルマガ第一弾、「アトピーを段階的に改善させるワンポイント講座」では、
完治への近道を判りやすく紹介しています。
あなたも“コツ”をつかんでください。
詳細はこちらから→「アトピーを段階的に改善させるワンポイント講座」
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■ 崖っぷちだったあの頃
アトピーになって、最大のピンチを迎えた頃のエピソードです。
話しは「自分でアトピーを治そう!」と決心するおよそ1年前のことです。
29歳の頃だったと思います。
気がつけば、みるみる眉毛が薄くなってゆく。
その理由はただひとつ。
掻くから・・・だって痒くて仕方ないから・・・
しかし、これだけはどうしようもない。
「顔だけは掻いちゃダメだ。」
「今日は絶対に眉毛は掻かないぞ!」
と決心しても、手が勝手に伸びている
当時、営業職の私にはこれが一番辛い。
代理店の人に会うたびに恐怖の質問が待っている。
「あれーっ!」
「どーしたの ココ?」
ココとは、もちろん眉毛のことです。
本当に短期間の間に、私の人相が変わりました。
このとき初めて、眉毛の役割の大きさに気が付きました。
剃り込みやパンチパーマなんて敵じゃない。
もう誰が見ても、ひと目で判る立派な札付きのアトピーです。
しかしこれは、猛烈なストレスとなってアトピーを悪化させてしまいます。
とにかく誰とも会いたくない。話したくないのです。
いくら前向きになろうとしても、気が付けば消極的な自分がいる。
これは営業職にとっては、崖っぷちの状態です。
それでも当時、私には希望がありました。
眉毛が無くなっても頑張れる心の支えです。
無邪気に信じるモノがあったのです。
それは、「好転反応」です。
実はこの時、私はある民間療法のカウンセリングを受けていました。
カウンセリングと言えば聞こえは良いですが、簡単に言えば漢方薬局の
オヤジのアドバイスです。
そのアドバイスとは、“脱ステロイドの薦め”です。
ステロイドを止め、その間に漢方薬で免疫力を高めてアトピーを治す。
一見、もっともらしい理にかなったアドバイスです。
「うん。これで良いんだよ。」
「いーねぇ、いい感じだ。」
薄くなった私の眉毛を見て、オヤジはさもこれが当然の成り行きかのように頷く。
そして私と自分自身に言い聞かせるように・・・
「これはステロイドの悪い毒が出ている証拠だよ。」
「ステロイドの毒が出尽くした時、アトピーは治る!」と・・・
一通りオヤジの説明を聞いた後、保険の効かない高額な漢方薬を持ち、自分に対して
言い聞かせるのでした。
「好転反応だ」
「そうだ。これは好転反応なんだ!」
「もう少し辛抱すれば、アトピーとさよなら出来るんだ!」と・・・
そして1ヶ月が過ぎ、2ヶ月が過ぎました。
もう私の眉毛は両方とも見事に無くなってしまいました。
そして2ヶ月が経過した頃から、私の身体に異変が起こりました。
全身からリンパ液が流れ出し、顔がパンパンに腫れたのです。
いわゆるムーンフェースです。
ある朝目覚めると、目が見えない。
視界がまったく無いのです。
私の声にびっくりした妻が駆けつけました。
これは目が見えないのではなく、リンパ液でまぶたが開かないのでした。
もう、限界だったのです・・・
いや、限界を超えていたでしょう。
そしてとうとう、会社に出社すら出来なくなってしまいました。
全身が黄汁まみれになり、起き上がる事すらできないのです。
仕事どころの話ではありません。
パニック状態に陥り、その後は緊急入院です。
発狂寸前だったかもしれません。
診断の結果、ヘルペスを併発しアトピー性白内障の一歩手前でした。
入院に際しても、3人の相部屋ではなく個室が条件という厳しい状況でした。
何故こんな目にあったのか?
アトピーを完治させた今、私にはこの理由がハッキリと判ります。
あれほど頑張ったのに、一向にアトピーが改善しなかった理由です。
私が経験したこの様な努力は、残念ながら直接完治には結びつきません。
この手の努力は、いくら頑張っても努力の甲斐が無かったのです。
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■ 脱ステロイドだけではアトピーは治らない
アトピーを克服する過程で、ステロイドの離脱を目指すこと自体は決して
間違った方向ではありません。
いや、むしろアトピー完治への道では、ステロイド離脱は避けて通れません。
しかし、これには注意が必要です。
以前の私同様、アトピー患者の多くはステロイドを使用することに対しては、
多かれ少なかれ心のどこかに罪悪感や恐怖心を持っています。
そして、次第にこのクスリに対する依存度が高くなった時、ふと我に帰ります。
「やばい!」と・・・
これはある意味、本能的なことかもしれません。
この場合も厄介なことに、大抵は恐怖心や焦りを伴っています。
「いつまでもこんなクスリを使ってちゃダメだ!」
「アトピーが治らないのは、いつまでもステロイドを使用しているからだ!」と・・・
こんな心理状態の時に、“ステロイドを切らせて成り立つ商売”が繁盛します。
それは さておき、私は自分自身のこの体験から大切なことを学びました。
それは、単なる“脱ステロイドだけではアトピーは治らない”ということです。
そう。いくら頑張って脱ステだけを懸命に取組んでも、アトピーは完治しない。
「どーしてそんなエラそうなことが言えるんだ?」
「何か証拠や根拠でもあるのか?」
と思われるかも知れません。
ここで皆さんに質問です。
アトピーとはまったく無縁の人、例えば藤原紀香や星野監督にお願いして、一年間
継続的に“強い”クラスのステロイドを塗り続けて頂くとします。
そして、もうそろそろ副作用が出始める頃かな?という時、或いは既に少しだけ
ステロイド皮膚症が出た頃を見計らって、スパッとステロイドの使用を止める。
すると、この2人はどうなると思います?
この2人には、どんな試練が待ち受けているのでしょう?
現実問題として星野監督も藤原紀香も、決して、決して、こんなお願いは聞いてくれ
ません。普通の人でも「嫌や!アホ!」(関西弁)で終わります。
しかし、世のかなには“アホな人”もいるのです。
ある意味“変人”と言えるかもしれません。
アトピーでもないのに、来る日も来る日もステロイドを塗り続ける。
2週間に一度病院へ行き、診察は受けずにステロイドだけを貰う。
こんなことを1年以上も続ける人が・・・
「ちょっと待て!」
「この話しは、おかしいぞ!」
「大体そんなこと出来るのか?」
「診察無しでステロイドだけを貰うことなんて?」
はい。
全然問題ありません。
診察なんて受けなくても、ステロイドだけ簡単に入手できます。
私の経験では、肌の状態を診る医者の方が少数派です。(初診時は別ですが・・・)
アトピー患者とは視線すら合わさない医者だって珍しくはありません。
「クスリだけお願いします。」と受付で言えば、
「ちょっと待って下さい。」と言われた後、処方箋はホイホイ出ます。
とにかくこんな現実離れした事を、飽きもせず1年以上続けた人がいるのです。
その人とは、私、飛鳥です。
ハッキリ言って、大バカ野郎です。
単にアトピーを克服しただけでは満足できず、会社を辞めて農家に弟子入りする
傍ら、アトピーの原因と解決策を自分なりにトコトン突き止めてみたかったのです。
しかし、私はこの人体実験を通じて、ステロイドの本質とリバウンドの仕組みについて、
ハッキリと認識することが出来ました。
この辺を明確に説明できる人は少数派です。
本屋さんに売っているアトピー本では、まず取り上げられていません。
その証拠に、現在でも“リバウンドによる悲劇”が後を絶ちません。
多くのアトピー患者が、今も貴重な青春期を台無しにしているのです。
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■ 克服の為のテーマ その1
「リバウンドの悲劇”は避けられるのか?」
「大きなリスク無しで、アトピーは完治できるのか?」
これが私にとっての最大のテーマでした。
結論から言えば、私は自分の経験上、“出来る”と思っています。
ステロイド無しで完治させる方法です。
どうすればそんなことが出来るのか?
ステロイドのリスクを背負わず、また、ステロイドを使用せずアトピーを克服
させるにはどうすれば良いのか?
その為には、まずハッキリと理解すべきテーマがあります。
そのテーマとは、“離脱皮膚炎”です。
この“離脱皮膚炎”を知っているのといないのとでは大違いです
アトピーを克服する上で、天と地ほどの違いがあります。
病院で教えてくれたかどうかは関係ありません。
あなたが知っているかいないかだけの問題です。
「離脱皮膚炎?」
「なんだそれ?」
このヒントが、先ほどの質問です。
ステロイド皮膚症が出始めた頃に、一気にステロイドを止めたらどうなるのか?
ここでは、アトピー患者とアトピーでない人の症状に大きな違いが出ます。
次回はこの“離脱皮膚炎”を中心に完治までの過程を、私の実体験をもとに
ご紹介します。
お楽しみに
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【編集後記】
最後までお読み頂きありがとうございます。
今回はアトピー劇場「太郎の挑戦」と、もしもしこちら飛鳥ですのコーナーは、
一回お休みです。次回は太郎さんも元気に登場してくれる予定です。
メルマガバックナンバー
「アトピーを段階的に改善させるワンポイント講座」の申し込みはこちらからです。
このメルマガでは、お金をかけず、時間をかけず、自力でアトピー克服を
目指す方法を判りやすくお伝えします。
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発行人 飛 鳥
関連HP アトピー完治への道
アトピー性皮膚炎克服レポート
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次回発行予定 12月11日 木曜日
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4 アトピー性皮膚炎の「改善」と「完治」は違う
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□■ 告白!体験者が明かす「アトピー克服の鉄則!」
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□■ 第4話 2003/11/06 読者数 6921人
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【このメルマガの趣旨】
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【目次】
・ お薦めアトピー関連ページ
・ アトピー劇場「太郎の挑戦!」
・ もしもし こちら飛鳥です
・ 編集後記
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飛鳥です。
2週間のご無沙汰です。
我が家では9月の中旬から始まったリフォームがやっと終わりました。
ほぼ全面改装したため、50日以上かかりました。
この間、本当に沢山の方からメールを頂いたにも拘わらず、返信が遅くなり
申し訳ありませんでした。
ところで、
私はこのリフォーム中に、不要なモノはすべて廃棄しようと決心しました。
そして実際、身の回りの不要なモノは手当たり次第処分しました。
山の様なアトピーの関連の書籍や健康に関する雑誌等、すべて処分しました。
処分して改めて、私の人生がアトピーとの闘いだった事を痛感しました。
しかし、どうしても捨てる事の出来ないモノを発見しました。
それは、完成された1枚のジグソーパズルです。(以前流行りましたねー)
これは、私が自己判断で“脱ステ”を試みた結果、収拾のつかない事態に陥り
緊急入院した際に、会社の同僚達が見舞いにくれたモノだったのです。
それは、幸せそうな若いカップルの結婚式のひとコマを描いたパズルでした。
現在、私はアトピーとは無縁の毎日を送っています。
しかしこのジグソーパズルを観ると、あの冬の寒い時期、苦しかった入院体験
を思い出さずにはいられません。
考えてみれば私のアトピー克服も、このジグソーパズルのように試行錯誤の連
続だったと言えるかもしれません。
「これか?」
「いや違う・・・・」
「それじゃ、これか?」
「うーん、これも違う・・・」
こんなことの繰り返し。
そして次第に完成に近づくと、パズルの数も少なくなる・・・
結局、“アトピー完治への道”でも、同じ様にパズルを解いていたのでしょう。
最初は四苦八苦。
しかし完治が近づけば、後は勢いで・・・
アトピー克服体験者には、この様な方が多いのではないかと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ アトピー劇場 「太郎の挑戦!」
このコーナーは、現在アトピーに苦しむ一人の人物を中心に展開します。
この人物は、私、飛鳥の分身かもしれない。
いや、ひょっとするとあなた自身の分身かも知れません・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 何故オレだけが・・・
この2週間、オレはもう一度真剣に自分のアトピーを振り返ってみた。
飛鳥さんが、やたら「胃腸」「胃腸」と言うのも気になるところだ。
ハッキリ言って、オレのアトピーがそれほど「胃腸」と関連しているかどうか、
まだピンとこない。
しかし、気になることがある。
確かにオレは産まれた時からアトピーだ。
少なくとも物心が付いた時には、もう自分でステロイドを塗っていた。
当時はステロイドだとは知らなかったが・・・
でも、30年間ずっと症状が悪い状態ばかりでもなかった。
痒みをさほど感じることなく、比較的症状が安定していた時期もあったんだ。
何故なんだ?
あの安定していた時期は一体何だったんだ?
あの時は胃腸の働きが良かったってことか?
それにもう一つ、アトピーでは忘れられないヤツがいる。
ヒロシだ。
あいつはオレの幼友達だった。
近所に住むヒロシとはガキの頃から良く一緒に遊んだ。
ヒロシも小学校までは、偶然オレと同じアトピーだった。
いや、俺よりも症状はひどかったかもしれない・・・
しかし、ヒロシのアトピーは治った。
ヒロシのアトピーは、中学に入学すると同時にキレイに治ったんだ。
オレは正直言って悔しかった。
一人取り残されたような思いだった。
「どうしてなんだ!」
「何故オレだけが?」
「オレのアトピーはどうして治らないんだ?」
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■ 徹底的にやってやる
ヒロシだけじゃない。
幼稚園から小学校までの間に、アトピーだったヤツは何人かいた。
多くはないが、オレが知ってるだけで5人程度はいたと思う。
奴らも中学に入る頃には、アトピーとはサヨナラしてたんだ。
「チクショウ!」
「オレとあいつらはどこが違うんだ!」
「何故オレだけがアトピーのままなんだ?」
「オレだけが死ぬまでアトピーと一緒なのか?」
ふと、昨年別れたナオコの顔が目に浮かんだ。
「冗談じゃねえ!」
「やってやるよ!」
「胃腸が良くなればアトピーが治るなら、結構だ!」
「胃腸の健全化?」
「上等じゃん!」
「徹底的にやってやるよ!」
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■ もしもしこちら飛鳥です
おーっ!
もの凄い迫力です。
甲斐太郎さん、遂にやる気が出たようです。
結構なことですね。
決して太郎さんのやる気に水をさすつもりはありません、
しかし、実は「自分で治してやるぞ!」と決心した後が肝心なのです。
その理由を説明しましょう。
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■ 改善と完治では大違い
前回、私は太郎さんの胃腸にインタビューをしました。
私はこのインタビューで、太郎さんのアトピーの状態がほぼ把握できました。
この時の会話から判断すれば、現在、太郎さんのアトピーの症状は私のランキ
ングでは、明らかにレベル3の状態にあります。
アトピーのレベルについては、こちらを参考にして下さい。
このレベル3のアトピー患者が、完治への道を目指す際には、まずしっかりした
“戦略”を持つ必要があります。
「戦略?」
「何を大袈裟な!」
「あまり難しいこというな!」と思われるかも知れません。
“戦略”で少し硬ければ、“計画的”とでも解釈して下さい。
何故、“計画性”が必要なのか?
私の経験からすると、レベル3のアトピー患者が単に克服したい一心で場当たり
的な努力をしても、一時のやる気だけでアトピーが完治するほど現実は甘くない
からです。
その例を一つ紹介しましょう。
その前に、
私はここで、“一時的な改善の可能性”が無いと言っている訳ではありません。
アトピーの症状が“改善する可能性”だけなら充分にあります。
しかし、“完治させる可能性”は限りなく低いと言わねばなりません。
この点は重要です。
アトピーの症状を一時的に改善させるのは、それほど困難な事では有りません。
実際に悲惨なアトピーの症状を、僅か2、3日でウソの様に改善させる有名病院
はあります。
マスコミにも良く紹介されました。
これにはアトピー患者もビックリ。
「やったー!」
「奇跡だー!」
「治った・・・治ったぞー!」って感じです。
しかし、残念ならがこれは“改善レベル”の典型的なパターンなのです。
“完治への道”を歩いている訳ではありません。
その証拠が数ヵ月後、いや、早ければ数日後に現われます。
「あれー?」
「どうしたんだろう?」
「また症状が悪化してきたぞ・・・」
「折角治ったと思ったのに・・・」
太郎さんには、何故、ヒロシさんのアトピーが治ったのか判りません。
いや、おそらくヒロシさん自身も気づいていないでしょう・・・・
これは、私が“自然治癒ハッピーエンドパターン”と名づけた克服例です。
これは、レベル1もしくは稀にレベル2のアトピー患者にみられるパターンです。
しかし、レベル3ではこのパターンでの治癒率は限りなく低くなります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ “戦略”や“計画性”が必要ないのはレベル1の患者だけ
ところで皆さん?
学生の頃、夏休みの宿題やテスト前の勉強はどうしていました?
私は完全に“直前追い込みタイプ”でした。
要するに、「やるぞ!」と気合を入れたら、宿題もテスト勉強も一気に片付ける。
自慢じゃないけど、この集中力には我ながら凄いものがありました。
しかし、
アトピー克服では、この性格がプラスになったことはありません。
アトピーを克服するのに、このやり方は決して通用しない。
一時の頑張りだけで、アトピーは克服できない事を身を持って体験したのです。
一方、
夏休み、毎日きちんと絵日記を書いていたサッちゃん。
期末テストに備え、2週間前から“計画的”に勉強していたユキちゃん。
アトピー克服の際、見習うのは彼女達の姿勢です。
私のような“短期決戦型”では、駄目だったのです。
アトピー完治を目指すには、マラソンの様な“長期戦”だと心得た方が賢明です。
この方が結果的には、克服の近道を歩むことになります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 何をコツコツ頑張ればいいの?
それでは一体、何を毎日コツコツと頑張れば良いのでしょう?
ターゲットが見えなければ、頑張ることすら出来ません。
逆に、完治への最短距離を歩く為にはターゲットを絞る必要がある。
的ハズレな努力では、いくら頑張っても結果が残せないからです。
このターゲットこそが、「胃腸の健全化」です。
もっと具体的には、あなたの“腸壁を健全”にすることです。
私はアレルギーの根本療法だと思っています
次回は、この「胃腸の健全化」を実践するための具体的な方法を、私の失敗体験
と成功体験を交えお届けしたいと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】
最後までお読み頂きありがとうございます。
前回紹介しました私のメルマガ第一弾「アトピーを段階的に改善させるワンポイ
ント講座」のバックナンバーの販売内容がほぼ決まりました。
もう一度、自分なりに15回分の内容を全部読み返しました。
その結果、さらに読者の方に判りやすくするため、大部分に修正を加えました。
15回の内容を凝縮し、新たに2話分の内容をプラスしています。
この「アトピーを段階的に改善させるワンポイント講座」は、私のホームページ
よりご購入頂けるよう、ただいま環境を整えています。
近日中に当メルマガにてご連絡致します。
お楽しみに。
このメルマガでは、お金をかけず、時間をかけず、自力でアトピー克服を
目指す方法を判りやすくお伝えします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発行人 飛 鳥
関連HP アトピー完治への道
アトピー性皮膚炎克服レポート
問合せ asukairo@atopy-1.info
次回発行予定 11月20日 木曜日
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私のプロフィールはこちらです。
3 アトピー性皮膚炎が治らない理由
□■ 告白!体験者が明かす「アトピー克服の鉄則!」
■□ アトピー克服を支援するメルマガ
□■ 第3話 2003/10/23 読者数 6125人
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【このメルマガの趣旨】
アトピー克服を目指すあなたをサポートをするのがこのメルマガの使命です。
このメルマガは、「どうすればアトピーが治るのか?」と言う疑問に対して、私自身の実体験をベースに克服の秘訣を解りやすく紹介しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【目次】
・アトピーが改善しない訳 胃腸にインタビュー
・アトピー劇場「太郎の挑戦!」
・もしもし こちら飛鳥です
・編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
飛鳥です。
2週間のご無沙汰です。
今回も私の克服体験から、“アトピー性皮膚炎克服の鉄則”を覗いてみましょう。
今回はアトピーを改善する最大のポイントに迫ります。
前回は目に見える肌よりも、目に見えない胃腸の働きに触れました。
これには、甲斐太郎さんもビックリ。
気持ちは判りますが、やはり肌の状態に一喜一憂するのはアトピーを克服する上では得策ではありません。
それでは、何故、胃腸の健全化が大切なのか?
今回はなんと!
太郎さんの胃腸に独占インタビューを試みました。
何故、太郎さんのアトピーが一向に改善しないのか?
この謎を明かすべく、太郎さんの胃腸がすべて公開してくれました。
当メルマガでは驚くべきアトピー性皮膚炎克服の真実を、数回にわたり配信する予定です。
お見逃し無く。 それでは皆さん、早速、独占インタビューをお聴き下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 胃腸にインタビュー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
私 「はじめまして。飛鳥と申します。
太郎さんの胃腸でしょうか?」
胃腸 「あんたは?」
私 「はい。今回、太郎さんから特別に許可
を頂きました飛鳥と申します。」
胃腸 「何の用だ?」
私 「実は太郎さんがアトピーで苦しんでお
られます。私はきっとあなたのご機嫌
が悪いのではないかと・・・」
胃腸 「ちょっと待った!あんた一体何モンだ?」
私 「実は・・・私も以前は重症のアトピー
患者でした。一向に改善しない中、
あるキッカケで胃腸の大切さを痛感し
ました。アレルギーの根本治療は腸壁
がキーポイントだと確信したのです。
そして、自分の胃腸を徹底的に見直し
ました。」
胃腸 「ほーっ、そうかい。それで?」
私 「非常に申し上げにくいのですが・・
ひとつ質問があるのです。」
胃腸 「・・・なんだい?」
私 「決してあなたを責める気はないので」
胃腸 「だから何だよ?」
私 「太郎さんの食べたモノをキチンと消化
しておられますか?
又、栄養素として無事、血液に届けて
おられますか?」
胃腸 「・・・してないよ・・・・・」
私 「・・・・・・」
胃腸 「あんた・・・
解るだろ?出来ないんだよ!」
太郎さんの胃腸、ハッキリ言って、相当機嫌が悪いです。ちょっと近寄り難い雰囲気。
続きをお聴き下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 栄養素?それともアレルゲン?
決め手は腸のバリアー機能
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
決め手は腸のバリアー機能
私 「胃腸さん?」
「実は私、あなたの言いたい事が手にとる
ように解るのです。」
胃腸 「・・・・・・」
「そーいや、あんた、自分の胃腸を見直し
たと言ったな?」
私 「はい。その通りです。」
胃腸 「で、どんな風に?」
私 「今まで自分の都合で、負担ばかり掛けて
申し訳なかったと・・・」
胃腸 「なるほど・・・それで、どうしたんだ?」
私 「しばらく休養を取って貰い、今後は負担
をかけ無い事を約束しました。」
胃腸 「そうかい・・・
なるほど、そういう事だったのか・・
よくわかったよ。」
「それで、その後どうなんだ?」
私 「今は機嫌よく働いてくれます。」
胃腸 「違う!胃腸のことじゃない!
あんたのアトピーだよ?」
私 「お陰さまで完治しました。
あれ程ひどかった症状が嘘のように
消えました。胃腸も私の食べたモノ
をすべて消化してくれます。」
胃腸 「当然だ。
それが本来、俺たちの姿だ・・・」
私 「・・・・・・」
胃腸 「太郎は何もわかってねえ!
俺はもうヘトヘトなんだよ!
身動きが取れない!
凍りついたように・・・」
私 「やはり・・・ そうでしたか。
と言うことは、バリアー機能である
あなたの壁も・・・」
胃腸 「そうだ!お察しの通りだ!
もうスカスカになってるよ!」
私 「と言うことは、アレルギーに関して
は・・・」
胃腸 「そーだよ。解るだろ?以前のあんた
と同じだ・・・もう俺には動物性の
タンパク質なんて・・・」
私 「・・・・・・・」
胃腸 「未消化タンパクの垂れ流しだ!
アレルゲンの野郎!
やりたい放題だぜ!」
私 「やっぱり・・・」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 健全な消化はすべての基本
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
私 「ところで、あなたがこの調子だと、
その他の臓器も、やはり・・・」
胃腸 「当然だ!肝臓も腎臓もひーひー言っ
てるぜ!特に副腎のヤツ、相当ひど
いようだ。あいつは普段、おとなし
くていい奴なんだが・・・
とにかくチームワークは最悪だ!」
私 「なるほど。胃腸さん、今日はこれで
失礼します。そして、もう一度太郎
さんと話し合った上でお会いしたい
のですが・・・いいですか?」
胃腸 「・・・・わかったよ。
そうしてくれ。太郎には今まで
ずっと警告して来たんだが・・・」
私 「痒みですね?」
胃腸 「そうだ。しかし駄目だ!」
あいつには解って貰えない・・・
俺の警告を勘違いしてるんだ。
俺じゃなくて、肌の状態にばかり
気を取られている。
俺はもう正直言って疲れたぜ・・」
私 「よーくわかりました。とにかく、
今日はこれで失礼します。」
続く
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ アトピー劇場 「太郎の挑戦!」
このコーナーは、現在アトピーに苦しむ一人の人物を中心に展開します。
この人物は、私、飛鳥の分身かもしれない。
いや、ひょっとするとあなた自身の分身かも知れません・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
オイオイ、マジかよ?
俺が何時、胃腸をいじめたって言うんだ? 身に覚えが無いぞ!
大体、「タンパク質はもう消化出来ない。」って、一体どういうことだよ?
それじゃ、俺の大好きな焼肉や刺身はどーなるんだよ?冗談じゃないぜ!
「お前の方こそ、もっとしっかり仕事しろ!」って言いたいぜ! どうなってるんだ!
飛鳥さん?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ もしもしこちら飛鳥です
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回はじめて、太郎さんの胃腸にインタビューを試みました。
実は私、以前にもアトピーと胃腸の関係では、一つの試みをした事があります。
読者の中には覚えておられる方がいるかも・・・
私のメルマガ第一弾、
「アトピーを段階的に改善させるワンポイント講座」で読者の方にアンケートを行ったのです。
胃腸の調子が絶好調な方。 毎朝、決まって惚れ惚れするような立派なウンコの出る方。生まれて今日まで便秘や下痢とはほとんど無縁の方。
この様な方で、今もアトピーに苦しんでいる方はどの程度いるのかと・・・
どんな結果が出たと思います?
ちなみにこのアンケートを実施した時の読者数は550人。
このアンケートでは、数字上は見事な結果を示しました。
そうです。ゼロです。
現在アトピーの方で、胃腸に関していつも絶好調の方はいないのです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ アトピー克服のヒント
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
前回ではアトピーの治癒率が歳を重ねる程、低くなることを指摘しました。
生まれたばかりの赤ちゃんは、消化器官が未発達な状態です。
何でも消化吸収して栄養素にすることはできません。
それでは、赤ちゃんにとって一番消化に良く栄養価の高いモノとは何でしょう?
そうです。 おかあさんの母乳ですね。
赤ちゃんの消化器官には母乳が一番。
現代の女性は働き者です。
出産後、1ヶ月程で職場に復帰する人も多いとか・・・
こんな時、赤ちゃんは、 断乳?離乳食?
物事には原則やルールがあるように、人間の身体にも一つの原理原則があります。
それは、食べモノを消化すれば栄養素、未消化だとアレルゲンという事実。
この原則を無視しては、アトピーは何時までたっても改善しない。
赤ちゃんのアトピーは、時間が経ち消化器官が発達すれば、知らない間に治ってしまうパターンもゼロではありません。
自然治癒、ハッピーエンドパターンです。
しかし、年齢を重ねるに従い、この『知らない間に治った』パターンのアトピーは減少するのです。
また、『知らない間に治った』パターンは大人になって再発することもあります。
だからアトピーを克服するためには、キチンと治すための知識が必要になる。
次回は、この辺をさらに詳しく観てゆきましょう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】
最後までお読み頂きありがとうございます。
今回は皆さんにお知らせがあります。
今回紹介しました私のメルマガ第一弾「アトピーを段階的に改善させるワンポイント講座」のバックナンバーを近日中にインターネットで販売する予定です。
このメルマガではお金をかけず時間をかけず、自力でアトピー克服を 目指す方法を判りやすくお伝えします。
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発行人 飛鳥 旬
関連サイト アトピー完治への道
アトピー性克服レポート
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次回発行予定 11月6日 木曜日
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2 アトピーでハマる人のパターン
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□■ 第2話 2003/10/09 読者数 5893人
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【このメルマガの趣旨】
アトピー克服を目指すあなたをサポートをするのがこのメルマガの使命です。
このメルマガは、「どうすればアトピーが治るのか?」と言う疑問に対して、
私自身の実体験をベースに克服の秘訣を解りやすく紹介しています。
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【目次】
・アトピーでハマるパターン その1
・アトピー劇場「太郎の挑戦!」
・もしもし こちら飛鳥です
・編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ アトピーでハマるパターン その1
飛鳥です。
2週間のご無沙汰です。
それでは、今回も私の克服体験から“克服の鉄則”を覗いてみましょう。
今回はまず、アトピーという病気(症状)の本質にぐぐっーと迫ります。
早速ですが、まずは質問です。
「結局のところ、アトピーの正体って一体何なんだ?」
中国のことわざにもあります。
“敵を知り己を知れば、百戦危うからず” と・・・
敵(アトピーの正体)を知る。
己(自分の身体の状態)を知る。
これが、戦に勝つ(アトピーを克服する)ための第一歩となります。
アトピーとは、もともと“訳のわからない”という意味ですね。
だから、話しがややこしくなり困るんですね。
この“訳のわからない”アトピーの正体が、わからないままの状態では、
何時まで経っても対策は見えて来ませんね。
その結果、無駄な時間とお金ばかりがどんどん使われる情況に・・・
アトピーを克服するのに、無駄な時間とお金は必要ありません。
「ちょっと待った!」
「オイ、オイ、それって少し大袈裟じゃないか?」
「アトピーが肌のトラブルだってことは、誰だって見ればわかるじゃん!」
「そう! アレルギーによる皮膚のトラブルに決まってるよ!」
なーんて声が聞こえそうです。
ホラ、ホーラ、ホーーーラ、ホーーーーーーーラ、やっぱり、ハマってる。
実はこれが、誰もが一度は陥る、アトピー克服に「失敗するためのコツ」です。
まぁ、確かにアトピーがアレルギーであることは間違いないですね。
でも、アトピーって根本的に肌(皮膚)の病気ですか?
単に肌(皮膚)が強いか弱いかだけでアトピーになるのでしょうか?
だとすれば、アトピーは遺伝ですか?
アトピーを克服した私の身体が、こんな風に叫んでいます。
「肌に出ている痒みに惑わされるな!」「これはあくまで症状だ!」
「よーく自分をチェックしろ!」「根本的な原因は別だ!」と・・・・・
例えば、もう今更私が言うまでもなく、アトピー治療のお決まりのパターン
は皮膚に出ている症状(痒み)を抑えることが中心ですね。
ステロイドやプロトピックを塗る。
抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を飲む。
いずれも眼に見える肌(皮膚)の改善を中心とした治療法です。
目に見える症状は判りやすいし、対処(治療)もしやすい。
しかし、これだけでアトピー治りました?
いや失礼。
治る人もまったくゼロではないでしょう・・・
これで治るには、それなりの立派な理由がありますから・・・
でも、少なくとも私は駄目でした。
残念ながら・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 忘れてはいけない大切なこと
アトピーになった当初、私はこんな風に思っていました。
「医者は病気を治すプロだから・・・・」
「医者の言うこと聞いてりゃ、そのうちこのアトピーも治るでしょ。」
ところがどっこい、アトピーはそれほど甘くない。
そう。決して、決して甘くはないのです。
治るどころか、逆に時間が経つにつれ悪化する一方です。
肌が痒いから、痒みを抑えるクスリを使っているのに・・・
ゼーンゼン治らない。
要するに、ハマっていたと言うことです。
そして、やっぱり私の身体が訴えてくるんです。
「違うよ!」
「アホ!」「違うんだよ!」
「何やってんだよ!しっかりしろ!」と・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
克服の鉄則 その1
真剣に克服を目指すなら、眼に見える肌の改善だけを追いかけても駄目。
ステロイドやプロトピックは根治療法にはならない。
又、いくら高価なアトピー用スキンローションを使用しても治らない。
それは、
肌に出ている症状は、痒みとして警告を発しているに過ぎないからです。
痒みを通して「やばいぞ!」「早く気づけ!」と叫んでいるだけなのです。
だから、これを無理やりクスリで押さえ込んでも根本治療にはならない。
それでは、どうすれば良いのか?
眼には見えない所を改善する必要があるのです。
眼に見えない部分とはどこでしょう?
はい。胃腸です。
眼に見える部分(皮膚)の状態ではなく、眼に見えない胃腸を改善する。
ここにターゲットを絞った努力をすることが最大のポイントになります。
大切なので繰り返します。
アトピーを克服するためには、根本原因であるアレルギーの対策が不可欠です。
そのアレルギーの改善には、まず消化器官に目を向ける必要があります。
消化器官とは、具体的には胃腸のことです。
まず、「胃腸の健全化」を目指すことが、克服の早道だということです。
ここに気づかなければ、克服への一歩が踏み出せません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ アトピー劇場「太郎の挑戦!」
このコーナーは、現在アトピーに苦しむ一人の人物を中心に展開します。
この人物は、私、飛鳥の分身かもしれない。
いや、ひょっとするとあなた自身の分身かも知れません・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
オイ、オイ、どーいうことだよ!
何だってアトピーと胃腸とが関係するんだ?
アトピーとアレルギーの関係は、何となく俺にもわかるつもりだ。
しかし、どーして胃腸なんだよ?
んな訳ねーだろ!
大体「胃腸の健全化」なんていきなり言われても・・・
一体どうすりゃいいんだよ?
肌の状態なら判るけど、胃腸の状態なんて目に見えないじゃないか!
ファイバースコープでも入れろ!ってか?
でも・・・ そう言えば、俺、元々あまり胃腸は強くないな・・・
子供の頃から便秘はするし、下痢もちょくちょくあるよな・・・
まぁー どちらかと言えばトイレは長い方だけど・・・
それにしても、俺の胃腸がそんなに問題なのかよ?
確かに毎日、ウンコがキチンと出る訳じゃ無いけど・・・
それじゃダメなのかよ?
今まであまり気にしたことは無いけど、そんなに俺の胃腸がアトピーに影響し
ているとは思えないけどな・・・・
それに、俺がアトピーになったのは幼稚園に入る前だけど、今まで小児科の医
者も皮膚科の医者も誰ひとり胃腸がどうのこうのなんて言わなかったぞ。
小児科の医者はとにかく、食べ物にうるさかったな・・・
「アレは駄目」「コレも駄目」なんて。ウンザリだった・・・
子供でも気が滅入るぜ。給食の時が最悪だったよな・・・・
あの頃は・・・いやいや、もう思い出したくもねーよ。
懐かしいところでは「除去食」「回転食」なんてのもやったよな。
でも結局、アレって一体何だったんだ?
アレルゲン反応の出たモノは、食べないようにするんだよな?
だから、アレルゲン反応の無いモノばかりを1週間回転させて食べるんだっけ。
でも、全然ダメだったよ。
もう「回転」するのは、寿司だけで充分だ。
それに比べて、皮膚科の医者はダニが大好きだよな。
「アトピーに食事は関係ない!」なんて断言してたからな・・・
とにかく、ダニ、ダニ、ダニの連発だったな。
これには当時、おふくろも結構マイッテたよ。
「私、そんなに不潔にしてるつもりないんだけど・・・」なんて、まったくだ。
でも、あの皮膚科の医者は親切だったと思う。
勤務外に俺の自宅まで来て、家じゅうをチェックしてくれたしな・・・
あれは俺が中学の時。そう、高校受験を控えた頃だ。
受験の為に親父が畳とカーペットを止めて、全部フローリングにしてくれたんだ。
そういや、掃除機もダニ取り用の強力なモノの買い換えたっけ・・・
結局、何とか希望の高校に入れたんだが・・・
でも、家じゅうをフローリングにしても、俺のアトピーは良くならなかった。
親父には申し訳なかったが・・・
とにかく、俺は自分なりに30年近くアトピーを克服しようと一生懸命やって
きたつもりなんだよ。 だから思うんだ。
「俺のどこが悪いんだ?」「まだまだ努力が足りないのか?」って・・・
でも、飛鳥さん。
まだ良くわかんねーけど、今までアトピーと胃腸の関係を指摘した人は初めてだ!
もう少し詳しく解説くれ! 頼むぜ!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ もしもし こちら飛鳥です
太郎さん、子供の頃からアトピーを治す為にいろんなことを試されましたね。
ちなみに私も「除去食」「回転食」「掃除機」「フローリング」は経験済みです。
しかし現実は厳しい。
いくら頑張ってお金を掛けても、努力の方向が違えば改善はしませんね。
これが、身を持って体験した私の感想です。
太郎さんの場合も努力が足りないのではなく、努力するターゲットに問題が
あったようですね。
いや、太郎さんだけではありません。
アトピーになれば大抵の人の場合、眼に見える症状に関心が行き、眼に見え
ない部分に関しては注意を払えないのがごく普通のパターンだからです。
眼に見える部分とは痒くなった肌の状態で、眼に見えない部分とは働きが弱く
なった胃腸のことです。
しかし、現実問題としてアトピーを克服するのに、「胃腸の健全化」を避けて
通ることは出来ません。
何故、「胃腸の健全化」がアトピー克服に大切なのでしょう?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ アトピーは治したの? それとも治ったの?
生後間もない子供のアトピーが、幼稚園に入って治った。
幼稚園児のアトピーが、小学校に入学したら治った。
小学校低学年のアトピー児童が、高学年になったら治った。
小学校高学年のアトピー児童が、中学校に入ったら治った。
一般的にこの様な“アトピー自然消滅現象”は良く聞きます。
また、実際に“結果オーライ治癒”は、一昔前には最も多いパターンです。
(現在ではこのパターンも徐々に当てはまらなくなってきている。)
ひどかったアトピーが何故、中学生になると治る場合があるのでしょう?
これは明らかに、知らない間に何となく「治った」アトピーですね。
しかし、中学生のアトピーが高校生になれば治るのでしょうか?
また、高校生が大学に入ればどうでしょう?
くどいようですが、就職すれば・・・
残念ながら、年齢を重ねるごとに、この「治った」パターンは減少します。
これは自然治癒の可能性が年齢を追うごとに低くなることを意味しています。
中学生以上だと、いつの間にか何となく「治った」パターンは激減するのです。
そして、きちんとした「治す」ためのアトピー対策が必要になります。
実はここにアトピーを克服するうえで「胃腸の健全化」が不可欠である大きな
ヒントが隠されているのです。
私たちの食べた物は、充分に消化され吸収されれば栄養素になります。
しかし、未消化のまま吸収されてしまえばアレルギーを引き起こす原因のアレル
ゲンになると言う身体上の原則があります。
特に、未消化のたんぱく質は異物としてアレルゲンに変身します。
そして、この食べ物を消化吸収するところはどこでしょう?
そうです。胃と腸です。
とりわけ、腸の壁、腸壁はもっとも大切なポイントを握っているのです。
子供の成長と共に、消化器官も未発達な状態からより完成したものへ向かいます。
消化吸収能力が高い消化器官では、アレルゲンの発生率が極端に低くなります。
次回では、この辺をさらに詳しく観てゆきましょう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】
最後までお読み頂きありがとうございます。
今回は少し堅い内容になりました。
実際、私もこの辺を自分なりに理解するまでは、まさに失敗の連続だったのです。
少しでも参考になれば幸いです。
このメルマガでは、お金をかけず、時間をかけず、自力でアトピー克服を
目指す方法を判りやすくお伝えします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発行人 飛 鳥
関連HP アトピー完治への道
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次回発行予定 10月23日 木曜日
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創刊号 アトピーは「不治の病」じゃない
□■ 告白!体験者が明かす「アトピー克服の鉄則!」
■□ アトピー克服を支援するメルマガ
□■ 創刊号 2003/09/28 読者数 5673人
■□ 関連サイト
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【目次】
・アトピーは「不治の病」じゃない!
・アトピー劇場「太郎の挑戦!」
・もしもし こちら飛鳥です
・編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ アトピーは「不治の病」じゃない!
はじめまして、発行人の飛鳥です。
今回、新しくメルマガを配信することになりました。
「何故、アトピーって治んないんだろう?」
「どうして俺だけがこんな目に遭うんだよ?」
「もういい加減にしてくれ!」
アトピーって、ホントに残酷な病気です。
症状が他人にビジュアルに映る生々しさは、猛烈なストレスで返ってくる。
急激なリバウンド症状は別としても、ひょとしてアトピーそのものより、
むしろアトピーから受ける精神的なダメージの方がキツイかもしれない。
また、場合によっては、かなり追い詰められた経験をするかも・・・
そんな中、私が最もキツイと感じたのは、こんな出来事でした。
それはある日突然、通院中の皮膚科の医師からいわれた一言。
「アトピーは治らないですよ。」
「だから薬でコントロールしながら、一生上手にお付合いしなさい。」
「・・・・・・・・・・」
「治らない?」「えっ 治んないの・・・」
「じゃ、俺はこれから・・・」
「えーっ!」「ちょ ちょっと・・・」
「治らないって、センセ?」「オイ、そんな事言うなよ。」
「はい」「次の方!」
これってアドバイス、それとも“不治の病”宣言?
ガーン、ガーン、ガーン、ガーン、ガーン、ガーン! ヘナ、ヘナ、ヘナ。
身体中から力の抜けてゆくのが、ハッキリと判った。
「一生お付合い?」
「これから死ぬまで・・・」
「・・・・・・・・・・・」
「嫌だ!」「嫌だ!」「嫌だ!」
「俺はアトピーなんかと上手くお付合いしたくない!」
「治したいんだ!」
これが、私のアトピー克服の原点かも知れません。
私は、どうしてもアトピーを治したかった・・・
上手にお付合いするんじゃなくて、綺麗にサヨナラしたかった・・・
そして、痒みの無い普通の生活を取り戻したかったのです。
ここのところは、ハッキリさせましょう。
アトピーは、“不治の病”ではありません。
もし、アトピーが治らないなら、僕って何?
また、人類史上アトピーを克服したのは、私が初めてではありません。
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■ アトピー劇場「太郎の挑戦!」
このコーナーは、現在アトピーに苦しむ一人の人物を中心に展開します。
この人物は、私、飛鳥の分身かもしれない。
いや、ひょっとするとあなた自身の分身かも知れません・・・
俺、甲斐太郎、今年で30歳だ。
仕事は今のところ、まぁ、普通に会社勤めをしている。
おっと! この表現は適切でないかも知れない。
実は最近になって、やっと何とか普通に働ける情況になったんだ。
「彼女?」 2年前に別れたよ。
いろいろあってね・・・
でも最近じゃ、独身生活にも随分慣れた気がする。
まぁ、とにかく今の所、何とかやってるって感じだよ。
そうそう、これはアトピーのメルマガだったんだ。
アトピーに関しては、ハッキリ言って俺、もう半分あきらめかけてるよ。
とにかく、何をやってもまったく駄目なんだ。
もう何もかも無駄、無駄、無駄って感じかな?
俺の人生もアトピーさえ無けりゃ、随分違うと思うんだけどな・・・
まぁ、今更何を言っても始まらないよ。
ところで、今回はちょっと気になるホームーページを見つけたんだ。
飛鳥って人のモノだが、何となく気になるんだ。
何でもこの人、自分でアトピーを治したらしい。
しかも、相当強烈なバウンドを体験した様子だ。
何か、俺と似てるんだよなぁ・・・
俺、ハッキリ言って、もうアトピーに関しては、医者なんてまったく信用し
てないんだよ。何よりもステロイド漬けの治療はもう沢山だ。
今回、この飛鳥さんがメルマガを配信するらしい。
そこで、俺に登場の依頼があったって訳だ。
まぁ、あまり期待し過ぎるのはよそう。
裏切られた時に、今までみたいな嫌な思いをするのはもうゴメンだ。
でも、病院に行って散々待った挙句、「はい。これ塗って」と3分で終わり
の診療よりは面白いかもな・・・
この人、何でも自分のアトピーが治っただけでは満足できずに、会社を退職し
てまで克服の方法を研究したらしい。
2年後復職したらしいが、まったく良くやるぜ。
でも、一体どうしたら自分でアトピーを治すことなんてできるんだ?
そんなことが本当にできるモノなのか?
大体、アトピーってホントに完治することなんて出来るのかね?
ちょっと大げさじゃないの?
「アトピー完治への道!」なんて・・・
まぁ、とりあえず期待してるぜ! 飛鳥さん。
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■ もしもし こちら飛鳥です
飛鳥です。
甲斐太郎さん。「かいたろう」とお読みするんですね。
いやー 名前の通りアトピーとはいかにも縁がありそうですね。
いやいや失礼、冗談です。
私のことも少しご紹介頂き、ありがとうございます。
太郎さん、アトピー歴はどの程度なのか良く判りませんが、アトピーを治す為に
今まで随分いろんなことを試されたのでしょうね。
ステロイドを塗ったり、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を服用してもアトピーが
改善しない場合、多くのアトピー患者はまず最初に西洋医学的なアプローチに疑
問を感じ始めますね。
このパターンは、私自身も体験しました。
登竜門とも言える“漢方治療”に始まり、民間医療にも走りました。
「アトピーに効く!」と言われるモノには、殆んど手をつけたと思います。
あまり思い出したくないけれど、先祖の霊が・・なんて少し危険なモノにも・・
今思えば、とにかくアトピーを治したい一心だったのです。
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■アトピーを治すのに、お金をかける必要はない
アトピーを治そう!と思い、一生懸命になればなるほどお金がかかります。
浄水器を購入したり、カーペットをフローリングに変えたり、中には我が子の
アトピーの為に真剣に田舎へ引越しを検討される場合も・・・・・
でも、これでアトピーは良くなるのでしょうか?
アトピーはお金を掛けたからといって、治る保証はどこにもありません。
むしろ私の克服体験からすれば、継続のできないお金のかかる事や難しい事を
無理して頑張る必要はありません。
自分自身の日常生活を見直し、ほんの少しアトピー克服の工夫をするだけです。
克服のために、当たり前のことを当たり前にキチンとするだけです。
むしろ、努力、根性、忍耐を強調するのは良くないかもしれない。
あなたのアトピーは、いまどんな状態ですか?
私のアトピーは自慢じゃないけど、並大抵じゃありませんでした。
おまけに強烈なリバウンドで緊急入院までしています。
ちょっと危ない情況で、間違いなくレベル4のアトピーでした。
アトピーのレベルについては、こちらのページにまとめてあります。
それでもやっぱり、どんなアトピーでも克服するのに大金は要りません。
アトピーを克服するには、克服する為の条件を一つ一つ積み重ねる。
これが私の経験上最も確実で、しかも一番の近道だと思います。
このメルマガでは、お金をかけず、時間をかけず、自分の力でアトピーを克服
する方法を判りやすくお伝えします。
お楽しみに。
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【編集後記】
最後までお読み頂きありがとうございます。
如何でしたか?
あなたのアトピー克服のサポートになりそうですか?
現在、私はアトピーとは無縁の生活を送っています。
悪夢の様な、あのアトピー地獄はもう過去の出来事になりました。
しかし、まだまだ克服できない数多くの人がいます。
時間の許す限りサポートしたいですね。
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発行人 飛 鳥
関連HP アトピー完治への道
アトピー性皮膚炎克服レポート
問合せ asukairo@atopy-1.info
次回発行予定 10月9日 木曜日
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